*パソコンからご覧の場合は押しても変化しません*
管理人がX(旧ツイッター)上で書いた、おもに「遊星仮面」のストーリーに関する書き込みです。
2013年以降の記述を転記しています。
それらを時系列&内容別に区切り、下記のように並べてみました。
クリックすると、このページ内の記述箇所に移動します。
略する場合は(略)と記載するか網掛け処理を。あからさまな誤字脱字は訂正。URLはほぼ削除か該当するページ名に変更。それ以外では原則原文を記載。(重要箇所にはリンクや太字や色づけなどの処理も。)
2013年は「遊星仮面」にとって、初のDVD-BOXが発売(詳細についてはこちら)されただけでなく、ネット上の動画共有サイトへの動画のアップロードが相次いだ年でした。
第3話だけはかなり以前からネット上に存在していましたが、それ以外は皆無。それがこの年の2月中旬に、第2話の一部が初めて某動画共有サイトにてアップされました。
2月末からは、また別の動画共有サイトにて第1話から次々とアップされ、結局DVD-BOX発売直前までに全39話すべてがネット上に出そろいました。(のちにすべて削除)
そうした状況に、私は何の関与も関係もしておりません。
ですが単なる傍観者としてはおさまらず、アップされていく動画の動向に合わせ、あらすじや解説を次々とツイッター上にアップしていきました。
このページに掲載するのは、その時の内容からとなります。
そうした動画は、現時点では違法の域にあるものです。
ですからその時の書き込みを、正式なサイト上に掲載していいものかどうか、正直悩みました。
ですが、140字以内という制約下のもとで書いた文章には、わが拙文ながらある種の迫力があり、このまま埋もらせるのにはもったいないと勝手に判断して、あえて掲載することにしました。
掲載にあたっては、上記の事情をかんがみて、本文中にはリンクはいっさいかけず他ページからのリンクも入れず、あえて孤立したページになるようはかりました。
動画のアップロードを推奨しているわけでもなく、そういう意図もなく、ただひたすらに「遊星仮面」を皆様に知っていただきたいがために、できればDVD-BOXを買っていただきたいがために、ある意味必死で書いていった文章です。
どうかその意図をくんで、このページの内容をお読みください。
経年により、2013年の縛りを解除します。他ページへのリンクを挿入します。他ページからのリンクも同じく。
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ついに、初めてネット上にUPされた、遊星仮面の第2話。(略)罪なき在地球ピネロン人女性への迫害シーン、特に母親から赤子を引き離す地球軍兵士の極悪さは、今見ても凄まじい。(母親は強制収容所へと、赤子は孤児院へと送られる…。)2/14
現在ネット上だけで見れる「遊星仮面」2話&3話。原作者・足立明さん(「妖怪人間ベム」の原作者でもある)の表現したかった部分と、そうではなかった部分とに、はっきり分かれてる。スーパーヒーローの活躍と、それによってのメデタシメデタシ解決など、足立さんのご本意ではなかったはずだから。2/15
その通り!全39話見れば必ずわかる。パターンな1話完結を装いつつ全体としては深く広大な流れを形作ってる作品だと。(略)2/19
出勤前のバタバタした5分間の間に、ネット上の*動画に「遊星仮面」第1~7話までUPされてることを確認。画像は良好。★第1クールには、今から見るとつまらないお話の回も多いですが、我慢して見てみて下さい。せめて1~3、5話は見てみてと。3/1
*動画じゃなくて**動画! 現在「遊星仮面」は8話までUP済。(略)3/1
「遊星仮面」第9話 **動画にてUP確認。★シリーズきっての傑作の1つ。絵はイマイチでも「妖怪人間ベム」の足立明さんの思いのこもった脚本が光る。/演出も秀逸。子供を守り命を落としたテロリストの魂の残骸を、無言で見つめる遊星仮面…。3/3
「妖怪人間ベム」の足立明さんが同じく原作と脚本を担当された「遊星仮面」は、CS放送でのべ5回放映されただけで、DVDもネット放映も未。それだけに、今ネット上で各話順次UPされていってることは、違法を超え大変意義のあることです。作品を知ってもらうためだけでなく、作品保存のためにも。3/4
遊星仮面のテーマは過去から取られてる。一番新しくは太平洋戦争。戦中戦後、敵味方の狭間にいた民間人がどういう扱いを受けたかを記すために。(略)3/9
「遊星仮面」第10話、**動画にてUP確認。★ヒーローのカッコ良さと、悪役の造形美にこだわる方には、お薦めの一品。口から糸吐き、手から銃放つ蜘蛛怪人と、攻撃をかわしつつ手裏剣をシュシュシュ投げつける遊星仮面との、物語最後での戦闘シーンは、モノクロアニメ時代では高レベルの出来。3/13
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注 この時点では、DVD-BOX化のことは何ひとつ知りませんでした。
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アニメ「遊星仮面」。3/23現在、**動画にUP済は1~10話。ちなみに第1クールは13話まで。このクールで必見の9、10話までUPされたことには意義あり。★(略)次ツイート(現ポスト)からはUP済み各話の見どころ解説を。3/23
「遊星仮面」各話解説(1) 1 & 2話:絶対必見! アニメでの主要キャラがほぼ全員出演。構成の凝った1話では物語の大枠とテーマ、2話ではその詳細が表現。スーパーヒーロー物としての体裁は2話最後にて。/私的には、軍の狂気を描いた1話の最後、理不尽な迫害を描いた2話の冒頭がお薦め。3/23
「遊星仮面」各話解説(2) 3 & 4話:ある意味必見。3話ではヒーローの武器や乗り物とともに活躍舞台の過酷さが、4話では主人公の世間からの冷遇ぶりが説明。/ただ問題点も多い。3話は絵がスタンダードでなくヒーローが無慈悲すぎる。4話は戦闘シーンでの絵が酷くゲストキャラがアホすぎる。3/23
「遊星仮面」各話解説(3) 5話:一貫してテーマと向き合った最初の回。絵も良くヒーロー物としてのスタイルはここで完成。/励ましの花がたむけの花になろうとも、恨みの連鎖で戦争が続くことがあってはならない。その願いは、残念にも今の目で見ると弱。敵側の人間への配慮が全く無いからだ。3/23
「遊星仮面」各話解説(4) 6 & 7話:どちらも今見ると退屈? 6話は設定はいいが複雑な状況を単純化しすぎて興ざめ。7話は絵はキレイでも「危険なボールをめぐっての一大運動会」との印象大。/ただ7話、水の中で長い髪を揺らめかしながら口に指を含んでライダーを呼ぶ遊星仮面は、え~と…。3/23
「遊星仮面」各話解説(5) 8 & 9話:9話は傑作。3月3日のツイート(現ポスト)をご覧あれ。/8話は9話とセット。サップスという名の敵テロリスト集団が初登場し、物語に面白みが加わる。ただ…原子炉の描写が酷すぎる~。/なお、両話に登場の悲劇のテロリスト ステッキィーの声は内海賢二さん。3/23
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やった! 「遊星仮面」第11話、**動画にてUP確認! 第10話とセットなので、明日の日付でまとめて詳細書きますね。4/19
**動画と(略)にてUP中の「遊星仮面」 (略 )半世紀近く昔の作品なので絵は稚拙。話も、表面上は単純で異様で退屈に見えるかもしれませんが、芯の部分は第2、第3クールと進むにつれ濃くなっていきます。我慢してみて下さい。4/20
「遊星仮面」各話解説(6) 10 & 11話:シリーズ1おいしい悪役キャラ、スピーデルの活躍回。/10話は戦闘シーン等の作画が当時のほぼ最高水準。/11話では、普遍的で効果的なゲリラ戦のあり方が提示され、ヒーローは武器を多彩に駆使。ただし…スピーデルのあっけない死だけはいただけない。4/20
遊星仮面の武器は、主題歌では「ウルトラシューター」だが、正しくはただの「シューター」。乗り物も、主題歌では「ロケットライダー」だが、正しくはただの「ライダー」。★詳細は遊星仮面ファンサイト【レギュラーキャラ紹介】ページの“遊星仮面”の項に。4/20
「遊星仮面」各話解説(7) 12話:軍の重要基地に住む無垢な島民が戦争に巻き込まれるお話…だが、実際には7話同様おふざけ感が濃い。★敵キャラもヘン。敵ロボットもヘン(モミガラにしか見えない…)。遊星仮面強すぎて興ざめ。★注目点は、遊星仮面が指笛でなく口笛でライダーを呼ぶところ。4/22
「遊星仮面」第13話、**動画にてUP確認! 第1クールはここまでです。4/23
「遊星仮面」各話解説(8) 13話:3つのしもべと3人組テロリストのお話。エンターテイメント的には設定良くも肝心の3人組が個性乏しく、遊星仮面強すぎて白ける~。★主人公ピーターがヒロインリンダにピアノを教えるシーン有。彼の母親のオハコの曲をマスターしたリンダの姿は17話にて。4/23
「足立明さんは不気味なキャラ(造形)ばかり依頼してきた」と、遊星仮面の原画担当楠高治さんは昔語る。スピーデルや13話の3人組が不気味すぎるとの私の感想に対し。★更に「後の妖怪人間ベムに繋がるものがあったのだろう」とも。見かけの醜さや不気味さとは異なる魂の本質への問いかけなのか?4/23
確かにステッキィーやスピーデル、13話の3人組、25話の ムントなどは醜いか不気味。母星では差別されたと思われる彼ら異形者は、皆退路を断たれ利用され、哀れな末路を辿ることに。★足立明さんは彼らマイノリティに何かを託したのかもしれないが、それが可能あるいは許される時代ではなかった…。4/23
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「遊星仮面」第14話、**動画にてUP確認! ★ここから第2クール。冒頭ナレーション時の背景画像が変わり、話のスケールもぐっとアッブ。その分トンデモ科学満載に。(略)4/27
「遊星仮面」各話解説(9) 14話:ピーターの悲劇の再確認と、そんな彼の心の叫び「戦争やめろ!」。★脚本は重い。だが当時の作画と演出のレベルでは表現しきれなかった。モブキャラを使って戦争のむなしさを表そうとするもイマイチよくわからず、母マリアに似てるとする女性もまるで似てない。4/27
遊星仮面のアニメと漫画、両方をご覧頂いた方はお気づきだろうが、14話のゲストキャラ、ヘレンは、漫画版のベルタとそっくり。★ベルタは、アニメと漫画共通のメインキャラだが、容姿も立場もまるで違う。アニメ版の初登場は31話。★ただしアニメ版ベルタとヘレンの声は、どちらも増山江威子さん。4/27
「遊星仮面」各話解説(10-1) 15話:70年代後半のロボットアニメ作品でよく見られた、パターンなメインストーリーの中に創り手の思いのこもった重いエピソードが、時に唐突に挿入されるスタイル。この回と次16話を見れば、遊星仮面がそうしたスタイルの先駆け的作品であったことがわかる。4/29
「遊星仮面」各話解説(10-2) 15話:この回のメインはトンデモ科学ではなく、地球人それも民間人による在地球ピネロン人への激しい差別と迫害の実態である。★遊星仮面において地球人は善ではない。なのに子供の頃この作品を見た多くの人の記憶から、この点が抜け落ちてしまってるのは残念…。4/29
「遊星仮面」第16話、**動画にてUP確認! メインストーリーとは関係なく挿入されたエビソードの深刻すぎる内容と、ヒロインリンダちゃんのキュートさに、ご注目ください。5/2
「遊星仮面」各話解説(11) 16話:敵国人というだけで差別され迫害され拘束される罪なき人々。戦争あるところに常に生み出されるこの理不尽を、足立明さんがじっくり表現したくても、それが全面的に許される時代ではなかった…。★可愛すぎるリンダちゃんは、作画&演出スタッフの頑張りの賜物。5/2
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「遊星仮面」第17話、**動画にてUP確認! 「君は地球人か?それともピネロン人か?」5/8
「遊星仮面」各話解説(12) 17話:ピーターが記憶喪失に。リンダは彼の母の十八番のピアノ曲を弾いて聞かせ、ソクラトンは「君は地球人か?それともピネロン人か?」と問いかける。★それ以外深刻なエピソードはなく、人殺しもなく、少しホッとする回。絵がスタンダードでないのが私的には不満。5/9
「遊星仮面」 第18話、**動画にてUP確認! 5話、 9話と並び、メインストーリー自体が深刻な問題作。★ヒロインリンダちゃんは、実はみなしごだった! そして…「ピーター、どこにも行かないで!」5/16
「遊星仮面」各話解説(13)18話:個々の人間の心に蠢く猜疑心を打ち負かすには、人間同士が信頼し合うしかない!そこに人種差別が絡み、大変な問題作に!★リンダの出自を通し本当の家族の絆を、偏見や差別に満ちた人間の醜さを提示。唯一、軍事政権の主、ビッツを褒めるシーンだけは、う~ん。5/16
「遊星仮面」における地球は実質軍事国家。キーとなるは3人の軍人。ビッツ、 ニック、 キニスキー。★ピーターにとって、ビッツのイメージは18話を境に良くなるが、キニスキーはさらに敵と化す。それでも、一番良識的で穏健なニックが、一番自分と母の悲劇に関与していた事実を知るのはまだまだ先…。5/16
「遊星仮面」第19話、**動画にてUP確認! 味方側の地球人でありながらピーターの敵であるキニスキー、その本領発揮! 「邪魔をする気か!かまわん、奴(=遊星仮面)を片付けろ!」5/17
「遊星仮面」各話解説(14) 19話:10代のゲスト美少女キャラ登場。シリーズ唯一で初なのに、ピーターとの会話が全くないのが残念。★ストーリー的には、「邪魔をする気か!かまわん、奴(=遊星仮面)を片付けろ!」とのキニスキー発言がミソ。★私的には……この作画班の絵が一番好きだ。5/17
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「遊星仮面」第20話、**動画にてUP確認! ハーフの少年とピーターを、キニスキー達大人が迫害する。/地球人の父は戦死、ピネロン人の母を捕虜に取られたホームレスの少年。その幼き無垢な魂は叫ぶ。「なぜ混血児の僕たちばっかりいじめるんだろう。僕、みんなが憎いよ…。」5/24
「遊星仮面」各話解説(15-1) 20話:少しコミカルなメインストーリーと深刻極まりないサブストーリーとが並行進行。★サブストーリーでは、敵国とのハーフの子供の悲劇、及び戦災孤児の悲劇が重ね合わさる。彼らを犯罪者扱いするキニスキーに抗するソクラトンの言葉はまさに足立明さんの思い。5/24
「遊星仮面」各話解説(15-2) 20話:「混血児がどれだけ悪いことをしてるんです?偏見ですよ。たとえ不良化したとしてもそれは政治の責任なんだ。もっと暖かい手を差し伸べるべきです。彼らの多くは父親を戦争で亡くし、母親を捕虜として収容され、浮浪児同然じゃありませんか!」←ソクラトン5/24
「遊星仮面」各話解説(15-3) 20話:ハーフの子供達は皆ピーターより年下。10代前半以下。彼らをピネロン人収容所に送らせない指示をしたのは、ニック。29話でのキニスキーのつぶやきからわかる。★問題は、その後の彼らへのケアや、ケースバイケースでの対応が全くなされなかったこと。5/24
差別や迫害は、'50年代の貸本漫画においては既に主要なテーマとなっていた。TVアニメにおいても創成期から既にテーマの1つだったが、富野監督作品が本格稼働する以前は、(注)どこかに救いが入るのが普通だったように思う。★なのに「遊星仮面」には救いがない。20話の少年は行方知れずのまま…。5/24
「遊星仮面」第21話、**動画にてUP確認! ★遊星仮面の武器は、手裏剣型の”シューター”だけではない。乗り物自体も武器になるのだ。コックピット開けっ放しのまんまで「最高速度秒速10万キロ! ライダーつっこめっっ!」7/8
「遊星仮面」各話解説(16) 21話: ●宇宙空間に響き渡るドラの音。効果音に注目! ●賢くないヒロインリンダちゃん。そんな彼女を守りぬく遊星仮面。 ●ひとつ間違えば自爆攻撃?武器として酷使されるライダー。 ●名無しのゲストキャラの声の主は、先日亡くなられた内海賢二さん。7/8
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(注)救いが入るのがふつうといっても、あくまでも子供向けのアニメにおいて。
そもそも差別や迫害といったハードで深刻なテーマやストーリーを抱えた作品が、漫画・アニメ・特撮どこを見ても、今以上にゴロゴロしていた時代。特に漫画においては、いわゆる一般的な漫画が貸本漫画のエッセンスを吸い上げていった1960年代後半には、たとえ子供向けであろうともその表現に容赦がなくなり、1970年代にもなると救いのないストーリーの少年漫画が乱立。当時子供だった私は相当の衝撃を受けています。
アニメは、子供向けを考慮してかどこかに救いが入っている場合が多かったとはいえ、もちろんそうしなかった作品も。「妖怪人間ベム」もそのひとつ。原作&全話脚本を担当されたのは、奇しくも「遊星仮面」と同じく足立明氏なのです。
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「遊星仮面」における科学は、ありえねぇというかブッとびすぎというか…。お話でいえば、21話から24話までが最も壮絶。★それでも…忍耐と寛容をもって見れば、見るべきものが見えてくるはずである。24話など、主人公の内面描写に重きを置いた、哀愁漂うある意味美しいお話。冒頭から詩情豊か。7/8
「遊星仮面」第22話、**動画にてUP確認! ★「ピネロンの混血児め!」とキニスキー。「あいつがママをさらったんだ」と悔しさに唇を噛みしめつつも、ピーターはひとり戦う。人のためになることなら慌てずただひたすらに行動をとれ! との、亡き父の思いを受け継いで。7/9
「遊星仮面」各話解説(17) 22話:ピーターと亡き父親との絆がテーマ。ピーターの悲劇を描いた第1話のおさらい編でもある。…ただしストーリーそのものはブッとびすぎててわかりづらく、遊星仮面の強さは呆れるほどに論理無用。★特筆すべきは効果音。むっちゃ異様。皆さんには何て聞こえます?7/9
**動画にUPされたばかりの「遊星仮面」第22話。無料で見れる冒頭部分を見ただけでも、半世紀近く昔に作られたこのアニメ作品の、ドラマ性の高さがわかることでしょう。★すでにUPされている第1話、 2話、いずれUPされる予定の24、28話の冒頭部分も、必見です。7/9
「遊星仮面」第23話、**動画にてUP確認! ★増山江威子声の美人科学者をめぐるオッサン達の戦いに遊星仮面参戦。マスク壊されてもひるまずシューターを多岐に使用し、最後は時限爆弾にして敵基地爆破!…そんな遊星仮面の謎に迫るイモシ。遊星仮面の中身ピーターはリンダとの絆を深めていく。7/10
「遊星仮面」各話解説(18) 23話:月が反転して敵基地が現れ、巨大バズーカ砲が地球を襲うというトンデモ設定。リンダを気遣いつつもピーターは彼女を危険な目に合わせるし、美人科学者をめぐる話も途中でブチ切れてしまってて、ストーリー自体は散漫で中途半ば。…ただ戦闘シーンはカッコいい!7/10
「遊星仮面」第23話、最初にちゃんとOPナレーションついてましたね。サイトの記述、直さないといけません。…ってか、実際にDVDを見たら、直さないといけないところがいっぱいいっぱい出てくるんだろうなぁ~。7/10
「遊星仮面」の5、10、15、19、23話を担当されたアニメ制作班は、特に戦闘シーンでの描写がうまく、画面構成や動きや効果に優れています。その力が結集したのが第27話。技術的にはシリーズ最高のデキであるどころか、当時の最高水準。今の目で見ても、十分迫力を感じる傑作です。7/10
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「遊星仮面」第24話、**動画にてUP確認! ★薄暗い森の中を照らす明るい太陽の光。生き別れた母と過ごした幼き日々を想うピーター。「ママは僕の太陽だ!」……その太陽が一転、地球を襲う。母との想い出の木も焼かれ絶望するピーター。そんな彼を救ったのは、やはりかつての母の言葉だった。7/11
「遊星仮面」各話解説(19) 24話:太陽に刺激を与え、炎を地球に浴びせかける…? トンデモ科学ここに極めりだが、あえて目をつぶろう。テーマは母子の絆である。/ピーターの内面が丁寧に描かれ、想い出のシーンは美しくも切ない。反戦への願いも染みる。ラストでは新たな絆も感じさせる名品。7/11
「遊星仮面」第23話の作画班が“動”とダイナミックさを得意とするなら、第24話の作画班は“静”と緻密さを得意とするような…。★後者の描く遊星仮面は哀愁を帯び、どこか中性的な色気が。さらに最終話直前の38話にもなると、最も頭身が高くカッコいい遊星仮面を登場させることになるのだ。7/11
「遊星仮面」第24話の冒頭シーン。最初に流れるBGMの美しいこと! 他でも使われてはいるが、ここほど効果的に使われているところはない。音源が残っていればいいのだが…(まずムリだろな)。7/11
**動画で視聴制限かかった「遊星仮面」第24話。それでも、無料で見れる冒頭シーンを見ただけも、このお話での魅力が伝わってくることでしょう。★DVDを買うかどうか迷ってらっしゃる方にお薦したい。半世紀昔の作にも関わらずこの作品には、こういう叙情的で美しいシーンも描かれてるのです。7/11
「遊星仮面」第25話、**動画にてUP確認! ★独裁者による地球破壊&同胞救出命令。蠢くテロリスト達(声:雨森雅司 他)。そんな中、母の救出を望みながらもピーターは、遊星仮面として彼らの企てを敢然と阻止するのだった。(なぜ阻止を…?独裁者への不信から?複雑な自らの立場から?)7/12
「遊星仮面」各話解説(20) 25話:表面的には推理小説風。24話までとは違い設定はごくリアル。ただ…隠されてしまった部分が非常に多い。ピネロン人捕虜達は一切登場せず、ピーターの心もテロリスト達の心もほとんど描写されてない。…それでも、テーマは彼らの人権と心の葛藤にあると考える。7/12
「遊星仮面」第25話でほとんど描かれなかったピーターの複雑な心情。それについて、かつて掲示板「アニメぶろぐなBBS」にて討論し合ったこと有。まとめたものが遊星仮面ファンサイトの【皆様からの作品批評/第2クール(14話~27話)について】ページに7/12
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「遊星仮面」第26話、**動画にてUP確認! タイトルは「ハイクロイドガラスの秘密」とも。★シリーズ唯一の女性テロリスト登場! 3人組の紅一点にしてその頭。野沢雅子声のちょい綺麗で怖いオバサン。職務のためめっちゃ美女に化ける。…で、対する我らのリンダちゃん、余りにおバカ。7/13
「遊星仮面」各話解説(21) 26話:シリーズ唯一の女性テロリスト登場回ということだけでも話題になるお話。ラストでは誤って部下2人を殺し、遊星仮面によって直接トドメを刺されるのだ。★危うすぎるはヒロインのリンダちゃん。でも大丈夫、母親替わりとなる頼もしい女性が31話より登場する。7/13
**動画にて順次UP中の「遊星仮面」。次回27話のUPをもって、第2クール終了です。第3クールは……よりハードで深刻になりますヨ。7/14
「遊星仮面」第27話、**動画にてUP確認! 第2クール最後を飾るは、当時の最高レベルの技術作品。★ヤマトやガンダムファン…ってか、アニメの歴史に興味ある方に必見。これがアニメ創成期(モノクロアニメ期)の最高レベルの戦争描写だ。あくまで作画と作画演出に限って最高の…だが。7/15
「遊星仮面」各話解説(22) 27話:ストーリーは単なる陣取り合戦。だけど映像…作画が凄い!作画の演出にも凝ってて、かなり実験的なことを行っている。アニメ創成期当時のスタッフ達の、技術を高めたいとする熱意と意気込みを感じる。★当然遊星仮面もカッコよく、(注)シリーズ唯一、銃を撃つ姿が。7/15
「遊星仮面」27話を見てると、この作品は好戦的なように見えてしまう。本来はそうではないのに。★原作者の意向と、ブロデューサーやスポンサーサイドとの意向が相当ズレてたことはサイト内でも触れてるが、そこに制作現場の意向も。結果、反戦を唱えなから殺戮するという矛盾に満ちたヒーローに?7/15
「遊星仮面」28話より第3クールに突入。しょっぱなから衝撃的なシーン…。★それに象徴されるように、ピーター本人の受難にターゲットを絞ったハードな内容が多くなる。29話 と 36話は大傑作。9話と同じメッセージ性をもつ31話も。最終3部作(37~39話)への最初の伏線をはった34話も。7/15
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(注)間違い。35話の書き込みをご覧ください。
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「遊星仮面」第28話、**動画にてUP確認!ハードな第3クール開始!しょっばなから、ピーターに浴びせかけられる罵声。★「(ピネロンの混血児)の見舞いなんか受けるな!」「ピネロンのまわし者め!」「悪魔だ、お前にその血が流れてるんだ!」「収容所にほおりこんで重労働させろ!」7/16
「遊星仮面」各話解説(23) 28話:衝撃の冒頭シーンに全てをもってかれた感はあるが、私が大傑作と称する次29話とセットになってるので、見逃せない。ビネロン星の反体制・反戦主義者が登場するのだ。★ただ…後半、遊星仮面がこの人を監禁所から救う際の描写が余りにバカすぎて、死にそう…。7/16
「遊星仮面」第29話、**動画にてUP確認! シリーズ最大の傑作!今でも傑作!★ピーターの母がいるピネロン人収容施設は実は兵器工場。人々は同胞を殺すための武器を作らされるのだ。敵味方問わず戦にとりつかれた狂気によって、平和を求める心は、親子の情愛は、踏みにじられてゆく…。7/17
「遊星仮面」各話解説(24-1) 29話:戦場や血を見せずに戦争の狂気と悲劇を描いた反戦作品の傑作。多くの人々を登場させながらも個々の感情はほとんど素通りし、あくまでも俯瞰に立った視点で描ききっている。絵が悪いのが実に惜しい!(略)7/17
「遊星仮面」各話解説(24-2) 29話:放映当時子供だった人の多くが、悪い異星人を良い地球人の味方・遊星仮面がやっつける という構図でこの作品を語るが、それは間違ってたことを今こそ知るべき。逆に今の子供達は、半世紀も昔にこんな鋭い視点に立ったアニメがあったということを知るべき。7/17
「遊星仮面」各話解説(24-3) 29話: お話のラスト、遊星仮面の姿のままの息子ピーターと、母親マリアとの、時を止めた言葉のない会話はじつに感動的です。(マリアが、目の前にいるのが自分の息子だということに気づいたのかどうかで、必ず論争が起こります。)7/17
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「遊星仮面」第30話、**動画にてUP確認! ★人間は禁断の武器の魅力には抗しきれない。力の均衡を保つためだとしても、想定外の悪意や偶発的事故によって使われる危険は常に。そうなれば自滅の道しかない。…を言いたいがために、怪しいテロリストや、遊星仮面コスチュームの着替えが登場。7/18
「遊星仮面」各話解説(25) 30話:お話の核となる新兵器は、核兵器と考えてみたらわかりやすい。今なお感じる不安がそこにある。ただ…テーマは重いのに、それがあんまり映像から伝わってこないんだなぁ。ゲストキャラ達のマヌケさの方に目がいって。作画技術がまだ発展途上だったせいもあるが。7/18
**動画で次UP予定の「遊星仮面」第31話は、最後に残ったレギュラーキャラの初登場回です。増山江威子さん中身のベルタ。漫画版とは容姿も立場も異なりますが。★この人が加わることで、ピーター、リンダちゃん、ソクラトンの3人家族は4人になります。血のつながらない4人家族です。7/18
「遊星仮面」第31話、**動画にてUP確認! ★敵国とのハーフというだけで蔑まれ、子供からは石を投げられ、あげくテロ事件の犯人と決めつけられるピーター。「僕は地球人だ」との主張もキニスキーには通じない。「お前にはピネロンの血が流れてる。お前はピネロン人だ!ビネロン人は悪だ!」7/19
「遊星仮面」各話解説(26-1) 31話:ピーターの受難があまりにも酷で理不尽で、今見ても腹立たしく、苦しい…。★単に「~だから」という理由だけでの理不尽な迫害。どこまでもわかり合えない人がいる一方で、わかり合える人もいる。そういう、あまりに現実的な実態を切り取ったお話。傑作!7/19
「遊星仮面」各話解説(26-2) 31話:このお話を傑作とする理由は更に。戦場や血を見せずに、弱者を犠牲とする戦争の実態を表してるから。そして、子供を戦争に巻き込ませてはいけないという強いメッセージ性があるからだ。★9話と同じ。私はここに、原作者・足立明さんの強い意思を感じる。7/19
「遊星仮面」各話解説(26-3) 31話:ちょっとした注意点→ ●遊星仮面の乗り物、ライダー。ぶつけるだけが能じゃない。ちゃんとミサイルついてます。●そのミサイルに撃ち落とされたロケットに乗ってた、レギュラーキャラのひとりハチュン、あの状態で生きのびてました。35話で再登場。7/19
前ツイート(現ポスト)修正。「遊星仮面」各話解説(26-3) 31話:より→ ハチュンが乗ってたのはロケットじゃなく宇宙船でした。(略)7/19
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「遊星仮面」第32話、**動画にてUP確認! ★スピーデルのような物の怪型ではなく、ちゃんと人型でなかなか魅力的な敵方登場。彼を改心させたのはピーターだが…偉そうなこと言って仮面ONとOFFの時とではやってることが違いすぎる! 正体を教えろとの彼の死に際の望みも聞かないし…もう!7/20
「遊星仮面」各話解説(27) 32話:絵はキレイで遊星仮面はカッコよく、リンダちゃんは16話と双璧をなす可愛さ。敵方キャラも、細かい点に目を潰ればまずは及第点。でもピーターがヘンすぎる!★「遊星仮面」を名作ではなく意欲作としか評せない最大理由はここに。主人公が2重性格すぎるのだ。7/20
今「遊星仮面」をリメイクするなら、仮面ONとOFFとの間に、同一人物としての乖離がないよう描く必要がある。そうなると、ものすごく悩むヒーローになるだろうな。そうなると、ヒーローを精神的にも支えるサポート要員は、絶対に不可欠となる。7/20
キニスキー。ピーター(=遊星仮面)を第1話から迫害し続け、その存在感は、本来の悪役ホイヘンスやイモシを超える。★イカれてるが仕事はデキるのだ。彼の最期は、毛嫌いするビネロン人を救いに行った末に(36話)。アニメ黎明期に、よくここまで複雑な内面と行動をもったキャラを描きえたものだ。7/20
「遊星仮面」第33話、**動画にてUP確認! 遊星仮面のコスチュームに密かに探知液がかけられたことから起こる大騒動。コスチュームはトラブルによりピーターの手を離れてあっちこっちに。結果「知性と品性がない顔」のギャグキャラ2人や、リンダちゃんまでもが遊星仮面に疑われる始末に。7/21
「遊星仮面」各話解説(28) 33話:行方不明になった遊星仮面のコスチューム。ピーターは探し回るが、それは敵方キャラ達も同じ。運が悪いというか、色々なことが重なり合って探し切れず、ごくマヌケな事態に。★キャラ達がよく動き、話の進行にもムリがない。肩の力を抜いて楽しめる一品。7/21
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「遊星仮面」第34話、**動画にてUP確認! ピーター大苦悩!誰も信じてくれない!瀕死の重傷で保護されたビネロン人が、民間人ではなくスパイだということを。★遊星仮面は自分だと明かさねばわかってもらえない? 追いつめられた彼は、ついにはあのキニスキーに助けを求めようとまで…。7/22
「遊星仮面」各話解説(29) 34話:最終3部作(37~39話)で判明するホイヘンスとイモシの反目。その伏線が2人のスバイ兼テロリスト達のやりとりの中に。★彼らは本当は真面目な普通人。このお話では、単独ヒーローの宿命的苦悩と共にそれも表現。でないとピーター達を皆殺しにしてたはず。7/22
サップス(SAPS)。ビネロンの特殊工作員&スパイ&テロリスト。彼らの所業にはムダな殺生は殆ど無。あくまでも命令に忠実なだけ。ツラは悪人でも根は悪人とはいえず。★悪人といえば、子供を人質にしようとした12話のゴロツキー。サップスでも38話のへスラーはピーター(遊星仮面)の父の仇。7/22
「遊星仮面」第35話、**動画にてUP確認! ★舞台は”別次元”の金星。ピネロン軍基地での遊星仮面。トラブルでシューター使えなくなり、ライダーを呼び出す間もなくハチュン達から執拗な攻撃。必死で身をかわし、石まで使って必死で反撃する姿に、SMっぽくてエロいと胸ときめくのは私だけ?7/23
間違い発見! 「遊星仮面」第27話のとこで、「シリーズ唯一、銃を撃つ姿が」と書きましたが、35話でも銃使ってました。ごめんなさい!7/23
「遊星仮面」各話解説(30) 35話:ギャグキャラ2人の改心に注目。彼らは最終37話 と 39話で重要な役割を担うのだ。さらに…いい仕事してるキニスキーとハチュンは、次36話で相打ちとなる。★ヘンな金星や、「取れたはずのベルトが次のシーンで付いてる」等の作画上のミスは、この際不問に。7/23
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「遊星仮面」第36話、**動画にてUP確認! キニスキー死す!ピーターを迫害しまくったイカれ野郎が、あんなに忌み嫌ったピネロン人を助けるために命を落とすとは。★「お前は何が食べたい?」の合言葉が有名なお話。ラストの遊星仮面との1対1シーンの演出は絶品。ココだけでも大傑作!7/24
「遊星仮面」各話解説(31-1) 36話:「お前は何を食べたい?」の問いに「7時30分」と答える将校をピネロン星で探す遊星仮面とキニスキー。ストーリーは目新しくないが演出は秀逸。何より、この回でピーターとキニスキーの物語がひとつの結末を迎える。その有り様が私達の心を揺さぶるのだ。7/24
「遊星仮面」各話解説(31-2) 36話:瀕死のキニスキーは遊星仮面と1対1で向き合う。そこで相手の正体に気づくが、確かめようとはしない、改心のそぶりも見せず謝らない。最後まで彼らしい態度を貫くが、心の底ではピーターを認める。その思いをピーターは受けとめる。だから振り返るのだ。7/24
「遊星仮面」各話解説(31-3) 36話:キニスキーの部下の嘆き声や、次回予告ナレーションの文面も秀逸。ただ…立派な軍人て何?★私てしてはこのお話が、単なる自己犠牲や軍人賛美として受け取られないことを願う。あくまでピーターとキニスキーとの深い因縁があってこその、このお話なのだ。7/24
「遊星仮面」におけるピーターとキニスキーの物語は36話でひとまず終わる。しかしキニスキーの影響はなおも続く。★次UP予定の37話では、彼の弟が登場。兄並のイカれ野郎。2人ともどんな育ち方をしたんだろう? さらにあの温厚で優しげなニックが、死んだ彼にほとんどの責任をなすりつける。7/24
「遊星仮面」第36話についてもう一言:人間は必ずしもわかり合えない。しかし相手の存在を認め合うことはできる。互いに平等な生存権を持つと、理解することはできる。そうした認識こそが、諍いや争いを止めるのだ……といったことを、私は勝手に、ピーターとキニスキーの物語の結末にも感じてる。7/24
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「遊星仮面」の最終回(第39話)に興味しんしんの方々へ: 最終回を理解するには、単に39話をみただけではダメです。37話から3話分でセットになっているのです。ご注意ください。7/24
「遊星仮面」第37話、**動画にてUP確認!最終話に向け全ての謎が解けるその序章!! ピーター最大の危機。戦争の発端となったロケット大爆発。そこに積まれてた核ボンべ輸送に関わった科学者を殺したとして逮捕。裁判にかけられ死罪を言い渡される。その裏で蠢く陰謀。明らかになる人間模様。7/25
「遊星仮面」各話解説(32-1) 37話:最初に殺人。キニスキー弟によりピーター逮捕。ソクラトンとニックの弁護むなしく死罪に。だが刑執行直前にギャグキャラ2人とベルタが飛び込んできて…。★過去と今とが交錯する第1話と同じ構成。物語のおさらい編&イモシが密かにその本性を現すお話。7/25
「遊星仮面」各話解説(32-2) 37話:キーキャラはイモシとニック。イモシは自分の腹心を使い着々とホイヘンスに逆らっていく。ニックは…この人言ってることメチャクチャ!地球人から虐められないようにするために自分がピネロン人拘束を決めたとか、迫害の責任は全てキニスキーにあるだとか。7/25
「遊星仮面」各話解説(32-3) 37話:このお話は漫画【中】巻にも収録されてる。ただしキニスキーは生きてて弟は登場せず。アニメの弟が担った役割を彼本人が担う。★ピーターが無実とわかるのはアニメではギャグキャラ達の証言で。漫画版では瀕死のキニスキーがベルタ”中佐”宅に逃げ込んで。7/25
ペースはやっ!「遊星仮面」第38話と39話(最終回)、**動画にてUP確認! ……ああああ、まだ何も書けとらん!(略)。7/25
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「遊星仮面」第38話。ピーターと亡き家族との絆が全ての謎を解く!★サップス2人の謎の争いからこぼれ落ちたエンゲージリング。ピーターの父が常に身につけてた母との絆の品がなぜ彼らの手に?謎解明のため家族同然だったロボットの頭脳を解析し映像化。そこには前述のサップスのうち1人の姿が。7/27
「遊星仮面」各話解説(33-1) 38話:イモシの命に従うサップスのへスラーは、愚鈍にホイヘンスに従う同僚の抹殺をも図る。このへスラー、戦争の発端となったロケット大爆発も仕掛けたが、その際ピーターの父からリングを奪った卑しさが命取りに。父の仇として遊星仮面により容赦なく滅される。7/27
「遊星仮面」各話解説(33-2) 38話:シリーズ中最も頭身の高い遊星仮面。憂いの顔と相まってとてもカッコいい。サップス達との三つ巴の戦いも迫力あり、至るとこに細かい描写もあり、技術の確実な進歩を感じさせる。★ただ…生身のピーターがサップス達より速く走るシーン、ありゃおかしいぞ!7/27
「遊星仮面」各話解説(33-3) 38話:結局蘇らなかったロボットのアトランタだが、漫画版では密かに生きて(?)て、戦後大活躍。★エンゲージリングを見たピーターは、一瞬父は生きてるのでは との疑念を抱く。リメイクするとすれば、その通り生きててもらった方が壮大な父と子の物語となる。7/27
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「遊星仮面」第39話。最終回。単に感動するか、悲惨さにも目を向けるか、それは見る人の感性次第!!★ついにホイヘンスは地球本土への攻撃をかけ、宇宙船を地上に降ろす。しかしイモシの陰謀を知り、殺されかけた彼は宇宙船ごと自爆するのだ。その真下に同胞達の収容施設があることも知らずに…。7/27
「遊星仮面」各話解説(34-1) 39話:母への想いで地球のことはほっとらかしてピーター密かに収容所に潜入。息子に気づき収容所を抜け出したことで母マリアの命だけは助かり涙の再会。戦後は最初の平和使節としてギャグキャラ2人を従えロケットでピネロン星に…って、感動だけじゃすまんだろ!7/27
「遊星仮面」各話解説(34-2) 39話:得意絶頂のホイヘンスは一気に地獄に。さすがの彼も、部下の裏切りや同胞の大量殺戮など考えもしなかっただろう。最期は誇り高く自死したように見えて、やはりどこまでも自分勝手。知らなかったこととはいえ彼自身も同胞の大量殺戮を行なってしまったのだ。7/27
「遊星仮面」各話解説(34-3) 39話:この作品には最初から最後まで一貫して、在地球ピネロン人の受難が描かれてる。“地球”と“ピネロン”を別の言葉に言い換えれば、その普遍性がわかる。★マリアと話していた女性は、ピネロン星へ帰れることなく死んだ…。どれほどの悲劇が生まれたことか。7/27
「遊星仮面」各話解説(34-4) 39話:仮面モノ先品の最終回の醍醐味、正体オープンシーンは、あまりに唐突であっさり。みんなの前に来てコスチュームを脱いでいくのだ。…だけどそんなヒマがあれば、破壊された収容所に行って生存者を探さんかい!暴走するホイヘンスを止めきれなかっただけに。7/27
「遊星仮面」各話解説(34-5) 39話:最終回なのに絵が悪いのが残念。でもラスト、ロケットに乗ってピネロン星へと向かうピーターは、サイコーにカッコいい! 地球軍の軍服が、めっちゃよく似合うのだ。……ただ、本当に向こうで歓迎されるかは、大いに疑問だが。7/27