遊星仮面

キャラクター紹介
気になるゲストキャラ


*パソコンからご覧の場合は押しても変化しません*


ここで紹介しているのは、以下の8人です。

下記の名前をクリックすると、このページ内の説明箇所に移動します。


▼心優しきテロリスト

ステッキィー

(=サップス1号) (話、 9話

地球と敵対するピネロン星のテロリスト。特徴的なのは、悪魔を思わせるようなくせ毛の髪と、レーザー銃にもなる武器のステッキ。遊星仮面打倒のために地球に送り込まれる。

命令とあらば人殺しもいとわない非情なテロリストであるが、無垢な子供には手出しができない一面も併せ持つ。

そのため、結果として自分の命と引き換えに、敵であるはずの大勢の地球の子供たちの命を救うことになる(9話より)。


漫画版にも登場するが、エピソードも人物像も、アニメ版とは全く異なる。

漫画版でのエピソードは以下のとおり。

上司ゲルゴンに右肩を撃たれ仮死状態にさせられ、地球に送り込まれたステッキィー。

最初に発見したキニスキーによって、脱走した捕虜の死体として焼却処分されそうになるが、途中で蘇生し逃走。遊星仮面を探そうとするものの、肩の傷が悪化して倒れ、今度はソクラトンに発見される。

運ばれたソクラトン邸ではピーターに疑惑をもつが、くわしく調べる前にキニスキーにかぎつけられ逮捕。不審人物として拷問を受けるがまたも逃走。

ついには武器のステッキを持って暴れまわり、現れた遊星仮面をも圧倒するが、右肩めがけて放たれたシューターによって右腕を切り落とされ、そこで誰が遊星仮面かをはっきりと認識し、息絶える。


アニメ34話に出てくるユンゲと似た最期。人物像はアニメ版とは異なり、敵悪役の域を出ていない。

なおアニメ版の声は、今もご活躍中の内海賢二さん。他にもゴードン(30話)等、幾人かのゲストキャラの声も担当されている。

―――――

【皆様からの作品批評 第1クール(1話~13話)について】ページより、こちらもご参照ください。

【皆様からの作品批評 キャラクターについて】ページより、こちらもご参照ください。


>>>このページの最初に戻る

▼個性的な敵キャラたち

スピーデル

(=サップス2号) (10話、 11話

見かけも能力も、まさにクモそのもので、とても人間とは思えない。

口から強力なクモの巣状の繊維を吐き、地球の大勢の市民たちをからめとって、人質に。

軍やマスコミをも巻き込んで、ある意味大活躍をする(10話より)。

遊星仮面との戦いは、今見てもなかなか迫力あり。

ギルドン

(=サップス7号) (20話

頭の形が特徴的なサイボーグ。手足のとりかえが3度まで可能で、ジェット噴射で空を飛べ、体内には自爆装置が入っている。

慢心に浸って失敗したり、1人で勝手に騒いだりやたら独り言が多かったりと、どこかマヌケでバカっぽい

ある雑誌(2001年発行の某フィギュア誌)においては、酔っ払いのおっさん とまで評される。

ゴロツキー

12話

ピネロン軍将校。シリーズ中屈指の卑怯者。

地球軍将校に化けて破壊工作を推し進めるが、遊星仮面に邪魔され形勢不利と見るや、子供を人質にして逃げようとする。


とんがり○ゲで、なにより声が個性的……というか異様

ゲゲゲの鬼太郎の親父さんが少し声を低くし、巻き舌キツく歌舞伎調子でしゃべっているような声 といえばわかるだろうか。7話にでてくるスピンと、おそらくは同じ声である。

ムント

25話

黒ずくめの達磨大師(←日本画参照)の目をもっとひんむき、眉毛をもっとゲジゲジにし、くちびるを完全タラコ化させたような容姿のサップス

その顔のすごさと英雄志向の強さから誤解されがちだが、じつは忠誠心が強く、自らの命を省みず最後まできっちり任務を遂行しようとした、まじめな人である。


声は、“バカボンのパパ雨森雅司さん。

―――――

【皆様からの作品批評 キャラクターについて】ページより、こちらをご参照ください。

ネスマン

32話

れっきとしたピネロン軍の軍曹だが、地球の民間人のようなラフないでたちは、とても軍人とは思えない。

地球人に化けてひそかにスパイ活動でもしていたのかもしれない。そうした有能さゆえか、遊星仮面をピーターと見破ってしまう


顔も体もごつくて野性味あふれ、荒々しくクールだが、過ちを素直に認めるまっとうな心を持ち、最終的には主人公の味方になる敵キャラ。

今なら確実に(特に女性の)人気の沸騰するおいしいキャラだが、残念ながら活躍する時間は短く、遊星仮面(ピーター)をかばって命を落とす合掌。

―――――

【皆様からの作品批評 キャラクターについて】ページより、こちらもご参照ください。


>>>このページの最初に戻る

▼唯一の女性の敵方キャラ

サップス10号

(本名不詳) (26話

11号、12号という男性サップスを率い、シリーズ一番の美女(科学者)に化けて地球の科学者たちの暗殺を企てるが、当然のように遊星仮面に見破られ、直接彼の手によって葬られることに。

本体は、中年のオバハンか魔女にしか見えない怖い人。コスチュームの背中に生やした2つの羽は、首もとのネックレス同様、おしゃれのつもりなのかもしれないが、センスが……。


声は野沢雅子さん。

―――――

【皆様からの作品批評 キャラクターについて】ページより、こちらをご参照ください。


>>>このページの最初に戻る

▼漫画版キャラとの比較

ヘレン

14話

地質学の第1人者。謎の火山活動の解明のために駆り出される。(のちにそれはピネロン側の陰謀だとわかる。)

メガネをかけたロングヘアの美人。ピーターはこの人が母マリアに似ていると錯覚するが……どう見ても似ていない

むしろ、漫画版に出てくるベルタ中佐にそっくりである。


声は増山江威子さん。他にもアニメ版のベルタ ( 31話より)、シリカス艇長の妻(3話)、アンドロメダ(18話)、カルメル博士(23話)をご担当。3話では、シリカス艇長の息子メルの声も担当(→こちらを参照されているようである。