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このページに掲示しているのは、2025年9月16日からの内容です。
それらを時系列に並べ、適当なところで区切り、下記のように並べてみました。
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『ペリリュー ―外伝― 』4 (作:武田一義):
4つのエピソード→
(1)1947年、密かに島に残った指揮官・島田は…
(2)1997年、田丸の息子の7回忌、その息子(孫)の亮は、母の再婚で…
(3)2002年、田丸の妻・光子親友・吉敷の妹)逝く…
(4)1943年、吉敷の出征…
さらに、(5)当作品のいわばパイロット版。2025/9/16
(1)失明し瀕死状態だった島田は、島民の長レモケットとその娘マリヤに保護され、マリヤの養子ニーナ/ケヴィンと共に暮らし始める。
彼は、島に散在する日本兵達の遺骨に接し、後悔に苛まれ、更に島民(マリヤ)が受けた深い心の傷も知る。
そして島に留まり慰霊を続ける。マリヤと共に。(後に2人は結婚)2025/9/16
(2)交通事故死した田丸夫妻の長男の7回忌に集まったのは、長男の子の亮と再婚したその母親、長女一家、親戚となった高木一家。
亮は、実父の死や、義父が転勤となるため祖父母や親戚との関係がより疎遠になることに、自分ではどうすることもできない(できなかった)怒りの感情を募らせ、ついに号泣。2025/9/16
大事で大切な家族のことで、家族の誰かが悪いわけでもないのに、時にどうにもならないことが起きる。それに対し抗しがたい怒りが沸き上がる。
そうした経験は自分にもあると、光子は亮に語る。(彼女にとっては、兄の吉敷を失ったことだろう…)
田丸も…。
誰にでもそうした経験があることを、亮は知る。2025/9/16
(3)元来虚弱な光子。老いて寝たきりとなり、認知症の症状も。
兄・吉敷と夫・田丸とを同視することも増え、ハッと現実に戻ると田丸は「お帰り」。
「均さんは兄ちゃんからの贈り物だわ」
「僕もそう思ってた」
「生きて帰って来てくれて有難う。あのペリリュー島から」
「光子さん、僕こそ有難う」2025/9/16
光子の死から12年後、病で余命わずかとなった田丸のもとに、孫の亮が20年ぶりに訪ねてくる。
本編11巻最初につながる。2025/9/16
(4)甲種合格し、召集令状(赤紙)も届き、戦場に行くことになった19歳の吉敷。
彼のおじは不満だ。かつては、男が1人だけの家からは召集しない、召集は20歳から――だったのにと。
おじは戦場に行かなくてよい方法を教えるが、吉敷は当時の純粋な心根の若者らしく、それを拒否。
そして、故郷から旅立つ。2025/9/16
(5)本編7巻ラスト以降からの、つまり終戦後からの状況が、足早に描かれている。
田丸、吉敷、島田の3人が登場。3人が絡むエピソードは本編とほぼ同じ。
異なるのは、吉敷が不発弾を踏んで田丸の目の前で死ぬことと、島田のその後が全くわからないこと。
田丸が帰国後吉敷の妹と結婚するのは本編と同じ。2025/9/16
――以上『ペリリュー ―外伝― 』4 について。
漫画は完結。以降は映画。
結局、私が最も興味を抱いた人物・片倉については詳しくは描かれず。
彼は複雑な人間。描けなかった?或いは描かないことでその本質をより垣間見せようとした?
映画では、彼はどのように描かれるだろうか。2025/9/16
(略)島民の被害について描かれ続けたことにも、この漫画の意義がある!2025/9/16
――――――
(注)『ペリリュー ─楽園のゲルニカ─』第1~11巻と外伝の感想ポスト(旧ツイート)は、サイト内に転記済みです。以下からご覧ください。
(1~9巻の感想) / (10巻の感想) / (11巻の感想) / (外伝1の感想)
(外伝2の感想) / (外伝3の感想)
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「映画「鬼滅の刃」最新作 興行収入330億円 国内上映歴代2位に」:2025/9/17
「「鬼滅の刃 無限城編」、北米市場で興収トップ アニメ映画のオープニングで歴代最高記録に」:2025/9/17
『怪獣8号』22話感想:
「識別怪獣兵器(ナンバーズ)」装着の2人が印象的。
亡き母同様「4号」スーツを着、高速飛行で戦うキコル。
“生きてるスーツ“「10号」と保科。 私は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009-10)のグリードとリンを思い出してしまった。対話は、それよりは漫才色が濃いがw2025/9/23
なお保科が、意思をもった元怪獣「10号」に対し言った「ピョン吉みたいな位置からしゃべりおって」。
私の世代なら誰でもわかる。『ど根性ガエル』のピョン吉のことだ。2025/9/23
「劇場版『チェンソーマン レゼ篇』」今月公開:
TVアニメは1クールのみ。 2クール目を楽しみにしてたら、劇場版でキタか…。
わたしゃ劇場までは足運ばないんでね。だから『「鬼滅の刃 無限城編』も見てない。
昭和のオタクは「録画命」なので、BSかCSで流れるのを待つ。2025/9/24
『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』(第1期まで)、『チェンソーマン』、『怪獣8号』 見たし見ているけど……
主人公が私的に一番面白いのが『チェンソーマン』なんだよね。2025/9/24
『怪獣8号』2期全話を見て。
作画は凄いし、全体に勢いがある。人気があるのはわかる。
面白いことは面白いのだが……相変わらず世界観は狭くて今のところひねりがなく、正義は一方的で、強者な若者達だけのお話だ。2025/10/1
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最深日本研究~外国人博士の目~「“コミケ”を知りたい」:
番組HP→「タイ人のメディア文化学者ヴィニットポン・ルジラット(ニックネーム・ギフト)が研究するのは「コミケ」に代表される日本の「同人文化」」
「70年代に始まった」「ポップカルチャーの原動力」「世界に影響」2025/10/4
「同人」
プロ・アマ問わず、同じ趣味を持つ愛好家の集まり。
「コミックマーケット(コミケ)」
世界最大の同人誌即売会。2日間で2万を超える販売ブースが出店。参加費は1ブース7千円。参加は抽選。
かつては2次創作がほとんどだったが、今は1次創作とよばれるオリジナルも多い、“表現の場”。2025/10/4
コミケ。
当初は漫画がメインだったが、いまやジャンルは多様化。
<歴史>
米沢嘉博氏らが中心になって、1975年最初のコミケが。
2020年コロナで休止。2021年再開。
(※コミケの危機は、番組では触れられていなかったが、「首都圏幼女連続殺害事件」直後にも。
バッシングに晒され、会場も変更)2025/10/4
同人音楽。
音楽ソフトの発達で、誰でも手軽に楽曲を自主製作できるようになり、誰でも動画配信で流せるように。
結果として音楽業界の底上げに。
J-POPの原動力は「同人」だと、ギフト氏は主張。2025/10/4
<今年のコミケの傾向>
同人雑貨増えた。「映える」と繋がってる?
BLのブースが減り、女性が減った。 タイ/台湾/中国など海外からのBLが強くなってる影響?
それはつまり……BLが、同人誌即売会という枠に収まり切れなくなっているのではと。
世界に飛びだし発展を続けてるのではないかと!2025/10/4
「トランスナショナル・カルチャー」(一部地域の文化が世界に広がり、各地で独自に変化する現象)。
インターネットの普及がこの現象を加速させている。
BLは、そうした流れの中にあるのではと、ギフト氏分析。2025/10/4
<最近の同人活動>
人間の販売スタッフだけでなく「バーチャル売り子」と称した「Vチューバ―」が、ブースにてモニターから参加。――コミケなどでこうした形態が増えているのが近年の特徴だと。
「Vチューバ―」がこういう場に参加することで、同人文化に変化が起きていると!
2025/10/4
同人活動には2つのコミュニティーがあるとギフト氏。
動画配信サイトなどのネット空間と、コミケなどの実世界。(同人作家はその2つを行ったり来たり)
近年、ネット空間から出ることができないVチューバ―が、ネット空間ごと実世界に近づいた?
Vチューバ―を介し、ネット空間と実世界の融合が!?2025/10/4
Vチューバ―にとって、配信ではコメントしか見えないが、即売会の会場に置いたPCモニターからならリアルなファンの姿が見え、会話もできる。
ネット通販があるのに同人イベントに人が集まる理由はそこにも?
Vチューバ―と同人誌即売会が互いにどう影響し合い、変わっていくかにギフト氏は注目している。2025/10/4
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10月から視聴予定の新作アニメは、『SPY×FAMILY』3期、『キングダム』6期、『おじゃる丸』新作。
うち毎回感想UPを予定してるのは『SPY×FAMILY』。
『キングダム』は、好みの作品ではないのだが、なぜか1期から視聴を続けてる。
『おじゃる丸』については、新作の放送終了後に、まとめて感想をUPする。2025/10/8
『SPY×FAMILY』38話:
前半――
ボンド(犬)が危機を予知し、アーニャがそれを読み取りアタフタし、父ロイド&母ヨルの大活躍に繋げる。
このパターンは、作品最大の魅力でもある。
後半――
ロイド大好きフィオナと、ロイドを支える情報屋フランキーとの初体面。
なんやかんやと信頼関係生まれたみたい。2025/10/8
何度も書いてきてることだが……
私にとって『SPY×FAMILY』という作品の最大の魅力は、表向きのエピソードの楽しさにではなく、背後に潜む「憂い」にある。
フォージャー家の3人+1匹は、国家権力の負の側面から切り離せられない…。2025/10/8
「ノーベル生理学・医学賞、坂口志文氏ら3人に 免疫反応抑える「制御性T細胞」を発見」:2025/10/8
「制御性T細胞」と聞いて、この美しいお姉様のことを真っ先に思い出しましたw そういう人 多いようですね~w
ハイヒールはいた綺麗な足でのケリが、特に印象的でした!
「ノーベル賞で『はたらく細胞』再注目 制御性T細胞が登場で高い認知度!アニメでは声を早見沙織が担当」:2025/10/8
『はたらく細胞』公式Xより→
「『はたらく細胞』原作・清水茜先生より、坂口志文先生のノーベル生理学・医学賞受賞のお祝いイラストをいただきました。坂口先生、本当におめでとうございます!」:2025/10/8
歴史探偵「ゴジラ」:
番組HPより→「国防総省の機密文書から、ゴジラの影響力を懸念する米政府とハリウッドの制作者達の知られざる駆け引きが明らかに。
米では、原爆否定の部分は削除され続けてきた。
しかし、『ゴジラ1.0』は大ヒット!2025/10/11
2足歩行で白目があるなど見かけに人間らしさがあり感情移入し易いこと、「原水爆実験の被害者」でもあるとの設定――などによってゴジラへの親しみが。
映画史上初めてスーツを使った撮影が本格的に行われた。(当時特撮の主流は「コマ撮り」)
ハイスピード撮影によって、重厚感や恐怖感をより強く表現。2025/10/11
ゴジラのメインタイトル(ゴジラのテーマ)。
本来高音担当のバイオリンが低音(音域的にはチェロ)の主旋律を担当。
このことによって、ノイズの乗った音色・押しつぶしたような音色・荒々しい音色に。
ザラザラゴツゴツといったイメージに寄与。
作ったのは、放射能被害を受けた経験持つ伊福部 昭氏。2025/10/11