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管理人がX(旧ツイッター)上に書いた、おもに「遊星仮面」のストーリーに関する書き込みです。
このページに掲示しているのは、2013年8月6日からの内容です。
それらを時系列に並べ、適当なところで区切り、下記のように並べてみました。
クリックすると、このページ内の記述箇所に移動します。
略する場合は(略)と記載するか網掛け処理を。あからさまな誤字脱字は訂正。URLはほぼ削除か該当するページ名に変更。それ以外では原則原文を記載。(重要箇所にはリンクや太字や色づけなどの処理も。)
「遊星仮面」で戦争発端となったのも、終結へと繋がらせたのも、皮肉なことに広い意味での原爆。どちらでも多大な人命が失われる。漫画版の番外編では、戦後復興されようとする都市が舞台に。★ただ残念なことに、残留放射能には考慮至らず。(略)2013/8/6
「遊星仮面」のリメイクを書くなら、宇宙忍者サップスは10代の少年少女中心にしたい。大人なら、彼らが成長した者か、疎まれ差別される立場の者か。★理由は、主人公と同世代の方がお話が創り易いとか、読者の年齢層にあわせてとか、ではない。それが実際の戦争の、最もダークで悲惨な現実だからだ。2013/8/10
“子供達は戦争には関係ない。子供達を殺すことは人間がやることではない。子供達を戦争に巻き込ませるな!”
その叫びは、私が支援する黎明期TVアニメ『遊星仮面』にもある。特に9話、 31話。(略)2014/12/18
アニメ「遊星仮面」20話には戦争孤児の悲劇。正確には母親生存だが、敵星人なので強制収容所に。なのでハーフとしての悲劇も…。
最終的に彼は行方不明となり物語的には中途半端。ラストには焦点がズレたような主人公の呟き。そこには戦後の戦争孤児と同世代の原作者が見た現実と、無念さが滲む…。2015/3/25
(略)20話には戦争孤児、及び敵国とのハーフという二重の苦しみを背負わされた幼い少年が。彼は最後行方不明となり、ストーリー的に中途半端だが……戦後の日本がそういう境遇の子供達を救いきれなかった実態を表してるとすれば、この話は重い…。2015/4/6
TVアニメ「遊星仮面」も原爆と深い関連がある作品だ。地球と、友好関係にあったピネロン星との間で起きた戦争。その発端は、工業用の原子核ボンベが意図的に核分裂させられ、原爆となり、それによってピネロン星の住民が大量虐殺されたことによる。
それは、同胞を犠牲にしてまでの陰謀だった…。2015/8/6
『遊星仮面』第5話のラスト、父を殺された少年に主人公が「戦争が悪いんだ」と諭すシーン…。20年近く前の初見時には反発したが、今では……報復の連鎖を防ぐにはこうシメるしかなかったと……あの理不尽な戦争を体験した者にはこう思うしか気持ちの持っていきようがなかったのだと、理解してる。2015/8/27
テロが横行する世の中を憂う。****教徒という理由だけで疑われ排除されるを憂う。多数を救う理屈で少数を犠牲にする空爆が容認されてるを憂う…。一歩引いてみるべきかと。手前味噌ながら「遊星仮面」第9話は今こそ見て欲しい内容。(略)2015/12/6
テロを起こそうとする者に問う。そこにいる子供達…小さき者達は、貴方の敵なのか…?!
人間の良心を問う半世紀前の作品 →「遊星仮面」第9話ステッキィーの最後:(略)2015/12/9
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(略)『遊星仮面』第20話「サップス7号ギルドン」(略)ギルドンと遊星仮面の戦いの陰には、戦時下の子供に対する深刻な人権侵害(敵国人の血をひくハーフへの差別と迫害/戦争孤児の悲惨さ)が描かれてる。2016/3/26
(略)9話「ステッキィーの最後」……子供を戦争に巻き込ませるな!2016/5/29
いゃ~面白い。第12話に出てくるゴロツキーってキャラのことを私は“とんがり○ゲ”と称したが、さる方は“落武者○ゲ”と…。(略)2017/2/14
(略)最終回で描かれる戦争の悲劇は、民間人の大量犠牲。故郷に帰ることを願った女性も、無残にも…。(略)2017/7/8(←※現在このポスト(旧ツイート)は、X(旧ツイッター)上から削除)
(略)第1話の最大のキモは、ラスト近くで同胞に銃を向けるキニスキーだと私は思ってる。(略)彼個人の異常でなく戦時の異常なのだ。2017/7/16
(略)この作品は、戦争による最大の被害者は民間人、それも女性や子供であると、一貫して描いてる。#1 #2冒頭 #5 #9 #15の一部 #16の一部 #20 #29 #31など。そして最終回2017/7/23
(2018年アメリカ・トランプ政権下での)親子を引き離す米の不法難民処理に対しては、マニアックで申し訳ないが、『遊星仮面』第2話での母子引き離しのシーンを思い出した…。
敵星人として拘束され強制収容所に入れられる母親は、地球人の血を引くわが子(乳児)と無理やり引き離され…
ストーリーの展開上、おそらくは永遠の別れに…2018/6/22
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@(会話先)(略)ヘスラーが宇宙船内に侵入したのは、確認の為ではなかったかと。2020/7/6
@(会話先)(略)指輪は、彼にとっては報告義務のない自分だけの「戦利品」に映った? そういう欲で取ったのはないかと…。(略)2020/7/6
@(会話先)『遊星仮面』38話についてですが…
謎は、へスラーがどの時点で宇宙船に侵入し、どの時点で原爆に仕掛けをしたか、になりますね。
爆破直前、アトランタが逃げロバートが倒れてるとこに彼が現れたのは、爆破の確認もですが、自分が確実に逃げれるように船を操作する為だったかも……と考え始めてます。2020/7/7
@(会話先)指輪をヘスラーが戦利品にしたと考えたのは、ある意味制作側の意図があったのではと思って…。
サップス達は、顔こそ凶悪ですが、じつは「悪人」と断定できる人は殆どいない。皆仕事熱心な忠臣で、祖国愛に溢れてるとも言えます…。
そんな中で、ヘスラーだけは卑しい。彼は余計なことをしたのです。2020/7/7
@(会話先)ヘスラーは両親の尊厳をも踏みにじったと感じたピーターが、感情的になって彼を殺す。それもアリだよね~と視聴者に思わす為に。
(でないと普通あの場合、殺さず捕まえますヨ。黒幕が誰かを吐かせる為にも)(略)2020/7/7
@(会話先)あ、私えらい間違いしてる! ヘスラーが指輪を取ってる映像はアトランタの記憶だった!
だったらアトランタはあの場にいた? なぜ止めれなかった…?
謎です!
解決できる案は、逃げてくアトランタの頭脳に、暫くの間船内の様子が転送されてた、ということでしょうか。ロバートの最期を記録する為に。2020/7/7
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なお、アニメ『遊星仮面』のラストの解釈については、意見が分かれてるようだ。
今回紹介したサイトでは「後味良し」としてる。
しかし、こちらの『遊星仮面』評価サイトでは、「必ずしも明るい未来が来るとは限らない」不穏なものだと解釈している。(略)2020/10/25
『アニメと戦争』(藤津亮太/著 日本評論社)で(略)で取り上げられた第18話「ピネロンマークに惑わされるな」の粗筋は、遊星仮面ファンサイトのこちらに。2021/8/4
第18話「ピネロンマークに惑わされるな」についての私の解説は、2007年当時のもので、今から見るとちと生ぬるい。
この回について評価は、藤津氏含め、他の人によるものの方がより深い内容になっている。
フォロワーさんのサイトでの評価も深い。2021/8/4
遊星仮面ファンサイトに、『遊星仮面』制作前の物語設定書2種類の画像を載せている。この4月より。
より初期の設定書と思われる「ピーター・ピネロン」での主人公ピーターの境遇は、『サイレントメビウス』のラリー・シャイアンに似ている。
中の人は奇しくも、同じ藤田淑子氏。2022/5/20
1966年のTVアニメ『遊星仮面』29話より:
地球とピネロン星との戦争に反対し、地球に亡命した(いうか遊星仮面が連れてきた)ピネロン星のゴーグリ博士。
地球軍将校キニスキーは、ピネロン側の軍事機密を知る彼を拉致し、拷問し、機密を聞き出そうとするもゴーグリは拒否。2022/10/6
双方の戦闘激化は耐えられないとゴーグリ。
キニスキー「勝手なことを抜かすな!いいか、我々はピネロンの無茶な攻撃にあって血みどろの戦いをしているんだ!」
ゴーグリ「武器を捨てての話し合いなら幾らでも協力しよう」
キニスキー「黙れ!いくら口で平和を唱えても戦争は終わらないんだぞ」2022/10/6
キニスキー「勝つか負けるか、要は戦力にある」
ゴーグリ「いや、武器のある所に平和はない。お互いが理解を持って歩み寄ることが大切じゃ」
……時代によって捉え方が変わる会話。
ロシアによるウクライナ侵略での現状を見てると、キニスキーの言葉も間違ってはいないと感じてしまう悔しさ、虚しさ…。2022/10/6
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(略)「戦争やめろ 」「戦争をやめろ 」――主題歌にあるこのメッセージは、全話全て見ることでより深く心に届く。
民間人を巻き込み民間人を盾にとる戦争の本質が、特に最終話ではっきりと!2023/10/17
ただ、そういう時代だったのか、ヒーロー(遊星仮面)が戦場で一般兵士を殺すシーンが多い。
問題なのはそれが軽く流されてしまってること。ある意味「正義」にされてしまってること。(略)
だから今の時代、広く一般向けには視聴を勧められないのがジレンマ。2023/10/18
ファンサイト運営者が言うのもなんだが、純粋に、今『遊星仮面』は配信すべきタイミングでは、とは思うのだが……。2023/10/18
ただ60年近くも昔の作品なので、絵の稚拙さ以外にも、今では許されない表現や納得できない表現もある。
だから、広く一般向けには視聴を勧められないものの……こんなタイムリーな問題作をDVDを買うことでしか視聴できない現状は、製作会社(エイケン)にとっても損なことだと思うのだが…。2023/10/25
(略)『遊星仮面』最終話での民間人の大量死については、掲示板アニメぶろぐなBBSの常連の方々の発言を集めた【最終話についての考察】頁https://yusei-kamen.info/deb/storylast.htmlでより詳しく。
「なんと皮肉な最終回!」項目内では、アニメ『海のトリトン」の最終回と似ているとの発言も。2023/11/3
60年近く昔のアニメ『遊星仮面』は、技術的稚拙に加え今では許されない表現などもあり、幅広くには視聴を勧められないが…
そういうことが理解できる人に対しては、戦争が広がる今こそぜひ見てほしいと勧める。
制作会社自身はこの作品をあまり評価していない?
なら猶更、動画配信再開を切望する!2023/11/3
(略)今の時代に合うようにと書いていってるのが、私のリメイク小説である。https://yusei-kamen.info/mycreate/index.html
(特にアニメ第3話での遊星仮面登場以降の内容は、とても今の時代では流せない。手直ししないと…)(略)2023/11/3
(略)反戦メッセージは全話見て明確に。
一般兵士を白兵戦で殺しまくるなど、今では許されない表現があるものの、それは原作者の意向ではなかったかも。
原作者の意図はまさに「戦争やめろ」2023/11/23
原作者=足立明氏。
「戦争(を)やめろ!」とは、三木鶏郎氏が作曲・作詞を担当された主題歌の歌詞。
今こそ叫びたいこのメッセージを記された三木氏は、関東大震災時の悲惨な状況も体験されている。(略)2023/11/23
『遊星仮面』(略)「戦争(を)やめろ」は、主題歌の冒頭に。
ヒーロー物の体裁を取りつつ、(星間)戦争によって生じる残酷/理不尽を描く。
特に、敵星の民間人は強制収容所に入れられ、働かされ、最後に…。(略)2023/12/1
今世界で起きている戦争は、侵略戦争……それに内戦も含めてジェノサイドが!
各地で共通しているのは、民間人の虐殺!
『遊星仮面』においても、最終話で、民間人の大量死が…。2023/12/1
(略)民間人の犠牲 (平和時に地球に移住してきていたピネロン星の民間人たちは、戦争が始まると地球人との間に生まれた我が子と引き離され強制収容所に/最終話でおそらく彼らのほとんどが死亡…) (略)2023/12/8
主人公を含め、ハーフは原則、強制収容所には入れられない。それは、たとえ乳児であっても、強制収容所に入れられる親から引き離されることを意味する。
身寄りをなくした子どもたちは孤児院に。あるいはホームレス、ストリートチルドレンに…。(略)2023/12/8
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(略)『遊星仮面』は、TVアニメ創世記の作品だけに、現在では鑑賞に堪えられない部分も多いとは思う。
ただこの9話は現在でも通用する傑作!(略)2024/9/2
(略)『遊星仮面』の致命的欠点ともいえる「主人公が意味不明」「二重性格?」って現象も、こういうところ(=原作者の原案が捻じ曲げられた末の設定)からきているのかも。
コミカライズを担当された楠高治氏もこの点に困惑、「ピーター(=主人公)は、わけわかんなかったよ」とおっしゃってた。2024/9/5
10代以下の女性はヒロイン含め2名しか出てこなかったと思われる『遊星仮面』。
そのヒロインもアニメではほぼ添え物。唯一焦点が当たったと言える?のは18話。
この18話については、2021年『アニメと戦争』(藤津亮太/著 日本評論社)で取り上げられてる。2024/9/5
(略)『遊星仮面』は、全話見ないと色々とわからない。
しかも大人の視点での深読みが必要とくる。(特に最終話をどう見るかは、この深読みの程度にかかる)2024/9/5
@(会話先)タツノコの『逆転イッパツマン』の路線ですね。途中で正体を明かして展開を変えました。素の主人公はピーターに似てますし、『遊星仮面』を反面教師にしたのかも…。(略)2024/9/5
@(会話先)(略)寺沢武一氏の『ゴクウ』の目にあるようなシステムが、あのアイマスクの中にあればいいのかも~。2024/9/7