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アニメ原画&キャラクターデザイン&メカニックデザイン&漫画版担当者・楠高治氏についての、遊星仮面ファンサイト管理人によるX(旧ツイッター)上での記述より、ごく客観な見解や、正しい史実として世間に知っていただきたいことのみを、このページに掲示しました。
楠氏に関しては、1987年以降何度かお会いしてきたために、管理人の主観が入りがちになってしまっています。X(旧ツイッター)上でも、氏に関する記述はひんぱんです。ただ多くは、あえて主語を省いていますので、検索しづらいかもしれません。
それでもそうした記述にご興味あれば、【サイトマップ】ページ内に記載している管理人のX(旧ツイッター)をご利用ください。
なお、氏は2014年12月10日にご逝去されました。享年78歳。
このページに掲示しているのは、2011年5月27日からの内容です。
下記の項目をクリックすると、このページ内の説明箇所に移動します。
X(旧ツイッター)上以外にも、このサイト内の【あとがき(更新記録)】の各ページにも多くの記述が。
ご本人のお写真付の記事もあります。検索項目をご利用ください。
遊星仮面の漫画版の作者・楠高治さんのWikiに最近、「学研の学習漫画」時代の記述を追加なさった方に、深く御礼申し上げます。有難うございます!★1980年代から90年代前半までのこの時代が、楠さんにとって一番楽しかった時代。この分野に導いて下さった鈴木伸一さんに感謝しておられます。2011/5/27
マンガショップで販売中の「月光仮面」と「エイトマン」。桑田次郎さんのアシスタントだった楠高治さんは、どちらにもご自分の名前を出して書いている回があるのですが、一切版権主張はされておられません。「オレの作品じゃない」とか。実際には他の漫画家さんたちとの共同作業であったりするために。2012/2/1
楠高治さん。「遊星仮面」は代表作じゃない。何よりこの人本来の絵は桑田次郎調じゃない。この人の代表作は'80年代~'90年代前半までに描いた、学研の子供向け学習漫画です。★今回ご自宅にて、著作の一部を調査。全体像を描くには、私自身もっとこの分野について勉強しなくてはいけませんけど。2012/2/1
楠高治さん、アニメに関せば、ほとんど関わらなかった「遊星仮面」より、外注という形で関わった「妖怪人間ベム」(第1期)の方に、はるかに愛着をもっておられます。東京で「ベム」の再放送が始まりましたが、ご自宅のTVでは映らないとか。リハビリに役立つかと思ってたのに、残念!2012/2/10
「遊星仮面」は、「妖怪人間ベム」同様無名のまま逝った作家・足立明さん(原作&全話脚本担当)を再評価させる、重要な作品です。/原画&漫画担当の楠高治さんにとっては、代表作でなくとも(←私の評価より)、20数年前に23歳の若さで逝ったご長男の墓標になっている、かけがえのない作品です。2012/5/9
遊星仮面のWikiに最近、原画&漫画担当の楠高治さんが「桑田二郎さんの弟子」だとの内容が追加。でもこれは大間違い!★アシスタントであって弟子ではなく、当然師弟関係もない。楠高治さんのWikiともども、訂正願います。公正を期すために、私はWikiには手をつけないようにしてますので。2012/6/3
楠高治さんは成り行きで、桑田二郎さんのアシスタントになられただけ。その時代が長かったので、たしかに1970年代までは桑田二郎さんの絵に似てますが、のちにご自身本来の絵に戻られました。(1980年代以降の、学研の学習漫画等)。2012/6/3
「遊星仮面」の主人公ピーターの幼児期のモデルは、漫画&原画担当の楠高治さんご自身のご長男(1964/10生~1988/8没)。父親は早世した息子のために、墓石に遊星仮面を彫りました。その強い愛は、第1話の原画にも滲み出ています。(略)2013/6/25
今日は楠高治さんのご長男さんのご命日…。当時も私は大阪に居たためお会いしたことはない。ただ前後の状況を多少なりとも知るだけに、今回の「遊星仮面」初全話DVD化は本当に嬉しい…。主人公の幼児期の姿は彼がモデルだからだ。その面影を蘇らせ、生きた証を半永遠的に残せた意義は大きい…。2013/8/17
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今日10/29は「遊星仮面」の原画(キャラデザイン)&漫画担当者楠高治さんの誕生日。★私より年上の方には「月光仮面」「8マン」等の桑田二郎さんのアシスタントとして、私より年下の方には、学研のひみつシリーズ等での児童漫画家として知られる人(略)です。2013/10/29
@(略)私は学研作品の方が楠さんの代表作だと思ってます。本当は超手塚治虫ファンで、丸っこい線の方が好きな方。桑田氏のアシをして、氏の絵に似てしまっただけなのです。私にとってとても大切な方なので、学研作品についてまとめたいのですが、今は全く時間がありません。2014/7/11
「遊星仮面」は、漫画&キャラデザイン&原画担当の楠高治氏にとって夭逝したご長男の大切な分身であり墓標。(注)私のツイログより(略) ’12年にご自宅訪問。ご長男の写真と、彼の眠るお墓の墓石に掘られた遊星仮面の模写絵とが、並んで貼られてました…。2014/10/18
今日は東京大空襲から70年目…。「遊星仮面」の漫画&アニメキャラデザイン&原画担当の楠高治氏は東京生まれ東京育ちで、疎開先から、地平線を真っ赤に染めた先にある故郷を見つめていたという…。(略)2015/3/10
8/28にBlu-rayが出る『恐怖のミイラ』。漫画版の担当は、黎明期TVアニメ『遊星仮面』の漫画版と、アニメのキャラデザ・メカデザ・原画を担当された、楠高治さんです!ベストフィールさん感謝!マンガショップさん漫画版出して!2015/6/3
……嘘といえば、楠高治氏は桑田次郎氏の弟子ではない。Wikiや遊星仮面DVD-BOXでの表現は誤り。楠氏は桑田氏が好きで尊敬してるが、アシスタントになったのは成り行き。氏が漫画上の師とあおぐは手塚治虫氏のみ。ともかく超手塚ファン。これも何年も前からサイトにも記載してるのに…。2015/7/24
――――――
(注)具体的内容を検索するには、まず管理人のX(旧ツイッター)上での記述の全データについて記したこちらのページをご覧ください。
>>>このページの最初に戻る
楠高治。漫画家。’14/12/10死去。享年78。桑田二郎のアシスタントとして『月光仮面』『8マン』、アニメ『エイトマン』の原画、アニメ『遊星仮面』の漫画&キャラデザ&メカデザ&原画を担当。その後学研の小学生向け学習漫画を数多く描く。
ご遺族からの了解が得られたので正式掲載。2015/11/2
(略)墓誌に掘られた遊星仮面は、’88年に亡くされたご長男の墓標。
DVDのパッケージの絵は直筆画。 2015/11/26
’15/10末、その死を知る。11月のツイート(現ポスト)は氏のことで埋め尽くされる。ツイログから’15/11を(略)検索すれば、私の混乱と嘆きがわかる。2015/12/10
特に以下ツイート(現ポスト)は重要。(※ パソコンからご覧の場合、リンク先のページは別ウインドウに表示。)
了解を得てのご逝去公表 https://x.com/ohyabu/status/661187099756879872
お墓に刻まれた記 https://x.com/ohyabu/status/668542026418253824 https://x.com/ohyabu/status/668550765414191106(略)2015/12/10
#楠高治20141018再UP
←このハッシュタグでまとめてる写真や絵は、’12年に一度ネット上にUPしたもの。当時それを知った楠氏は電話口から「ありがとう」と…。(略)2015/12/10
遊星仮面ファンサイト 【楠高治氏を偲んで…】ページ完成。 学研の学習漫画こそ本来の作風、との私の見解も入れて…。
このツイート(現ポスト)を以下のハッシュタグで縛り、楠氏へ捧ぐ。
#亡き楠高治へ2015年の記 #2014年12月10日死去 2016/1/16
>>>このページの最初に戻る
(略)桑田二郎氏への気配りと、面倒を嫌う性格から、「月光仮面」の権利は主張せず。それでも単行本化された時には、原稿料は貰ったヨと喜んでた。2016/1/15
「まんだらけZENBU」74号には、前号掲載の楠高治氏の原稿のオークションでの落札状況が載ってた。全て売れてた。最初の設定価格の4倍以上になった原稿も。嬉しい!
形見が手元になくてもいい。この人の仕事が後に伝えられることを望む。2016/3/18
先程ヤフオフに、楠高治氏の『月光仮面』の直筆原稿が出てるのを見て、プリントスクリーンで画像をコピーし保存。先日は、氏直筆の『遊星仮面』のキャラ設定画が出てるのを見て、これもコピーし保存。買えないからこれしかないのだ…。(略)2017/8/1
(ヤフオフ)出品者の方が記してる「著作権を主張しませんでした」は本当。生前のご本人から私が直接聞いてる。自分の作品ではないからと当然のように言ってた…。(略)2017/8/1
楠氏は生前『遊星仮面』の漫画を見せながら、「ここが奥田たつおさんの、ここが小畑しゅんじさんの」と、当時アシスタントを務めてくれてた漫画家さんが描いた絵を教えてくれたことがある。「僕独自の線を覚えてよ」ということで…。
残念ながら今でもよくわからない。もっと頻繁に会えていればと。2017/8/2
『遊星仮面』の楠高治氏は、桑田二郎氏の弟子ではなくアシスタント。付き合いは対等で、上下関係はなく、信頼できる友人同士でした…。
楠氏と直接交流があり、直接当時のことを聞いてた私の話が一向に信用されないのは、社会的信用がないから?(略)2018/5/31(←※現在このポスト(旧ツイート)は、X(旧ツイッター)上から削除)
ただ生前の楠氏は、桑田氏の弟子だと世間から言われても、「そんなことど~でもいいよ~」という人ではあった。桑田氏を心から信頼し、気をつかっておられた。2018/5/3(←※現在このポスト(旧ツイート)は、X(旧ツイッター)上から上から削除)
漫画家の楠高治氏(故人)。黎明期TVアニメにスタッフとしての参加歴有。
学研の学習漫画(作品数多)も有名。これらの方が代表作だと私は思ってる。
ご本人が一番気に入っておられ、実質一番有名なのは『病気のひみつ』2018/8/12(←※現在このポスト(旧ツイート)は、X(旧ツイッター)上から削除)
漫画家・楠高治氏の本領発揮の時代は、『月光仮面』『8マン』等の桑田二郎氏のアシスタント時代の後にやってきた…。
代表作である学研「ひみつシリーズ」。それについて詳しく解説した個人サイトは、サーバー消滅で削除。しかし世界的なWEBバンクには保存されてた。
https://web.archive.org/web/20160703025456/http://www25.atpages.jp:80/takeforce179/himituseries/kusunokitakaharu.html2019/10/18
ページが開くまでには少し時間がかかります。ご注意を…。
このページのソースと画像を保存。もしこのページの作成者さんと連絡がとれて許可が得られれば、私のサイト上でUPしたい。(略)2019/10/18
6/10に83歳で亡くなられた声優の藤本譲氏。1966~67のアニメ『遊星仮面』では、ギャクキャラ「マック」を担当された。
(痩太の凸凹コンビ「パイク」と「マック」。パイクは痩でツッコミ、マックは太でボケ。ちなみにパイクのご担当は故富山敬氏)
ご冥福をお祈り致します2019/6/18
この「パイク」と「マック」のコンビは、キャラデザインや漫画や原画を担当された楠高治氏にとっては、『遊星仮面』で最もお気に入りのキャラ逹だった。
学研まんがの時代にも再登場させておられる。2019/6/18
>>>このページの最初に戻る
楠高治氏について:
桑田二郎(次郎)氏の弟子ではなくアシスタント。アシスタントしてるうちに絵が似てしまったという証言が残されてる。
桑田氏に会う前から「楠高治(たかはる)」として作品を発表してた。
漫画『遊星仮面』はアニメのコミカライズ。楠氏は漫画担当者であって原作者ではない2020/1/28
(略)桑田二郎(次郎)との関係は師弟関係ではない。ネットや紙面でのそうした記述は修正してほしい。
2人の間に上下関係は無く、そのためか楠氏は桑田氏に終生好感を持ってた。
悪口など一切聞いたことがない。2020/1/28
楠高治氏の代表作・学研ひみつシリーズの定番キャラ「ミコちゃん」(略)2020/2/2
(略)「ナンシー」ちゃんは、デビュー作『村のかじやさん』にも出てきます。大学時代お世話になった外国人教授の娘さんのお名前だそうです。2020/2/28
@(略)一度「どうして楠さんの漫画では外国人の女の子にナンシーって名前が多いんですか?」って聞いたことがあるんですよ。そしたら……
大学(明治学院大学)のそばに、外国人教授用の邸宅群があったらしく、そこに恩師も住んでて、娘さん(もちろん当時は子供)の名前がナンシーだったんだ…とお答えに。2020/2/28
TVアニメ黎明期の作品がGYAO!に。
エイケン(旧TCJ)編:鉄人28号、遊星少年パピイ。
スタップの流れは、次いで遊星仮面へとつながります。(略)楠高治氏は、実はパピイにもかかわっておられました。2020/3/5
パピイのアニメに出てくる、ロボット(おそらくモブの)を描いた原画を見たことがあります。
楠高治氏は、遊星仮面でも、アニメの背景ともなるメカニックやロボットを描いていましたからね。2020/3/5
『遊星少年パピイ』44話「水晶谷の復讐魔」。(略)一部設定やテーマが次作『遊星仮面』に似てる。
足立明氏の脚本。楠高治氏もキャラデザにかなり絡んでるのではないかと。2020/6/5
楠氏がパピイに関わったことは、本人から聞いてる。ただしどこまでかは不明…。→こちら より(略)2020/6/5
楠高治氏はTCJ時代のエイケンのスタッフのおひとりだったので、『宇宙少年ソラン』の、メカか背景かを描いた原画1枚を見てる。(これはソランファンの知り合いに渡した。)
『パピイ』についても、そんな原画1枚を見てる。その点については、以前ツイート(現ポスト)している。(略)2020/6/5
(『遊星少年パピイ』と)『遊星仮面』との類似点。
キャラデザやメカデザや背景や中の人など、すごく多い。
ただし当時の資料は残されてないようなので、憶測からでしか語れないが…。(略)2020/6/29
(『遊星少年パピイ』への)楠高治氏の関与については少し複雑。
ご本人は生前、ゲストキャラやロボットのデザインは自分がやった、などと言ってたが…。
『宇宙少年ソラン』のスタッフらしきの絵もあるし、桑田二郎氏似のキャラは『エイトマン』スタッフが描いたものかもしれないし…。
(※当時の楠氏の絵は桑田氏に似てた)2020/6/29
ただ私が見て、あきらかに楠氏のキャラデザと思えるのは、第45話「流星ミサイル」のロロちゃんとペンチ。
桑田氏とは違うタッチだが、絶対に、氏のデザインである。2020/6/29
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「漫画家・桑田二郎さん死去「8マン」「月光仮面」85歳、老衰で」
一度、お会いしたかった…。
楠高治氏が語っておられた思い出を、いかに敬愛されていたかをお伝えしたかったのに…。残念です…。
心から、お悔やみ申し上げます。あちらで、楠氏とお会い頂ければと…。2020/8/4
@(会話先)『月光仮面』は、楠氏名義ではない作品に関しては、必ず顔は桑田氏が書いてたようです。
『ゴルゴ13』と同じです。顔だけは本人筆。
『エイトマン』もです。楠氏が代筆で描いた最終話も、顔は桑田氏が描いたと。
でも実際見てみると、表紙や、一部の顔は、明らかに桑田氏筆ではありませんけどね~。2020/9/4
@(会話先)ようするに、桑田氏と楠氏とでは、明らかに絵の根本は違うということです。2020/9/4
@(会話先)(略)これも今気づいたのですか、(『エイトマン』のスタッフの)小畑俊志って、もしや、漫画家の小畑しゅんじさん?
この方は当時桑田氏のアシスタント。遊星仮面の時は楠氏のアシスタントでした。2020/9/5
漫画家・楠高治氏をご存じの方は、桑田二次(次郎)氏のアシスタント時代か、学研漫画時代か、そのどちらかに大体偏っている。(略)2020/12/10
楠高治氏の漫画(略)電子化された作品はゼロ。私の希望では、『遊星仮面』と、氏お気に入りの学研漫画『病気のひみつ』を、真っ先に電子書籍化してほしい。2020/12/10
@(会話先)漫画家としては平凡だったかもしれませんが、それでも学研時代の漫画はもう少し、というかもっときちんと評価されるべきだと思ってます。
初期エイケンや第一動画のアニメスタッフとしても功績を残されてます。
ただ当時の資料は殆ど失われ、殆ど証拠は残されてませんが。2020/12/10
(未収録漫画について記したツイート(現ポスト) https://x.com/ohyabu/status/1370660631053955075 より、画像 https://pbs.twimg.com/media/EwWQA7oVIAMXZAm?format=jpg(←パソコンからご覧の場合、リンク先のページは別ウインドウに表示)2021/3/13
3/27 BSプレミアム 「探検!巨大ミュージアムの舞台裏~国立科学博物館~」で、一瞬だったけど、楠高治氏の学研漫画が映った!
『学研まんが ひみつシリーズ まんが恐竜図鑑事典』(1982年)。(略)2021/3/28
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@(会話先)(略)楠氏が『遊星仮面』の中で一番好きだったキャラは、パイクとマック。
リンダちゃんも気に入ってたようで、学研漫画にも出てますね。(略)2021/8/4
@(会話先)リンダちゃんの髪型は、後のキャラにも引き継がれてますよね。この子はアニメ版より、楠氏による漫画版での方が生き生きしていくんですよ。
パイクとマックはギャクキャラ。楠氏は原作の深刻な内容は好きではなかったようで、それだけにこういう楽しいキャラを描くのが楽しかったそうです。2021/8/4
@(会話先)『遊星仮面』のアニメは、楠氏はいわば絵だけ参加ですが、漫画の方は、アニメの設定をもとにしていながらも大半が楠氏のオリジナルです。(略)
子どものゲストキャラなんかは、後のひみつシリーズに出てくるような絵柄だったりしますよ。2021/8/4
@(会話先)(略)鈴木伸一氏、調べて頂ければわかりますが、この方が楠氏を学研漫画に導いてくださいました。
(楠氏は)恩人だと言ってました。
ですから最初は、鈴木氏の絵を参考にしたそうです。2021/8/4
@(会話先)(略)手塚治虫氏の漫画の大大大ファンだった楠氏は、S50年代前半頃アメリカへわたり、アメリカ人協力者と共に関連事業を立ち上げようとしていたようですが(もちろん手塚氏ご承認のもとで)、成せずに帰国。
失意と生活苦にあったであろうところを救って下さったのが、鈴木伸一氏です。2021/8/4
@(会話先)楠氏は『遊星仮面』の収益で不動産を購入し、自宅横にアパート(今ではマンションになってる)を経営してましたが、その収入だけでは足りなかったはずですので。
(その頃には漫画は描いてなかったようですが)それまでの桑田二郎氏似の絵と一転させ三頭身にさせるのに、鈴木氏の絵を参考にしたそうなのです。2021/8/4
@(会話先)それが良かった、というか性に合ったのでしょうね。(略)2021/8/4
(漫画家)日野日出志氏が昔作ったOVAに、楠高治氏が役者として登場している。手に入れられないのかなぁ。2021/8/16
新美の巨人たち「藤子・F・不二雄ミュージアム『ドラえもん』×千秋」:
番組HPより→「川崎市藤子・F・不二雄ミュージアムをドラえもんの大ファンである千秋さんが訪ね、フォルムとストーリーに隠された美を探る」2021/11/22
「シンプルな丸で構成され、一見簡単に描けそうなのだが、漫画家のヤマザキマリさんは「その線に藤子が経験してきた全てが詰まっている」と言う。(略)」(略)2021/11/22
(略)漫画家のヤマザキマリ氏が強調されていた、シンプルな丸。
じつはそれを描くのが一番難しいと、生前の楠高治氏はおっしゃっていた。
劇画的線を描く方が簡単、丸い曲線を描く方が難しいのだと。2021/11/22
(略)(94年、神保町の中野書店)に売った際、楠高治氏が描いた『遊星少年パピイ』のロボットの原画1枚も一緒に売った。
楠高治氏が描いた『宇宙少年ソラン』の背景?原画はファンの仲間に譲渡。
『遊星仮面』の原画は全て、拙サイトにUPしてる。2022/7/28
(略)ご長男の死を悼んで描かれた絵をネット上で公開することについては、生前の楠氏からご了解を得ている。2022/8/17
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ヤフオク!に、楠高治氏画の原稿が数多く出されてる。『ホームラン少女』なる作品は初見。
『アトミック・ゴロー』と『ミュータン島』については、氏が生きてる間は確実に氏の手元にあったと断言する。
捨てられるより遥かにマシとはいえ、事情があったかもしれないとはいえ、保管していてほしかった。2022/9/1
ちなみに『ミュータン島』後半の原稿は私がもらった。氏の墓参り費用捻出の為に泣く泣く売ったものの、全てをスキャンしデータとして保存してる…。
ヤフオク!では、青年漫画の原稿も出されていた。
得意げな売り文句が腹立たしい。その裏で、個人の功績と文化が、容赦なく失われていってるのだから。2022/9/1
お金がないから、楠高治氏の原稿を買い取って散逸を防ぐことも、『遊星仮面』の資料を集めて次代に残す情報も新たに得ることも、できない…。
私に出来たことは、かつて楠高治氏などから頂いた資料を生活難の中でも守り抜き、今年になって拙サイトに公開することだけだった→https://yusei-kamen.info/materials/index.html2022/9/1
@(会話先)楠氏の漫画は、世代的には、(1)『月光仮面』~時代、(2)『8マン』~『遊星仮面』時代、(3)学研漫画時代 と、大きく3つに分かれると思います。
(2)の時期には、目の描写が異なる『アトミック・ゴロー』『ミュータント島』も…。
私が整理したいと思うのは、独自性が花開いた(3)時代の作品ですね。2022/12/15
楠高治氏が生前大切に手元に持ってた漫画原稿が、ヤフオクなどでどんどん売られてく…。
繰り返すが売買が悲しいのではない。捨てられるより遥かにマシ。
繰り返すが悲しいのは、漫画原稿やアニメ資料には芸術作品のような管理システムがないこと。
売られるとほぼ消息不明となり、失われたと同然に。2023/1/17
漫画原稿やアニメ資料を買った人にはお願いしたい。大切に保存し、もし保持できなくなれば捨てることなく売買市場に出すようにと。
消失を防ぐには、今はそれしか!
私も、保持する楠氏関連資料は、いずれは売買市場に出す。
ただ、不測の事態あればそれが叶わなくなるので、念の為サイトにUPしてる。2023/1/17
資料は、スキャンして画像データ化。
それらを拙サイトにUPするには、ノイズや汚れをとったり、角度を調整したり、なにより縮小せざるをえなかったが……手を入れる前の元データも、別に保存している。
たとえ現物が失われても、存在していた事実だけでも記録化して後に伝えたい。そういう執念かな。2023/1/18
(手塚治虫氏の大大大ファンだった楠高治氏も、手塚氏の「線」に、物凄く魅了されていた。
やたら「線が、線が」がおっしゃってたが、残念ながら絵心のない私には、どこがどうなのかまるでわからなかった。
今も、手塚氏のストーリーには反応できるが、「線」については、いまだよくわかってない…)2023/2/10
楠高治氏のWiki https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%A0%E9%AB%98%E6%B2%BB記載の没年は、私のX(旧Twitter)を参考にしてる。
脚注の[1]をクリックすれば、2015/11/2のポスト(旧ツイート)が浮上。
X(旧Twitter)をやめれば、この引用が途切れてしまう…。(略)2023/9/24
コミカライズを担当された楠高治氏は、「ボクが漫画に怪獣を登場させたりするの、足立さんは嫌だったんじゃないかなぁ」などとおっしゃってた…。(略)2023/10/17
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@(会話先)(略)桑田二郎氏のアシスタント時代でも、女性や幼い子供の絵は独自でした。
学研漫画にも引き継がれてますね。
こういうタレ眉女性は『遊星仮面』だけでなく、その前の『遊星少年パピイ』にも出てきます。「ゲストキャラやロボットのデザインも」との証言通りに。https://x.com/ohyabu/status/1729689884766482593(←パソコンからご覧の場合、リンク先のページは別ウインドウに表示)2023/11/29
@(会話先)詳しく言えば当時はTCJ、現エイケンのスタッフのお1人でした。
『宇宙少年ソラン』で描いた背景か何かの原画を受け取り、ファンだった友人に手渡したことも。
特に『エイトマン』では、相当重要な仕事をされてたようで。 漫画でも、顔以外は描いてたとか何とかおっしゃってましたけどね。2023/11/29
@(会話先)女性の絵に関する補足ですが……
じつは、桑田二郎氏のアシスタントだった時期の初期――『月光仮面』『恐怖のミイラ』の頃には、別段独自色はないんですよ。
幼い子供の絵も含め独自色が出てきたのは、結婚し家庭を持たれた頃と、どうやら重なるようです。2023/11/29
(略)楠高治氏が描かれる女性画について(略)。
桑田二郎氏のアシスタント時代、その後期から独自色が出てきているようです。
アダルト漫画を描いておられた頃にも、学研漫画初期にも、こういうタレ眉の女性が…。2023/12/28
今日は楠高治氏のご命日。(略)
氏の学研漫画のファンの方々へ――
ご自宅を初訪問(2012/1/30)したさい撮影した写真を公開。非売品含。
4枚目「ニュークラウン…」でのイラストが最初期のもの。https://x.com/ohyabu/status/1733594139789508678(←パソコンからご覧の場合、リンク先のページは別ウインドウに表示)2023/12/10
(略)写真にある書籍類が今どうなっているかについては不明ですが、漫画原稿や私的書類が売却されてる現状では、おそらくは何らかの形で処分されてるでしょう。
ただ、こうした学研漫画に関しては、学研側が電子データで保存してるとの生前の氏の証言があります。2023/12/10
(略)楠高治氏の、特に学研漫画時代のファンの方々に知って頂きたい。桑田二郎氏のアシスタント時代に、こういう「顔」も描かれてることを。
独自性を出そうとあがいておられた?
『ミュータン島』(1965)(略)2023/12/28
(略)氏が漫画家活動を停止されたのは90年代前半。
理由を奥さんに聞くと、ご長男死去のショックからだろうとお答えに。2023/12/28
@(会話先)この機会に、『遊星仮面』のアイマスクについてのエピソードを、お伝えしたい。
楠高治さんは、マスクを付けた<横顔>をどう描けばよいか試行錯誤されたと、おっしゃってました。
その結果が『機動戦士ガンダム』のシャアのマスク顔に反映されているとしたら嬉しいなぁ~と、ず~っと思っています。https://x.com/ohyabu/status/1745007935904997848(←パソコンからご覧の場合、リンク先のページは別ウインドウに表示)2024/1/10
@(会話先)この横顔は「写実」ではないですからね。
難しい言葉で言えば「キュビスム」的。2024/1/10
>>>このページの最初に戻る
(漫画の)絵にしても、子供向きのものは難しいと。 そのように、亡き楠高治氏はおっしゃってた。
丸い線・曲線を描くのは難しいと。単純な線を描くのは難しいと。
異論があるかもしれないが、氏は、劇画的線を描く方が簡単だとおっしゃってた。2024/2/1
最近、楠高治氏の原稿がYahoo!オークションに出まくってる。『遊星仮面』『恐怖のミイラ』『アトミック・ゴロー』等の。原稿だけでなくプライベートな葉書まで…。
廃棄されずに良かったとは思ってる。氏のお仕事にご遺族が興味ないことは知ってるから。
だから学研漫画の電子化実現は、厳しい…。2024/2/19
Yahoo!オークションに出ている原稿を見ると、生前の氏のことを思い出し、悲しくてしょうがない。
それでも繰り返すが、廃棄されずに良かったとは思っている。
私としては、学研時代の漫画(ひみつシリーズなど)の電子化だけでも、何とか実現してほしいと思っているのだが…。2024/2/19
学研漫画に関しては、学研側が原稿を電子データで保存していると、氏は生前おっしゃっていた。
ニーズがあり、ご遺族がOKすれば、電子化は実現するのだろうか?(そのあたりのことはよくわからないが…)2024/2/19
ザ・バックヤード 知の迷宮の裏側探訪「横手市増田まんが美術館」:
番組HP→「マンガの原画48万枚を収蔵する「横手市増田まんが美術館」」「原画の美しさと迫力の他、世界に1枚しかないマンガ原画を保存するための技術や努力」
漫画原画は、日本が未来に残すべき文化と!2024/4/16
(略)漫画原作者や遺族など、原画の保管に悩む人達の相談窓口→「マンガ原画アーカイブセンター」。国内唯一の原画保存相談窓口。文化庁の委託事業。2024/4/16
(私が所有している楠高治氏の原稿や資料も、売るのではなく、こういうところに寄贈できれば!
ただ、私は遺族ではなく、ご本人から委託されたわけでもない。
ご遺族は早々売却を選択されたようだし、無関係者からの依頼を受け付けてもらえるかどうか。
本人の筆がどうか証明できるものも何もないし…)2024/4/16
映画『ファンタジア』(1940年)(略)は楠高治氏も大絶賛していた。私も劇場で見て感激した!2024/8/28
(略)『遊星仮面』の致命的欠点ともいえる「主人公が意味不明」「二重性格?」って現象も、こういうところ(=原作者の原案が捻じ曲げられた末の設定)からきているのかも。
コミカライズを担当された楠高治氏もこの点に困惑、「ピーター(=主人公)は、わけわかんなかったよ」とおっしゃってた。2024/9/5
(略)楠高治(略)氏は、1980年代からの<学研まんが>時代には、元気で活発で溌剌とした女の子を描いてた。
1960年代の『遊星仮面』のコミカライズ作品にも、そうした片鱗が見える。
アニメ版でのヒロイン・リンダは、ただ可愛いだけのソエモノ的存在だったが… 。2024/10/29
<学研まんが>の女の子たちは、こんなにイラチでもワガママでもなく、なによりもっと頭が良かったがww
ただ、きちんと自己主張するという点では共通している。2024/10/29
@(会話先)『遊星仮面』に出てくるキャラで楠さんが一番好きなのは、ギャグ担当の小悪党コンビ・パイクとマック。ご本人から直接聞きました。
次いで好きなのがリンダ? 彼女のようなツインテールの女の子が、ミコちゃんだけでなく<学研まんが>には沢山出てくることから。
ご本人には確認を取ってませんが……。2024/10/29
@(会話先)電子書籍化、してほしいですね。楠さんも気に入ってた『病気のひみつ』を筆頭に。
<学研まんが>時代のファンは、少なくないようですから。(略)2024/10/29
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「【忘れ去られた漫画家】 楠高治~BGMはアニメ『遊星仮面』主題歌」:
村のかじやさん(デビュー作)/(貸本時代の戦記漫画)/月光仮面(代筆)/白バイボーイ/電光人間(金田光二と共著)/恐怖のミイラ/アトミック・ゴロー/ミュータン島/遊星仮面(略)2024/11/15
自動車のひみつ/南極・北極のひみつ/宇宙生活・スペースシャトルのひみつ/まんが宇宙開発事典/まんがからだ事典/病気のひみつ(←学研まんがのごく一部)
あと、デビューまもない頃の少女漫画、S40年代のアダルト漫画、『8マン』最終回、業界誌に描かれた『妖怪人間ベム』 があれば ほぼOK。2024/11/15
業界誌に描かれた『妖怪人間ベム』については、私は見たことはない。ご本人が生前に証言されていたが…。
アニメ『ベム』には外部スタッフとしてご参加。アニメ『遊星仮面』より、はるかに思い入れがおありだったようで…。2024/11/15