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▼心優しきテロリスト
地球と敵対するピネロン星のテロリスト。特徴的なのは、悪魔を思わせるようなくせ毛の髪と、レーザー銃にもなる武器のステッキ。遊星仮面打倒のために地球に送り込まれる。
命令とあらば人殺しもいとわない非情なテロリストであるが、無垢な子供には手出しができない一面も併せ持つ。
そのため、結果として自分の命と引き換えに、敵であるはずの大勢の地球の子供たちの命を救うことになる(9話より)。
漫画版にも登場するが、エピソードも人物像も、アニメ版とは全く異なる。
漫画版でのエピソードは以下のとおり。
上司ゲルゴンに右肩を撃たれ仮死状態にさせられ、地球に送り込まれたステッキィー。
最初に発見したキニスキーによって、脱走した捕虜の死体として焼却処分されそうになるが、途中で蘇生し逃走。遊星仮面を探そうとするものの、肩の傷が悪化して倒れ、今度はソクラトンに発見される。
運ばれたソクラトン邸ではピーターに疑惑をもつが、くわしく調べる前にキニスキーにかぎつけられ逮捕。不審人物として拷問を受けるがまたも逃走。
ついには武器のステッキを持って暴れまわり、現れた遊星仮面をも圧倒するが、右肩めがけて放たれたシューターによって右腕を切り落とされ、そこで誰が遊星仮面かをはっきりと認識し、息絶える。
アニメ34話に出てくるユンゲと似た最期。人物像はアニメ版とは異なり、敵悪役の域を出ていない。
なおアニメ版の声は、今もご活躍中の内海賢二さん。他にもゴードン(30話)等、幾人かのゲストキャラの声も担当されている。
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▼個性的な敵キャラたち
見かけも能力も、まさにクモそのもので、とても人間とは思えない。
口から強力なクモの巣状の繊維を吐き、地球の大勢の市民たちをからめとって、人質に。
軍やマスコミをも巻き込んで、ある意味大活躍をする(10話より)。
遊星仮面との戦いは、今見てもなかなか迫力あり。
頭の形が特徴的なサイボーグ。手足のとりかえが3度まで可能で、ジェット噴射で空を飛べ、体内には自爆装置が入っている。
慢心に浸って失敗したり、1人で勝手に騒いだりやたら独り言が多かったりと、どこかマヌケでバカっぽい。
ある雑誌(2001年発行の某フィギュア誌)においては、酔っ払いのおっさん とまで評される。
(12話)
ピネロン軍将校。シリーズ中屈指の卑怯者。
地球軍将校に化けて破壊工作を推し進めるが、遊星仮面に邪魔され形勢不利と見るや、子供を人質にして逃げようとする。
とんがり○ゲで、なにより声が個性的……というか異様。
ゲゲゲの鬼太郎の親父さんが少し声を低くし、巻き舌キツく歌舞伎調子でしゃべっているような声 といえばわかるだろうか。7話にでてくるスピンと、おそらくは同じ声である。
(25話)
黒ずくめの達磨大師(←日本画参照)の目をもっとひんむき、眉毛をもっとゲジゲジにし、くちびるを完全タラコ化させたような容姿のサップス。
その顔のすごさと英雄志向の強さから誤解されがちだが、じつは忠誠心が強く、自らの命を省みず最後まできっちり任務を遂行しようとした、まじめな人である。
声は、“バカボンのパパ”の雨森雅司さん。
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(32話)
れっきとしたピネロン軍の軍曹だが、地球の民間人のようなラフないでたちは、とても軍人とは思えない。
地球人に化けてひそかにスパイ活動でもしていたのかもしれない。そうした有能さゆえか、遊星仮面をピーターと見破ってしまう。
顔も体もごつくて野性味あふれ、荒々しくクールだが、過ちを素直に認めるまっとうな心を持ち、最終的には主人公の味方になる敵キャラ。
今なら確実に(特に女性の)人気の沸騰するおいしいキャラだが、残念ながら活躍する時間は短く、遊星仮面(ピーター)をかばって命を落とす。合掌。
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▼唯一の女性の敵方キャラ
(本名不詳) (26話)
11号、12号という男性サップスを率い、シリーズ一番の美女(科学者)に化けて地球の科学者たちの暗殺を企てるが、当然のように遊星仮面に見破られ、直接彼の手によって葬られることに。
本体は、中年のオバハンか魔女にしか見えない怖い人。コスチュームの背中に生やした2つの羽は、首もとのネックレス同様、おしゃれのつもりなのかもしれないが、センスが……。
声は野沢雅子さん。
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