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TVアニメ作品遊星仮面」について、その作品中または作品周辺の、さまざまな情報に関する皆様からのご意見・ご感想を、複数の項目に分けて掲載しています。
引用文章の詳細や、ご覧になるさいの注意点については、【皆様からの作品批評】トップページの、引用文章をご覧いただく上での注意点をご参照ください。
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主題歌の出だしのエレキギターの「テケテケテケテ...」は、あの時代ならではですねー。
ビートルズが来日したのもこの頃で、歌謡界ではグループサウンズが流行ってましたっけ。
OP画面の葛飾北斎ばりの波の描写、崖下から上を見上げるアングルから崖の上に後ろ向きで立つヒーローにカメラが寄り、顔がアップになって「人呼んで遊星仮面!」、この一連の演出はカッコいいです!
「戦争をやめろ!」で始まる歌詞も、お話のテーマを簡潔に説明していてイイです。 (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
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OPにも登場するピネロン兵が撃つレイガン発射音は「ブーーー」という連続音です。
この音は「(注)ロビン」のソノシートでも使われていました。
「ロビン」本編でのレイガン発射音は「バリバリバリ」。
この頃の他のSFアニメで「びびびびび...」という連続音が使われていたのもあったと思います。 (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
ピネロンのレイガン発射音はぶーーーーのほか、べべべ...というのもありました。 (以上、スレNo.355-1679 うる妻)
各アニメに登場するレイガン発射音の聞き比べをするとおもしろいかもしれません。 (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
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遊星仮面が走るときの「シュンシュンシュン」という足音は生身の人間ではないような感じです。
アトムの「プワップワッ」、オバQの「きゅっきゅっ」という足音を思い出しました。
ジェッターは「ぴこっぴこっ」でしたっけ?
遊星仮面は生身の人間ですけど、超人のイメージを高めるための演出なんでしょうね。
(ジェッターもいちおう生身だけど) (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
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ライダーの飛行音はアブの羽音?に似ています。
あまり「秒速○万キロ」も出せるように聞こえないのが残念。
「忍者の乗り物」のイメージで軽い感じにしたのかもしれません。 (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
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BGMは、最初聞いた時は音に厚みがないように感じられて、重いテーマと合わない感じがしましたが、聞いているうちにしっくり来るようになりました。
女声のスキャットとか、ピーターが弾くピアノの曲などはなかなかの名曲。
既成の曲には気づかなかったです。 (以上、スレNo.355-1650 うる妻)
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(注)『レインボー戦隊ロビン』。(詳細についてはこちらをご覧ください。)
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地球に移住したピネロン人たちもスパイとして潜入したサップスたちも、ピネロンマークを整形手術で削り落とすようなことはしませんでしたね。 (以上、スレNo.403-2253 礼院坊)
地球に潜入したサップスたちでも、せいぜい髪の毛でマークを隠す程度でしたから、あのマークが隠れているのはよっぽど嫌だったんでしょう。
ピネロン人にとっては目や耳や鼻や口と同じ、顔のパーツのひとつという認識なんでしょうね。
顔のパーツなんだから、隠すなんてトンでもない!って感じかしら。 (以上、スレNo.403-2263 うる妻)
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サップスの設定は、(注)タイガーマスクの「虎の穴」を連想しました。
モノクロ版のサップスはみんな人相悪かったですが、リメイク版をつくるなら、一転して美形ゾロゾロでしょうか。 (以上、スレNo.390-2180 礼院坊)
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(注)『タイガーマスク』(TVアニメ 1969年10月~1971年9月放映)に出てくる敵組織。
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登場する地球軍将校の制服ですが、胸の部分が下向き矢印形のデザインになっていますね。
(注1)ロビンのヘルメット、(注2)ガッチャマンのコスチューム、(注3)ヤマトの制服に次いで4つ目の目撃です。 (以上、スレNo.334-1515 礼院坊)
でもヤマトの制服の下向きの矢印は、あれは船のイカリのマークですよね。 (以上、スレNo.334-1526 うる妻)
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地球軍戦闘機パイロットのユニフォーム、下向き矢印のヘルメットに気密服がかっこいいですね。
ロビン+ヤマトですからファンには堪えられないデザインです。
ところで同時期に放映されてたロビンと同じデザインのヘルメット被っていることを当時の子供たちはどう思っていたのかな? (以上、スレNo.358-1683 礼院坊)
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(注1)『レインボー戦隊ロビン』。(詳細についてはこちらをご覧ください。)
(注2)『科学忍者隊ガッチャマン』(TVアニメ 1972年10月~1973年9月放映)。
(注3)もちろん『宇宙戦艦ヤマト』のこと。
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最終章のホイヘンス総統のセリフから察するに、地球の方がピネロン星よりも自然の美しい星みたいですね。 (以上、スレNo.385-2072 礼院坊)
(注)ピネロン星を夜しかない星だと、記述しているサイトもありますし。 (以上、スレNo.355-1653 OHYABU)
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(注)アニメではほとんど描かれていないピネロン星。描かれていてもすべて夜のシーンです。
ですが漫画版の実質最終話では、きちんと昼間のシーンが描かれています。
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宇宙船のガラスが割れ人が外に吸い出されていく描写があることや、月基地の地球の軍人たちが宇宙服を着ていることから、宇宙は真空ではあるらしい。
遊星仮面の周囲だけは空気があって風もあるみたいだけど、まあいいか。 (以上、スレNo.355-1649 うる妻)
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この「遊星仮面」の世界では、金星も火星も地球と環境がほとんど違わないんです。 (以上、スレNo.358-1729 うる妻)
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月世界、険しく切り立った山々がそびえているのが印象的です。
かつては、月には空気も水もないので地球のような浸食が起こらず地形は切り立っていて険しいだろう というのが定説だったそうで、(注)アポロが月面探検をする以前の月世界のイメージを知ることができて興味深いです。 (以上、スレNo.365-1786 礼院坊)
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火星のシーンでは、人が宇宙服なしで活動してました、どうも地球のような空気があるようです。
当時はまだ「火星人のいる星」のイメージが強かったんですね。 (以上、スレNo.374-1869 礼院坊)
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金星は火山活動が活発ということでしたが、でも木や草も生えていて、人間も宇宙服なしで生きていられました。気温も特に熱くない様子で、空には星も見えて空気も濁ってはいないようです。
カラーだったらどんな色に塗られていたか興味あるとこです。
当時はまだ金星着陸に成功した探査機はなかったそうです、たぶん灼熱の世界だろうと推測はされてたそうなんですが、イメージ的にはまだまだ金星人の住む世界だったんですね。 (以上、スレNo.385-2014 礼院坊)
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(注)アポロ11号による初めての月面到着は1969年。
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>ピーターが遊星仮面だったということを知ったリンダが、その後どんなふうにピーターとつきあっていったのか、ちょっと想像つかないんですよね。(スレNo.390-2129 礼院坊 より)
「遊星仮面」はマンガ版の外伝がありまして~
それによるとピーターの座布団生活は変わっておりません~~
むしろリンダのSが加速中です~~~ (以上、スレNo.390-2136 うる妻)
リンダは自分のBFがヒーローの遊星仮面であることをとっても誇らしく思っているようです。
その一方でピーターをしっかりお尻に敷きつづけています。
ピーター自身も特に嫌がっている様子はないので。 (以上、スレNo.347-1632 うる妻)
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それにしても面白すぎるわ、この外伝。
アニメが暗かった分、マンガの方はそのハジケっぷりがスゴイ。 (以上、スレNo.390-2136 うる妻)
もう戦争はおわった(止めさせた)のに、ピーターはあいかわらず例の変身セットを持って歩いてるんですよ。
ピネロンへ行ったのは戦争のきっかけになった爆発の犠牲者の慰霊のための旅行だったんですけど、敵の残党に襲われたので遊星仮面になってます。
変身して暴れるのがクセになっちゃったのかも~~。
つか、何もないようなところなのに、どこで着替えたんだ??(女の子もいるのに?)
このお話、ピーターとリンダの掛け合い漫才とか(?)、もう隠す必要ないのに、やっぱりマスクはちゃんと付けている遊星仮面とか(その前に特別サービスでトランクの中身がばっちし)、で、さっそーと登場した遊星仮面もハラペコで実力発揮できないとか、脱力するようなコネタも豊富で楽しいです。 (以上、スレNo.347-1628 うる妻)
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(漫画版全般についての概要は、【漫画版について】のトップページをご参照ください。)
<ストーリー(前半)>
とある満月の夜、ピーター と リンダは散歩に出かけます。花を摘んでくると行って一人で離れて行ったピーターは、花畑の中にあった穴に落ちてしまいます。
その下にあったのはピネロン星の秘密基地でした。
基地の護衛に見つかったピーターは隊長の元に連れてゆかれ銃で撃たれます。ピーターを見つけた部下は射殺することを進言したのですが、隊長はどうせすぐに地球は全滅してしまうのだから、そこまでする必要はあるまいと記憶喪失銃を使ったのでした。
ピネロン星の計画はマグネート博士の発案により、南極と北極に磁力物質を落花させ、宇宙の引力をかき集める。すると放射能が地球に吸い寄せられ地球は滅亡するというものでした。
リンダたちに現場へ連れて行かれて記憶の戻ったピーターですが、既に作戦は発動しており、両極に落下した磁力物質によって地上には強力な電磁波が充満しており、生身の人間では外へ出た途端に消滅するいう状況です。
遊星仮面は地球を救うことができるのか? (以上、スレNo.351-1613 ヒロをぢ)
★
<ストーリー(後半)>
記憶を取り戻したピーターの話を聞いたソクラトンからの情報でビッツは直ちにピネロンの前進基地へ攻撃を開始します。
雨のように降り注ぐ爆弾。基地指令はホイヘンスに救援を請いますが、冷たくあしらわれてしまいます。「きさまたちの失敗はきさまたちで処理しろ」最後には「ばか者!それじゃ勝手に死ね!」
とうとう基地は全滅、瓦礫の間には工作員の死体が累々と横たわっている場面が描かれます。かろうじて生き延びることができたマックとパイクはトボトボと何処かへ立ち去って行きます。
一方、秘密基地は破壊したものの、既に両極に落下した磁力物質から発生した電磁波は地上に充満し始め、命令を無視して出撃しようとした者も一瞬で黒焦げになってしまい、手の施しようがなくなっています。
頼みの綱は遊星仮面ただ一人。
不安を抱えながら退避濠から外を眺めるリンダを眠らせ、ピーターは決死の覚悟でただ一人北極へと向かいます。
一点シューターを集中させる波状攻撃により、遂に南極の電磁物質をも撃破した仮面の前に立ちはだかったのは、自分の考えた作戦を打ち破られ、怒りに燃えるマグネート博士自身でした。
得意の(?)電磁力を利用した武器でシューターを弾きながら、じわじわと相手を弱らせよという博士の作戦でしたが、鉛のシューターで逆に電磁波を弾き返され(???)、自らの武器で最後を遂げるマグネート。
「ばかな人だ、あんなすばらしい科学力を持ちながら・・」つぶやく遊星仮面・・・。
破壊されかけた街にも日の光が差し、地球は元の姿に戻ったのでした。 (以上、スレNo.351-1618 ヒロをぢ)
★
まあ、突っ込みどころはいろいろありますが、いい加減な科学知識の引用については、時代のこともありますので言いっこなし。
アニメではあまり描かれていないらしい、敵の死体のような凄惨な場面については、色々意見もありましょうが、当時の子供たちにとって、《敵をやっつける》ことは、決して悪いこと》だという意識はそれほどありませんでした。 (以上、スレNo.351-1618 ヒロをぢ)
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(レインボー戦隊ロビンの詳細については、こちらをご覧ください。)
遊星仮面もロビンも、「星間ハーフの少年が地球を守って戦う」「目的は戦争終結と親の救出」という大きな共通点があります。 (以上、スレNo.358-1692 うる妻)
ほんとにどういう運命の巡り合わせなんでしょうね。
でも作品の醸し出す雰囲気は全く正反対って感じですよね。
孤独な単独ヒーローとファミリーなグループヒーローという違いが、それを象徴的に現しているのではないでしょうかね。 (以上、スレNo.358-1694 礼院坊)
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ロビン世界では星間混血児はロビン一人だけ、パルタ軍は最初っから地球侵略のために現れ、地球人でロビンを人種差別したのは、(後半の)バラエティー編になってから1人だけ。
ロビンは親代わりのロボットたちに保護され、傍目には幸せそう。
遊星仮面世界では、最初仲のよかったピネロン星が一転して地球を攻撃。地球に暮らすピネロン人も星間混血児もすでに大勢いて地球人による迫害を受け、ピーターもその犠牲者でかわいそう。
共通点は多くても相違点はそれ以上に大きく、「似たようなお話」という意識は制作者側には全くなかったのではないかと、実際に作品を見て感じました。 (以上、スレNo.358-1694 礼院坊)
そうですね。雰囲気はまったく違いますから。
視聴年齢層も「ロビン」よりいくぶん高めですね。幼い子供だと遊星仮面のカッコイイ雰囲気しかわからなさそうです。
「ロビン」は当時としてはだいぶハイセンスな作品でしたけど、「遊星仮面」も別なセンスで時代を先取りしていましたね。
当時はそれを理解できるほどアニメ視聴者が育っていなかったというのが不運でした。 (以上、スレNo.358-1695 うる妻)
結果「遊星仮面」は視聴率や人気の点ではとても苦戦することになります。
実際にエイケンはこのあとしばらくSFからも遠ざかっていました。
当初は2クールの予定だった「ロビン」が続編が出来るまで善戦し、「ロビン」終了翌年の(注1)009でもSF作品を成功させた東映とは対照的です。 (以上、スレNo.358-1695 うる妻)
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(注2)ガッチャマンのマントは弾よけ効果もありました。レーザー光線にも耐えられたかどうかはわかりませんが。
遊星仮面は忍者がモチーフっぽいですけど、ガッチャマンたちはその名からして科学忍者隊。
「ガッチャマン」のモチーフに「ロビン」が混ざっているのはあきらかですけど、実は「遊星仮面」も参考にされていたかもしれないですね。 (以上、スレNo.365-1806 うる妻)
(参考にされたとすれば)飛び道具、マント、乗り物・・・あと上司の科学者ですね。
ソクラトン教授は遊星仮面の上司ではありませんでしたが、雰囲気的にはピッタリですね。 (以上、スレNo.365-1807 礼院坊)
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(注1)『サイボーグ009』(TVアニメ モノクロ版 1968年4月~9月放映)。
(注2)『科学忍者隊ガッチャマン』(TVアニメ 1972年10月~1973年9月放映)。
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遊星仮面を見ていると、その後エイケンで作られたカムイやサスケなどの白土忍者アニメにつながるものを随所に感じます。
遊星仮面が素早く動くときの「ピュン!」とか「シャカシャカ」といった効果音なんかそのものですね。サップスだって敵忍者の雰囲気です。
ピネロンには(注)ミラージュ光線なんてのもありましたから、遊星仮面もそういう「科学忍法」を使って分身の術をやってもおもしろかったかも。 (以上、スレNo.358-1736 礼院坊)
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(注)第19話で登場。
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遊星仮面はシューターを投げる時にいちいち「なんとかシューター!!」と叫んでいましたけど、彼以前のSFヒーローはこんなことはしなかったような気がします。
技をかける時にいちいち名前を叫ぶのを流行らせたのは「(注1)マジンガーZ」だったとは思いますけど。
ただ、SFじゃあないんですけど、忍者アニメの「(注2)風のフジ丸」で忍法を使う時に技の名前を呼んでいたような...。
遊星仮面は忍者のイメージをしっかり取り入れてますもんね。シューターなんて「円盤状の手裏剣」ですから。(以上、スレNo.358-1755 うる妻)
少年忍者風のフジ丸のDVD再見してみました。28話「竜煙の巻 大団円」
術によっては叫んでいました。「×××(←聞き取れない)暗夜の術!」 (以上、スレNo.390-2152 OHYABU)
すると、TVアニメで「使う技の名前を叫ぶ」を最初にやったのが「フジ丸」、SF作品で最初にそれをやったのが「遊星仮面」、定着させたのが「マジンガーZ」ってことでほぼ確定でしょうね。 (以上、スレNo.390-2158 うる妻)
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(注1)『マジンガーZ』(TVアニメ 1972年12月~1974年9月放映)。
ところで、SFではありませんが、マジンガーと同じく永井豪氏が関わられたTVアニメ『デビルマン』にも、技の絶叫シーンがあります。そのことについてはこちらで述べています。
放映時期はマジンガーより若干はやく、1972年7月~1973年3月まで。
(注2)『少年忍者風のフジ丸』(TVアニメ 1964年6月~1965年8月放映)。
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遊星仮面の「遊星」って、いまや天文学では死語になった感があります。
もともと、動かない星を恒星、動く星を遊星と呼んだそうで、惑星とほぼ同じ意味で使われていたそうです。
でも惑星仮面じゃなんかヘンですよね、彗星仮面や流星仮面ならカッコいいと思いますが、地球もピネロン星も惑星(遊星)ですから、それを守る正義の仮面ということなら「遊星仮面」がピッタリくると思います。 (以上、スレNo.334-1515 礼院坊)
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遊星VS惑星
調べてみたら、天文学会では戦後間もなく「惑星」に統一されたそうです。
でも世間一般では、昭和30年代前半くらいまではどちらも同じくらいに使われていたそうです。
こちらのサイトにありました。(現在サイトは削除)
映画やテレビ番組に登場する遊星VS惑星の年代順リストも掲載されています。
遊星が次第に惑星に取って代わられる経緯がわかります。
ヒーローの名につけるとなると、遊星が圧倒的に多いですね。 (以上、スレNo.334-1531 礼院坊)
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収容されているピネロン人たちを「捕虜」と呼んでますが、捕虜とは生け捕りにした敵兵士を指す言葉ですから違います!
彼らは民間人で、しかも犯罪を犯したわけでもありませんから・・・なんて呼ぶべきなんだろ?
「囚人」だと犯罪者の意味合いが強いですよね、「収容者」かな?明かな人権侵害で国家犯罪に値する行為なので、正当化のために捕虜と呼んでいるのかな。 (以上、スレNo.358-1731 礼院坊)
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「遊星仮面」では「デリンジャー現象」が2度に渡って出てきました。
デリンジャー現象は太陽フレアの活動が原因で短波通信がとぎれてしまう実在の現象です。
お話ではピネロンが人工的に起こして、地球のレーダーを利かなくしてミサイルを打ち込んだりスパイを侵入させたりするのに使っていました。
なかなかSFらしいこだわりです。デリンジャー現象はハムをやっている人の間ではよく知られた現象のようなので、スタッフにハムが趣味の方がいらっしゃったのかもしれませんね。 (以上、スレNo.347-1586 うる妻)
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(注)『おそ松くん』に出てくるメインキャラ、イヤミの得意ポーズ。TVアニメ化(モノクロ版は1966年2月~1967年3月放映)もあって、この当時大流行。
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覆面と仮面って似ているようで、実は別物なんですね。
覆面は正体を隠すためもの、仮面は別の人間になるためのもの...みたいな感じ? (以上、スレNo.347-1636 うる妻)
なるほど!そう定義するとわかりやすいですね。 (以上、スレNo.347-1638 礼院坊)
覆面と仮面の違いですけど、形状は関係なさそうですね。
(注1)伊達直人は「覆面」レスラーで、戦う時は虎を被ってましたけど、普段は猫を被って別人を装ってましたから、あの覆面の意味は「仮面」に近いものでした。 (以上、スレNo.347-1642 うる妻)
「仮面」は顔に着けるモノとは限らないかもしれません。
ピーターはどうなのかな??
大人しい少年の顔が、実は差別を受けた経験から身につけた「仮面」だったとしたら可哀想ですね。 (以上、スレNo.355-1691 うる妻)
ピーターも普段は何食わぬ顔でおとなしい少年を「演じて」いるわけですから・・・でも戦争さえなければ、あんなふうに仮面被って戦うなんてことなかったはずですから・・・どちらが素顔でどちらが仮面なのか?
やはりこれは難しいテーマですねえ。 (以上、スレNo.385-2035 礼院坊)
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仮面キャラがその正体を明かすまでのさまざまな展開や演出は、多くの作品を通して次第に形作られていったのでしょう。 (以上、スレNo.347-1635 礼院坊)
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私なりに仮面ヒーロー(変身ヒーロー)を正体秘密度別に分類してみました。
1.月光仮面型:敵にも味方にも、そして視聴者にさえも正体を明かさないタイプ。
2.ウルトラマン型:敵にも味方にも正体を明かさないが、視聴者には正体を見せてくれるタイプ。
3.エイトマン型:基本的に正体は誰にも秘密だが、味方の側に正体を知っていてサポートしてくれる仲間がいるタイプ。
4.仮面ライダー型:敵の前で堂々と変身して正体を明かすタイプ。(仮面ライダーの場合、作ったのは敵組織で最初から正体は秘密ではなく、例としては不適当かも知れませんが)
この分類でいくと、遊星仮面は間違いなく1の月光仮面型になりますね。
敵味方のだれにも正体を悟られないようにするのはものすごく大変なことだと思いますけど、とりわけ視聴者にもその正体を見せないとなると、作品を作る側の苦労も大変なものではないかと思います。 (以上、スレNo.355-1671 礼院坊)
最も古典的な仮面ヒーローだったのではないでしょうか。だれにも理解されず、孤独で孤高で・・ (以上、スレNo.355-1662 礼院坊)
遊星仮面はトンでもないハイテクメカを装備してますから、やはりどこかに秘密工場などの「基地」がないと難しいんじゃないかなあって気がします。
見せられない部分が多いですから、作品中にナゾが多くなるのはどうしても避けられないでしょうね。 (以上、スレNo.355-1671 礼院坊)
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「遊星仮面」と同じように、見ている側にも正体を明かさずに活躍してきて、最後にマスクをはずして
「あっ、アンタだったのか!!」と周囲を驚かすヒーローって...
・「怪傑ゾロ」。
「遊星仮面」の少し前、アメリカのTVドラマが放送されていました。
「(注2)ロビン」のバラエティ編のOPでパロディになっているくらいでしたから、かなりの人気だったはずです。
私はドラマの方の内容は完璧に忘れてしまっていましたが、後になって子供用に編集された原作の小説「怪傑ゾロ」を読みました。
小説「怪傑ゾロ」は正義の仮面のヒーローが、虐げられている貧しい人たちを助けて悪い総督やその部下と戦うお話です。
個性的な各キャラの設定が絶品の明るく楽しい作品です。悪く言えば単純な勧善懲悪モノとなりますが。
舞台は昔のアメリカですけど、SF仕立てにしたら「遊星仮面」と似たような舞台設定になるかもしれません。
ただし主人公の青年は大金持ちの貴族という恵まれた立場です。
父親は実力者。「遊星仮面」の世界で言えばソクラトン教授に近い感じです。
素顔のゾロは弱気なボンボンを装っています。素顔の方が実は仮面だという点は伊達直人と同じですね。(ピーターは?)
オテンバで美人で勇敢なヒロインも登場します。このお話、恋愛モノの要素もかなりあります。
悪い総督を倒したあと、ゾロはみんなの前で仮面をはずして周囲をおどろかせます。
この点は遊星仮面と同じです。
が、こちらのヒロインはすべてお見通しでした!(リンダは鈍すぎじゃっ!)
「遊星仮面」を企画した人やスポンサーが、「怪傑ゾロ」をベースにすることを考えていたかはわかりませんけど、少なくともこのような明快・爽快な冒険ストーリーをやりたかったんじゃないでしょうか。
あの時代の子供向け作品としたらその方が自然ですし...そんなような気がします。 (以上、スレNo.385-2021 うる妻)
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>地球がすでにピネロン星に征服されたあとで、ピネロン人の支配から地球人を解放するための戦いだったら、案外、明快・爽快なアニメになったかもしれませんね。(以上、スレNo.385-2035 礼院坊 より)
ごく最近のアニメですけど、「(注3)コードギアス」がそういう内容でした。
こちらは、大国に占領された日本を解放するために戦う仮面の少年が主人公です。
仮面の少年は「ゼロ」と名乗っていました。名前からして「怪傑ゾロ」のもじりですね。 (以上、スレNo.385-2042 うる妻)
実はゼロと遊星仮面は、「怪傑ゾロ」以外にも共通点があるんです。
ゼロは日本を占領した大国(アメリカとイギリスを足したような架空の国)の、捨てられた王子です。
祖国から追い出されて日本で育ったため、気持ちの上では日本人に近いのです。
でもゼロの外見はバリバリの白人です。
これは、見た目は星マークが付いたピネロン人でも心は地球人...のピーターと被るんじゃないかと思うんです。
ゼロはお話の終盤で一緒に戦ってきた日本人のレジスタンスの仲間たちに正体を知られてしまいます。
マスクの下の白人の姿を見て「だまされた」と怒る仲間たち。
ピーターとはだいぶニュアンスが違いますが、ゼロもまた人種という壁に苦しんだ者の一人でした。
仮面を捨てたゼロでしたが、その後は悪人を装うという見えない仮面を被り、結局彼は最後まで「仮面の人生」を貫きます。
「装う」とか「演技する」とかは、しばしば「仮面」と言い表されますね。 (以上、スレNo.385-2045 うる妻)
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(注1)『タイガーマスク』(TVアニメ 1969年10月~1971年9月放映)の主人公の名前。
(注2)『レインボー戦隊ロビン』(詳細についてはこちら)の第27話以降。
(注3)『コードギアス 反逆のルルーシュ』(TVアニメ 2006年10月~2007年3月&7月放映、2008年4月~9月には、続編『R2』が放映)。