遊星仮面

あとがき(更新記録)
2008年8月17日から2008年12月23日


*パソコンからご覧の場合は押しても変化しません*


この「遊星仮面」ファンサイトの更新内容や、サイトの管理人である私(OHYABU)の主観に基づく雑記を、日付ごとに記しています。(日付が古いものほど、後の方になっています。)

下記は記載日一覧です。

クリックすると、このページ内の記述箇所に移動します。


<2008年12月23日 記>

現在CS局のフジテレビ721にて放映中。その予定表を、来年1月分のに差し替えました。【新着情報】のページをご覧ください。(←現在は削除

また、そこには記載しませんでしたが、この12月31日、NHK-FMにて、特番「今日は一日アニソン”三昧ファイナル」があります。放送時間は、朝の9時15分から夜の24時30分まで。(途中11時50分から12時15分、18時50分から19時20分まで、ニュース等のため中断。)そこでひょっとしたら、あの主題歌が流れるかもしれません。


【放映後から現在まで】のページにもかいておりますが、昨年の放送で流れた時には、インターネットの2ちゃんねるなどで相当騒がれました。あの「戦争やめろ」のフレーズについてです。いいとか悪いとかの問題ではなく、ともかく若い人たちがびっくりしてしまったのです。その騒ぎを見て、私ははじめて上記の特番があったことを知りました。


私が高校生の時にはじめて主題歌を聞いた時には、そんな反応など全然しなかった。いい曲だとも思わなかったんですけどね。

なのにあの一言に反応できるなんて、今の若い人たちはいい。私よりも感性が高い。なんかうれしくなってきます。


今回は果たして流れるでしょうか私自身は当日聞いているひまなどありませんので、後日ネットでの反応を見てたしかめてみるつもりです。


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<2008年12月13日 記>

12月11日、このサイトがGoogleディレクトリに登録されました。<アート>アニメーション>タイトル>という項目にです。

すでにDmoz(ディーモズ)に登録されている(2008年11月15日の記述を参照)ので、いずれは登録されるはずでしたが、思っていたよりはやかった。おかげでこのサイトは、Googleではトップページ(=ホーム)中、2番目か3番目の位置にまで跳ね上がりました。

嬉しいこれでたくさんの人に見てもらえたら、なお嬉しいです。


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<2008年12月7日 記>

(1)CS局フジテレビ7211での12月8日からの放映予定表を、【新着情報】のページに加えました。(←現在は削除

(2)漫画『20世紀少年』(浦沢直樹氏作)の副読本として出版された、『20世紀少年探偵団』(竹熊健太郎氏+20世紀少年探偵団著)という本の情報を、【新着情報】と【放映後から現在まで】のページに加えました。


(1)については、これから1ヶ月単位で書き換えながら、紹介していきたいと思っています。

(2)については、私が気づかなかったのです。すでに8月末に発売されていたことを。


20世紀少年探偵団』には、遊星仮面を絶賛する記事が入っています。それはもともとは、漫画雑誌『ビッグコミックスピリッツ』内での記事でした。

最初にその記事を見た時、「なんてすばらしいことを書いてくれたんだろう」と感動。どこかで何らかの形で収録されないのかと気にかけていたのですが……すでに収録ずみだったとは。完全に私のチェック漏れでした。

やむをえない と思ってください。遊星仮面についての情報収集は、私ひとりで行っているんですから。漏れが生じることもあります。ご了承ください。


遊星仮面の情報収集については、今も昔も私ひとり。私自身がこうした自分の生き方をほとんど他人に話していないこともあってか、今も昔も、仲間は誰もおりません。夫は、前々回に記述のとおりこういう分野には全く関心がありませんし、子供もおりませんから。

私は【放映後から現在まで】のページにも書いてあるとおり、リアルタイムに遊星仮面に接することができたものの、幼すぎてほとんど記憶にとどめられなかった世代の人間です。明確に見て楽しんでいた世代とは、経験が異なります。それでも、断片的なイメージに何かひっかかるものを感じていました。

最初にフィルムを見てみたいと思ったのは、作品名を知った30年あまり昔のこと。その時点ですんなりと見ることができていれば、私自身、ひとりこんな泥沼に入リ込むことなどなかったはずです。

モノクロ作品なのでいっさい再放映されず、見ることができないばかりか探しても探しても作品についての正確な情報はなく、あっても1970年代のアニメ業界からは、「月並みなアニメ」だなどどいう低い評価しか聞こえてこない。それが1980年代にも引き継がれ、当のエイケン左のリンク先は外部サイト関係者からすらも、「マイナーな作品」と評されてしまうありさま。

そうした、いわばオカミ、というか権威からの評価に対し、私の本能が反発します。「そうじゃないはずだ」と。

それを証明づけるように、どうやら1970年代に再放映があったらしい一部近畿地区の知人たちからの声を聞いてみると、権威の評価よりはるかに私の感覚に近いものでした。


「だったらフィルムを見ればいいフィルムを見ればすべてわかる。ともかくフィルムを見せろ


……ですが、結局それには1990年代、具体的には1996年まで待たなくてはいけませんでした。

それから何度かCS放映されていき、されるたびに、今までの低い評価からは一転、少しずつ何らかの形で注目されていくようになりました。

結局、私の本能の方が正しかった。作品は、自分の目で実際に見てたしかめるものなのです。


私がひとりで30年余り集め続けてきた資料については【放映後から現在まで】のページで紹介している一部を除いて、遊星仮面をきちんと評価してくれたものはごくわずかです。そのため、放映当時の制作資料を除いては、特にこのサイトで紹介するつもりはありません。意味がないからです。

ともかく、現物がすべて。

皆様には、フィルムと漫画を、実際にご覧いただくことを推奨します。実際にご覧になれば、このサイトに書いてある私の主観とはまた違った感想や印象をもたれ、また、新たな発見をなさるかもしれません。

明日、まもなく第5回目のCS放映がはじまります。このサイトは、そのさいの参考書にさえなれば幸いです。


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<2008年11月25日 記>

12月8日より、CS局のフジテレビ721で第2回目の再放映開始その詳細情報を、【新着情報】のページに記載しました。(CS局全体での放映は、これで5回目です。)(←現在は削除


なんとなく……そんな予感がしていたんですよね。昨年11月から今年4月までの放映が終わっても、いつまでたっても遊星仮面の紹介記事が消去されていないことからして、もしかしたらまた……と。

気になって時おりチェックしていたら、予感的中。ヤッター


それからは駆け足。ケーブルTV局に、オプションチャンネル追加の申請。12月から料金が1ヶ月につき1000円アップということを聞いてけげんそうな顔をする夫は無視して、決行

あとは録画について。性懲りもなく放映分を全部録画するつもり。ところが、うちのDVDレコーダーは、デジタル放送の録画にはDVD-RAMしか使えないとくる。……RAMは高い

しかも、うちのレコーダーは来年で4年目。日々酷使しているから、いつ壊れてもおかしくない。だからといってブルーレイディスクレコーダーを買う金なんかないし。うーん。


結果として、わが家にはバカみたいに、遊星仮面のDVDがどんどんとたまっていくのです。


幸運なことです。贅沢な悩みかも。

なぜって、モノクロ作品なのにこんなにも頻繁に放映してくれるのは、今やこの作品だけなんですから。

(株)エイケン左のリンク先は外部サイトの他の作品は、長らくCS放映はされていません。ただその代わり、ネット配信はされています。「鉄人28号左のリンク先は外部サイト」と「遊星少年パピイ左のリンク先は外部サイト」は、VIDEXの60年代アニメ(←現在は放映されていませんから、「エイトマン左のリンク先は外部サイト」はTBSオンデマンド(←現在は放映されていません、「スーパージェッター左のリンク先は外部サイト」は、TBS BooBo BOX(←現在は放映されていませんから等。さらにそれらの作品は、すべてDVDも出ています。私がイチオシの「宇宙少年ソラン左のリンク先は外部サイト」も、DVDは出ています。

遊星仮面はDVDは出ていませんしネット配信もされていませんが、CS放映という、不特定多数が触れられる形で放映してくれています。ありがたいことです。作品を知らない人に知ってもらいたいというのが私の願いなんですから、ネット配信よりはこちらの方がいいのです。(でもやっぱり、DVDは出してほしい


すべては、フィルムをエイケンが残してくれていたから可能になったことです。

エイケン様、本当にありがとうございます。

(だから今度はぜひ、DVDを出してくださいね。)


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<2008年11月15日 記>

このサイトを開設してはや1年。1周年記念ということなのでしょうか、さっそく良いニュースが入ってきました。


(1)11月11日、JASRAC(社団法人日本音楽著作権協会)より、主題歌の歌詞を掲載することについての、許諾通知メールをいただきました。許諾マークについては、届きしだいトップページ(=ホーム)に掲載します。

(2)11月13日、このサイトがDmoz(ディーモズ)に登録されました。認めてくださったエディタの方に、厚くお礼を申し上げます。


(2)については……ホント長かった。

何度登録申請したのか、覚えてもいない。何度も何度も何度も申請して、およそ11ヶ月やっとのことで登録してもらえました。<Japanese:アート:アニメーション:タイトル>というカテゴリの中でです。

Dmozとは、YAHOO!カテゴリと同じく、無料のディレクトリ型検索サイトです。登録されると、やがてはGoogleディレクトリにも反映されます。つまりGoogleでの順位に関係してくるのです。

それにしても……時間がかかりました。YAHOO!カテゴリより登録が簡単だなんて、ウソYAHOO!カテゴリに登録されたのが5月でしたから、その倍以上も労力がかかったことになります。


要は、あきらめないことですね。申請がなかなかとおらない人も、あきらめずにがんばってみてください。


(1)については、夫のぼやきが後押ししました。

主題歌の歌詞の掲載については、著作権法第32条に定められた引用の要件を満していれば大丈夫だろうと思っていましたが、どうもそれだけではマズイようです。

音楽については厳しいのが現状。

14歳年上の私の夫は、このサイトに関わっていない、というか読んでもいない、というか、そもそもインターネットにまるで興味がない(しない、できない)うえ、アニメや漫画にもほとんど関心のない人なのですが、そうした社会状況にはやたら敏感で神経質です。


「食べていくのがやっとのビンポーな家やのに、訴えられでもしてたらどうする気だ

………ごもっとも。


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<2008年11月5日 記>

トップページ(=ホーム)にロゴマークを入れました。

【雑学&豆知識】のページに、アニメ版と漫画版の違い、特に最終回についての項目を加えました。


後者については、漫画版の最終話については本を買ってもらわなければわからないよ といった説明のままでは、あまりにも不親切だと思ったから。

前者については、あまりにもトップページ(=ホーム)がダサいので、その対策として。

使わせてもらったマークは、集英社発行の遊星仮面の漫画付録等で使われていたもの。連載当時の集英社の出版物以外では使われておらず、登録もされていないようなので、加工して載せさせてもらいました。

まさか著作権違反などには……ならないと思いますけど。


じつは私、このサイトをつくるにあたって、超膨大な画像データを準備していました。

DVDに録画したアニメから撮ったデータ100枚以上、漫画等の出版物などをスキャンしてとったデータ50枚以上。

あのマークはその中の1枚。最初は、ほぼすべてのデータをサイトに貼り付けていたんですよ。

まったく……ヤバイことをしていたものです。あとでほとんど削除しました。(→2008年1月6日の記述を参照)


カッコいい遊星仮面の画像データがあるのに、見せられないのは悔しい。

ですが仕方ありません。ルールですからね。


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<2008年10月20日 記>

緊急に、全ページの大修正を行いました。大きくは以下の2つ。


(1)大部分のリンクにつけていたタイトルを、ほとんど取り除きました。

今までは、リンクを設定した箇所にカーソルを当てると、その大部分で自動的にリンク先を表示するようにしていましたが、その設定を取り除きました。ただ、リンク先をこのサイト外に設定している箇所についてのみ、表示内容を改善した上で、設定を残しておくことにしました。

(2)各話あらすじ・解説 の3つのページ―――【第1クール】【第2クール】【第3クール】―――にある、登場するレギュラーという項目。そこでのリンクは、今まではどのキャラを押しても個別に移らず、すべて【レギュラーキャラ紹介】のページの先頭に出るようにしていました。それを、キャラひとりひとりの項目へと個別に移ることができるようにしました。


今回の緊急修正の理由は、上記の(1)が原因です。スクリーンリーダー音声ブラウザで読ませると、めちゃくちゃだったんですよ、このサイトは。

まったく、なんとも、うかつでした。最近になるまで気づかなかったなんて……。


スクリーンリーダー音声ブラウザ。視覚障がい者のためのパソコンソフトです。

スクリーンリーダーとは、パソコンの画面を合成音声で読み上げるソフト。音声ブラウザとは、Webブラウザでの操作に特化したもので、いわばホームページを合成音声で読み上げるソフトのことです。

どちらにもそれぞれ、いろいろな製品があります。スクリーンリーダーには、PC-Talker(ピーシートーカー)、XP Reader(エックスピーリーダー)、JAWS(ジョーズ)、Focus Talk(フォーカストーク)など。音声プラウザには、ホームページ・リーダーボイスサーフィンNetReader(ネットリーダー)など。

私は今の職場に来てはじめて、これらのソフトの存在を知りました。つい今年のことです。


私にとってはおそらく期限付の、今の職場では、障がい者向けのパソコン講習会が毎月開かれています。

ここに来てはじめて、視覚のみならず肢体不自由者や聴覚障がい者のためのさまざまな支援機器やソフトの存在を知り、パソコンはまさに障がい者のためにあるものではないかと実感させられる毎日。

なかでも視覚障がい者のための機器やソフトについては、カルチャーショック級の驚き。

そんななかで、この間たまたま、このサイトをPC-Talkerで読ませてみて、仰天しました。リンクされた箇所を読まずに、タイトルの方を読むんですから。

ああああ、文章がめちゃくちゃに……。


これじゃダメ音声でもまともな文章となるように、すぐに修正作業に入りました。

これからも他にも、いろいろと発見するかもしれません。

まだまだユニバーサルデザインからはほど遠い内容でしょうが、できるだけ多くの人に見てもらえる内容と表記にしていきたいと思っております。


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<2008年10月14日 記>

マンガショップからフィギュア発売 との情報を【新着情報】のページに書き加えました。(←現在は削除

【参考資料】と【用語解説】のページの最初に、他の多くのページと同じような選択窓をつけました。

さらに【参考資料】のページには、『TVアニメ25年史』(徳間書店 1988年)に記載されている、放映当時のスタッフの情報を書き加えました。


以前私は、「作品をつくった人のことなんか興味ない」などといった、生意気な発言をしていました。(→2008年4月27日の記述を参照)

少し表現が悪かったかもしれません。

決して興味がないわけではないんです。長年この作品があまりにも無視され続けていたことからくる私的憤りから、ああいう表現になってしまっただけ。

制作スタッフの方々についての情報は、エイケンのHP左のリンク先は外部サイト、また、マンガショップから現在発売されている漫画『遊星仮面〔完全版〕【上】紹介サイトのURLは当サイト【リンク】ページ内のこちらからの巻末にも載せられています。ですがごく一部にしかすぎません。

当然、他にも大勢おられるはずですが、私にはわからない。そもそも当時を知る人を知らない。エイケン左のリンク先は外部サイトで長年広報をつとめられていた方ならおひとり、知り合いがおりますが、この方は「遊星仮面」にはほとんど関与されておられません。

唯一の例外が、漫画家の楠高治氏です。2008年8月17日の記述を見ていただければわかります。このサイトにおいて、氏に関する記述が多いのはこのためです。ただ、もちろん、氏がすべてのことを知っているわけではありません。

ですから、とりあえず私の手元にある資料からの情報を記載することにしました。生意気な発言を反省し、この作品をつくられた当時のスタッフの方々に対する敬意と謝意を、決して忘れないようにするためにも。


ところで―――当時のスタッフの方々の中で、私がもっともお話を聞いてみたい人。それはやっぱり、「遊星仮面」ワールドの基盤をつくりあげた足立明氏でしょう。

楠氏からも指摘されているのですが、このサイトは足立氏の作品世界を解説しているようなもの。だからこそぜひご本人からの感想をお聞きしたい……もちろん、このサイトをご存知なら ですけどね。(いちおうサイト公開時の昨年、20年ぶりに手紙を差し上げてはいるんですけど……。)


ごちゃごちゃ言ってないでもっと自分から動いてみろ と言われかねないのはわかっています。ですが今は動けません。今は、休日を除くと、日に1時間ほどパソコンの前に座っているのがやっとです。

大阪府の財政難のため、今の職場での私の雇用契約はおそらくは来年3月まで。その先の仕事や生活は?―――今はこの現実問題を考えることの方が先……。


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<2008年9月16日 記>

【新着情報】という、新しいページをつくりました。

現在見ることができる映像についての情報を中心に、よりわかりやすく皆さんに提供できるようにしました。そのため、【雑学&豆知識】のページに入れていた情報の一部は、今度の新ページに移しました。


また、HTMLのソースを大幅につくり変えました。

少しずつではありますがこのサイトを、できるだけユニバーサルデザイン、つまり―――文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障がい・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(Wikipedia(ウィキペディア)より)―――に沿った形に近づけていきたいと思っています。


グーグルでの検索順位も、9月8日より一気にはね上がりました。

嬉しい というより、プレッシャー

これからは今まで以上に、より良い内容のものを提供していくよう、心がけなくてはいけませんね。


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<2008年8月17日 記>

楠高治氏

漫画家の楠高治氏に、15年ぶりにお会いしました。

東京都美術館での「フェルメール展」を見るために、大阪から上京。3年ぶりの東京ででした。


私と楠氏との接点は、1984年、当時まだ学生だった私が出したファンレターからです。ですが実際にお会いしたのは1987年、就職先での東京研修のさいでした。

以来交流は続きますが、遠方のため、電話や直接会ったりというより、私が一方的に郵便を送る(送りつける)ことの方が多かったです。さらにこの10年以上の間は、私の勝手な都合で連絡を絶やしていたこともあって、きちんとお聞きできていないことがたくさんありました。

今回久々にお会いでき、本当に良かった。互いに生きて会えて良かったと、(私は勝手に)涙ものでした。


貴重な証言をお聞きすることもできました。まずは遊星仮面について:


原作も脚本も、どれも足立明氏の手によるものとのこと。原作者となっている仁田信夫とは、足立氏ご本人なのです。

遊星仮面という作品は、まさに足立明ワールドだったのです。

そういうことは、出会った直後からちょこちょこ聞かされてはいましたが、私の中ではなんとなくあいまいでした。今回氏がはっきりと断言なさったことで、断定事実として、サイトに書き加えることにしました。


他にもいろいろとお聞きできました。「妖怪人間ベム」のキャラデザインを担当され、遊星仮面の最初のキャラデザインもなさったのは、若林忠生さんという方であること。 http://f1.aaa.livedoor.jp/~monokuro/bem.html(←現在このサイトは削除に掲載されている「妖怪人間ベム」の絵コンテは、まちがいなく楠氏ご本人の筆によるものであること。氏が描いた「妖怪人間ベム」の漫画が連載されていたのはおそらくは業界誌だった といったことなど。

それらの情報の一部は、【雑学&豆知識】のページに書き加えておきますので、またご覧ください。

また、氏の描いた「妖怪人間ベム」の漫画が載ったと思われる業界誌、また、1970年代に書かれたアダルト漫画で、「名器」というタイトルの漫画をご存知の方がおられましたら、ホームに記してある連絡先(→現在はアクセスページに移行にまでご連絡ください。氏はもう一度見てみたいとおっしゃられておりますので。


氏は、1970年代に一時アダルト漫画をかいておられた時期があったようですが、お子さんのことを考えて、すぐにやめられたようです。

そのあと訪米され、帰国されてからはじめられたのが、小学生向け学習漫画でした。

楠高治氏作「まんがからだ事典②」の原稿より

▲「まんがからだ事典②」(1987年初版)の原稿より
(作者楠高治氏からは、掲載のご承諾をいただいています。)▲

1980年代から90年代初めまで、氏は学研で非売品のものも含めて、数多くのイラストや漫画を手がけられました。それについては私も、【参考資料】のページで言及しております。(→現在は【漫画版について】のページのこちらに移動

今回氏が、この時代の作品に最も愛着を抱いていることを再確信できたことは、私としては嬉しかったです。


アニメ版遊星仮面については、楠氏は絵だけで、ストーリーには関わっておられません。漫画に関しても、いくら独自に描いていたとはいえ、あくまでもアニメ版の設定やストーリーを基本としているものですから、自身のオリジナル作品という感覚は持ちにくいそうです。

ですが、この時代の学習漫画は、氏の完全オリジナル作品です。

もともと子供を描くのが好きだったという氏。書くのは苦しかったが、その分楽しかったとのこと。特に「病気のひみつ」(1984年初版)で、出来上がりを監修の教授にほめられたのはとても嬉しかったと、思い出を語る氏は本当に楽しそうでした。


私は時おりインターネットにのった氏に関する記事をお送りしたりしていますが、そのなかで一番喜ばれたのは、やはり学研時代の作品について記したHPの内容でした。

http://www25.atpages.jp/takeforce179/himituseries/kusunokitakaharu.html
(←2018年にこのサイトは削除されましが、インターネットアーカイブが運営するウェイバックマシン (Wayback Machine)左のリンク先は外部サイトに保存されていました。→https://web.archive.org/web/20160703025456/http://www25.atpages.jp:80/takeforce179/himituseries/kusunokitakaharu.html左のリンク先は外部サイト


クリエーターとして、子供向けの内容を手がけるのは、最も難しい仕事のひとつではないでしょうか。

子供の本能に響かせなくてはいけません。おもしろくなければ、内容がわからなければ、子供は即座にそっぽを向くのですから、ある意味過酷です。

しかも学習漫画です。難しい専門用語を把握したうえで、噛み砕いてわかるようにわかるように、説明していかなくてはいけません。表現の制約も多いでしょうから、それなりに大変な作業です。

なのに、この分野の漫画に関しては、今までほとんど評価という評価はなされていません。すでに、何の評価もされず亡くなられた重鎮の方もおられます。このままでいいのでしょうか。

かつてのエロ漫画がそうでしたように、第一線を退いた漫画家さんたちの終着点というような見方がなされているからかもしれません。どちらも本能を響かせるという点では、難仕事なんですけどね。


ですが、読者は忘れていないかもしれない。子供時代に刷り込まれた漫画の印象を忘れていない人は、たくさんいるはずです。

あの絵はなんという漫画だったんだろう、誰が書いたんだろうと、大人になってから心の奥底でくすぶり続けている人も多いはずです。

私が遊星仮面に対し最初に抱いた感情が、まさにそういうものだったんですから。

これからは、子供向け学習漫画にも、ぜひ焦点があたっていってほしいものです。


話はがらりとかわって:

今回フェルメールの絵を見に行きました。ほんの10年前までは、日本では一般にはほとんど知られていなかったマイナーな画家のはずでしたのに、いまや押しも押されぬ大メジャーです。

私の好きな画家にはもうひとり、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールがいます。ロレーヌ公国(現フランス内)の17世紀の画家です。

中学生の時からのファン。その頃からずっと国内ではマイナーなまま。(海外では違いますよ

2005年に国立西洋美術館で初の展覧会が開かれましたが(もちろん見に行きました)、まだまだマイナーです。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール画 タイトルは「新生児」あるいは「生誕」

ちなみに、ここに載せているのは、「新生児」、あるいは「生誕」というタイトルの絵。私がこの世で最も好きな絵です。

(どうやら著作権には違反しないようなので、掲載します。)

30年戦争左のリンク先は外部サイトなどに巻き込まれ、戦禍に苦しみながら滅びゆく小国。そこに静かに現れたのは、母と祖母の無償の愛のもと、平和とやすらぎへの願いを受けた赤子(=キリスト)。←私の勝手な解説です。

平和への願いもこめて、この人の作品も遊星仮面同様、もう少し一般に知られるようになってほしいものですね。