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歴史探偵「中国 謎の古代文明を追え!」:
四川省。約3000年前の三星堆(さんせいたい)遺跡。(略)
出土品のインパクトは何度見ても強烈! 漫画やアニメで使えるぞ!2024/9/11
世界サブカルチャー史 欲望の系譜「シーズン4 21世紀の地政学 アニメーション編 第3回」:
日本のアニメが世界でその存在感を増していくのが1980年代。 1990年代には、異文化同士の相互理解にまで一役買うようになったと。
押井守氏が解説に加わる。
前回同様、切り口が斬新!2024/9/11
『ロボテック』(1985) 北米/南米で放送されたTVアニメシリーズ。
『超時空要塞マクロス』『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』の3作品を米の会社が再編集したもの。(私は知らん!)
最初は安く面白い素材が欲しかっただけ。
しかし徐々にジャパニメーションという文化を求め始める。2024/9/11
『AKIRA』(1988 監督:大友克洋)
80年代日本を代表するディストピア作品と評される。
しかしこの4年前にすでに、一見コミカルな中にもブラックな思想性のある作品が。
それが、『うる星やつら2ビューティフル・ドリーマー』(1984 監督:押井守)
うっすら忍び寄る不安の時代の空気を先取りしてたと。2024/9/11
映画『機動警察パトレイバー』シリーズ(監督:押井守)。湾岸戦争を挟んで…。
(私も見た。『AKIRA』もだが、これらも傑作!)
「日本のエンターテインメント、特に映像・映画に関して戦争を延々と描いてきたのはアニメーションだけ」と押井守氏。2024/9/11
「OVA」の登場。
ファンがグッズや商品ではなくアニメそのものにお金を払い始め、さらにパーソナル化。
宮崎駿/庵野秀明/押井守 など多くの日本のアニメ監督の作品が、世界でも見られるようになった。
そして『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995 監督:押井守)が米でも大ヒット!2024/9/11
「あの世」と「この世」、「妄想」と「現実」、「崩壊」と「再生」。
一見対極にあるそれら概念の間を行き来するような「無常観」こそ日本のアニメに流れている独特の時間。 アンビバレンツを孕む表現を海外、特に欧米の人々が積極的に評価し始めたのだ。
――以上、番組内での解説による。2024/9/11
映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』(2001)。
「日常の再発見。今の中に過去も未来も感じ取る日本的な「無常観」。常に流れゆく諸行無常の時間感覚がそこに映り込む」と番組は解説…。
『ONE PIECE FILM REC』(2022) メガヒット!
日本アニメの可能性や底力は、まだまだ!2024/9/11
新美の巨人たち「わたせせいぞう「ハートカクテル」×北村一輝」:
80年代の大ヒット漫画「ハートカクテル」。週刊モーニングで連載。
亡き夫が好んでいた。2024/9/18
世界サブカルチャー史 欲望の系譜「シーズン4 21世紀の地政学 ジャポニズム編 第1回」:
冒頭にTVアニメ『UFOロボ グレンダイザー』(1975-77)。1978年仏で社会現象を起こしたと。
(ちなみにイラクやサウジアラビアでも大人気。 現在サウジ出資?で『グレンダイザーU』が放映中)2024/9/18
TVアニメ『鉄腕アトム』1963年放映開始。同年アメリカでも放映され、ヒット。
アメリカの視聴者は、マッチョでないヒーローに、小さき者が大きな力を発揮することに、驚いたと。
ただ当初は日本アニメであることはぼかされた。2024/9/18
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「「二度と見たくない傑作」 火垂るの墓が初の全世界配信、絶賛の背景」:(略)2024/9/23
GooGle翻訳より→「野坂昭如の短編小説を原作とし、高畑勲監督が手掛けたこの作品では、戦後の日本の荒廃の中で、孤児の姉弟である清太と節子が生き残るために奮闘します。
スタジオジブリの感動的な映画『火垂るの墓』が、9月16日にNetflixでのみ初公開されます!」2024/9/23
GooGle翻訳より→→「不朽の名作『火垂るの墓』は現在 Netflix でのみ上映されています!」2024/9/23
「【高齢者やシニア世代の健康維持に】健康的なマージャン「健康麻雀」が脳トレや認知症予防へ期待」:「マージャン 子どもに人気 プロリーグやマンガの影響」:2024/9/25
世界サブカルチャー史 欲望の系譜「シーズン4 21世紀の地政学 ジャポニズム編 第2回」:(略)2024/9/25
78年、TVアニメ『UFOロボ グレンダイザー』(1975-77)のフランス版『ゴルドラック』が、フランスで100%に迫る視聴率を記録。子供達の間で大人気!
これに大人達は眉をひそめる。暴力溢れる作品だと。
当時のフランスのサブカルチャー世界からみると、あっちゃいけないあるはずのない作品だったと。2024/9/25
それまでのフランスでは、バンド・デシネ(ベデ)と呼ばれる漫画がサブカルチャーの代表だった。
破壊や暴力などが描かれた子供向け作品はほぼ存在していなかった。
だから、グレンダイザーは衝撃を与えたと…。
フランスで子供達が暴力や破壊の表現から慎重に遠ざけられていたのには、理由が…。2024/9/25
フランスを技術立国に押し上げ豊かにしたのは武器。武器輸出が(今も)国の経済基盤を支えてる。
それゆえ、科学技術の暴力的側面(=負の側面)を子供に見せるのは国の誇りやアイデンティティーに関わる問題だとの判断が働き、子供向けサブカルチャーからは「暴力」が排除されてたと。
一方日本では。2024/9/25
日本では科学技術のイメージは、武力(暴力)よりも豊かな未来と結びついてる場合が多かった。
科学の悪い面を乗り越え豊かさを得たため、科学技術の悪い面を隠す意味もなかった。
科学技術は決して後ろめたいものではない。フランスでそのように価値観を変える力をグレンダイザーは秘めてたとも。2024/9/25
グレンダイザーの脅威的ヒットを受け、フランスには大量の日本アニメが輸入され始める。
日本のアニメに夢中になる子供達。その姿に眉をひそめる大人達。――多くの作品がフランス社会の規範から逸脱してたからと。
この逸脱こそサブカルチャーがもつパワーの本質かもと。
日本でも逸脱の兆し?2024/9/25
マイナスと思われてたものをプラスにした「ヘタウマ」が、当時の若者層=「しらけ世代」から支持を。
76年 雑誌ガロ掲載の『ペンギンごはん』(画:湯村輝彦)。
これを機に、次々「ヘタウマ」漫画家誕生。(根本敬/蛭子能収…)
こういう「ヘタウマ」愛の感覚は、実は日本人に古くから備わってた?2024/9/25
築島物語絵巻(室町時代)、仙厓義梵(江戸時代)の絵など、数々のゆるい絵が残されてる…。
この不思議な感覚は後に海外からも注目を浴びることに。
「ヘタウママンガロ展」(2014-15)がフランスで。 「ヘタウマ」は、フランスで受け継がれ更新されていくことに!
これも新たなジャポニズムだとも。2024/9/25
80年代のジャポニズムの舞台はゲーム!
ゲーム業界は70年代まで米が主導権を握り成長してきた産業。その原動力は軍事技術として開発が始まったコンピュータ。
いわばゲームは副産物として登場!
70年代にはアーケードゲームが人気を博し、一般に広く普及。2024/9/25
70年代の米製ゲームは、戦争シュミレーション等の、技術中心のシンプルで無機質なものが主流。
80年代になると日本のゲームが!
アーケードゲーム「ドンキーコング」(1981)「パックマン」(1980)、ファミコン版「スーパーマリオブラザーズ」(1985)。
鉄腕アトム同様、小さいのに強いキャラクター達活躍。2024/9/25
日本における小さきもの。
その存在感は神話から。古事記より(イザナミに会いに行ったイザナギ。その帰り、彼の目や鼻から小さな神々が誕生するというエピソード)。
物語でも。 桃太郎やかぐや姫、一寸法師に至っては極小なのに戦いに勝つ。まさにカワイイのにパワフルな存在!
俳句でも…。2024/9/25
「五月雨を集めて早し最上川」…
そういう、小さきものに対する独特の感覚。
それがドンキ―コングやマリオや「たまごっち」に反映してると…。
日本のサブカルチャーの底流に流れる、小さきもの達の存在。そんな世界を伝え続けてきたのが民間伝承。(略)2024/9/25
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「南アフリカでアニメやゲームの大規模見本市 日本のブースも」:2024/9/29
新美の巨人たち「恐ろしくも楽しい!水木しげる「妖怪画」×中川翔子」:
Xでの解説より→「室町時代から描かれてきた妖怪と漫画家・水木しげるが描いた妖怪は何が違うのか。鳥取県境港市の「水木しげる記念館」を中川翔子さんと訪ねます」2024/10/2
世界サブカルチャー史 欲望の系譜「シーズン4 21世紀の地政学 ジャポニズム編 第3回」:
80年代後半、フランスで人気を博した日本のアニメ『めぞん一刻』(原作:高橋留美子)。
フランスのサブカルチャーでは描かれなかったというなにげない日常が描かれてたことが響いたのではと。2024/10/2
90年代のフランスでの日本のアニメ。放送数は当初は増え続けていたものの、絶大な人気ゆえに生まれた反発や誤解によって輸入規制に転じ、後半には放送数は一時減少してしまう。
すると今度は、入れ替わるように日本の漫画が大流行し始める。
90年代フランスは、海外で最も日本の漫画を読み愛する国に。2024/10/2
(だから現在のフランスでは、日本の漫画はこういう状況?
参考:「ドキュメント72時間SP「フランス・パリ 街角のマンガ喫茶で」 ←<サイト内転記済> )2024/10/2
90年代、活躍の場が広がっていく日本のキャラクター。
ポケモンもこの頃に誕生。
ポケモンが新しかったのは、対戦目的ではなく「交換」することだったと。
「交換」――21世紀のシェア文化の先取りだったのでは…とも。2024/10/2
日本人は生きていないモノにも無意識に感情移入を。
70年寺山修司主宰の、漫画『あしたのジョー』のキャラ・力石徹の葬儀はその一例。
欧米ではまず考えられない。こういったことは日本人のキャラクターに対する熱心さ/真面目さを表してると。
だからこそ日本のキャラクターは世界中に。(略)2024/10/2
日本のホラーが「Jホラー」と呼ばれ、ブームに!(略)2024/10/2
メディアやテクノロジーが関わっていることが、「Jホラー」の特徴の1つだと。
お化けが出る携帯電話 お化けが出るビデオテープ お化けが出るインターネット といったように…。
鉄腕アトム以来の、機械に生命を見いだす日本の感受性が、そこにも?
それにようやく世界が注目を?2024/10/2
日本のアニメやJホラーや北野映画などは、欧米では「Asia Extreme(過激なアジア)」と――アジア人は性的・暴力的な表現を避けようとする抑圧にさらされていないとの概念で、捉えられているのだと。
海外のファンは、西洋文化が抱えるあらゆる制約がなかったことに、惹かれたのだと。
そのため…2024/10/2
2024/1、日本の人気ゲーム『龍が如く』の新作に関する取材の中で、輸出先の国の政治的・文化的背景に合わせ内容を変更する「ローカライズ」を本格的に行っていると監督が語るや……
海外ファンからは、やめてほしい! 原作に忠実に! ……などと、多くの反対と要望が寄せられたのだと。2024/10/2
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TVアニメ『逃げ上手の若君』10~12話(1期最終話):
※9話と10話との間にある「幕門「歴史」」は、9話までの総集編なので、略する。(略)2024/10/5
『逃げ上手の若君』10話:
7~9話に出てきた孤児達は、諏訪大社の保護下に。
頼重は、時々予知能力を失うことを時行だけに話し、力を取り戻す為にと様々な物をとりに行かせる。
鰻や行者大蒜。実はそれらは単に食べたかっただけ!
他、変なモノも要求。おかげで時行は、何も知らない仲間達から変態扱い。2024/10/5
頼重が本当に欲したのは、「神力」宿す聖水。
「神力」が形を成した「神獣」達が住まう山奥の湖の水だ。
雫は、不思議な力で彼らの姿を時行に見せる。
頼重は、彼らの未来を、令和の情景をも使って語る。
「人が現実だけを見るようになれば神も神力も全て消えてなくなるでしょう。それが時代の流れ」2024/10/5
「神力とは人の目が届かない所に存在できる力」
「今は見えない力が活躍できる最後の時代」「貴方様の能力はこの時代にぴったりの力」と頼重は時行に…。
一方で、その「見えない力」に乗っとられた?のが足利尊氏。
弟の直義は、人ならざるものになりつつある兄に危機感を。(2人が戦う未来を暗示?)2024/10/5
『逃げ上手の若君』11、12話:
民に不当な重税を課し、民を虫けらのように殺す悪徳国司にキレ、諏訪神党の保科一党が兵をあげた。
ただ兵力差からみて絶対に勝ち目なし。
頼重は、彼らを戦わせずに逃がす任務を、時行/弧次郎/玄蕃/吹雪に託す。
しかし、保科らは申し出を拒否。皆死ぬことを望んでた。2024/10/5
潔い戦死から得られる名誉/誇り/賞賛を期待する保科ら。その高揚感は増すばかり。
そこにナレーション。 「一族の殆どが逃げることなく討死か自害し、天下の舞台を自ら降りた北条氏」「しかし後世、北条の潔さが讃えられることは皆無に等しい。大半の人間は人が潔く死んだかどうかに興味がないのだ」2024/10/5
時行は酔って、爆発する!
「貴方達は美しく死ぬ自分に酔ってるだけだ。貴方達が生き残れば悪い国司に抵抗し続けられるのに。虐げられる領民の希望になれるのに。潔く死んでも何も残らない!」
「死ぬ覚悟とか美しく聞こえるけど、領民の都合を無視して(略)身勝手に死ぬ武士の顔など美しいものか!」2024/10/5
時行の説得で、目が覚めた保科一党は、生きるに大転換!
追ってくる国司の軍。女性や子供達が逃げ、次いで兵達が戦いながら逃げる。
弧次郎/玄蕃/吹雪ら大活躍。特に弧次郎は満身創痍で頑張る。
怒涛の逃げ技が炸裂する中、しんがりは時行が務めた…。
結果逃げ切る。死傷者は少なくなかったものの…。2024/10/5
「初めてだ。こんなに気持ちのいい負け戦は」
「領地は(半分)失ったが、まるで勝ったようだな。(自分達を迎える人々の)この笑顔が、逃げ延びて 生き延びて得るものか」と、保科氏当主・弥三郎は呟く。
ナレーションによると保科氏は、領土や主君を変えつつ明治まで存続。生き延び上手の大名になったと。2024/10/5
※保科一党※
当主の弥三郎以外にも、「顔がうるさい」(←時行の表現)おっさんが4人も!
「化け物的な何か」「全体的に四角いオッサン」「顔面が集中線のオッサン」「ハゲのおっさん」と弧次郎に呼ばれ、EDのキャストにそのまま記載w
「平和な顔の保科党」おっさんもいる。ただこの人、中身が狂人!2024/10/5
『逃げ上手の若君』。
10話では、現時点での物語の舞台・諏訪の地について詳しく。
ジブリ作品に息づく「神宿る自然と人間との関係」に似ている感が…。
11、12話では、この物語のズバリ! テーマを描いてるのではと。
かつての「特攻」「玉砕戦」の価値観を否定する方向性なのが、私的には心地よい。2024/10/5
『逃げ上手の若君』アニメ1期感想:
設定もテーマも面白いし、大枠の台詞も面白い。
登場人物に変態が多いのも特に気にはならない。
ただ、私的にはちょっとイマイチだった。
個人的に血や残酷描写が好きじゃないからだろう。 直接的に表現する必要性のない部分には、間接表現で抑えてほしかったが…。2024/10/5
それでも2期があると、見るよ!2024/10/5
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10月からの新作アニメ。
視聴予定は、『チ。 ―地球の運動について―』と『おじゃる丸』新シリーズ。(略)2024/10/6
#バズ英語 ~SNSで世界をみよう~「世界をザワつかせるマンガ&アニソン」:
YouTube公開の楽曲『はいよろこんで』(作:こっちのけんと)/新作アニメ『しかのこのこのここしたんたん』のOPソング「シカ色デイズ」/ジャンプ漫画『カグラバチ』 などが紹介される。2024/10/9
心より、ご冥福をお祈り致します!
「声優の大山のぶ代さん死去、90歳 人気アニメ「ドラえもん」のドラえもん役」:
「40年にアニメ「ハッスルパンチ」で主人公のパンチを演じた。その後も、アニメ「ハリスの旋風」の石田国松や、「無敵超人ザンボット3」の神勝平など…」2024/10/11
『チ。―地球の運動について―』:
アニメ公式HPの説明では、「地動説を証明することに、自らの信念と命を懸けた者たちの物語」と…。
1、2話を見た。
「人はパンのみにて生くるものにあらず」だ!
人間は、真実を追い求め、真理を極めようとする欲求に抗えない生き物であることが、明確に表現されてる。2024/10/11
数学/科学において「美しさ」を重視するのも人間。(だからアインシュタインの「E=mc2」は賞賛される)
主人公の少年は、まさにそういう類の人間。
元々孤児。頭脳明晰の合理主義者で世渡り上手。一方で天文学に深く傾倒。――それを見抜いた異端の天文学者は、命を懸けて彼に禁断の「地動説」研究を託す。2024/10/11
『チ。―地球の運動について―』。
原作漫画は未読で、アニメも見始めたばかりだが……
抽象物に命を懸けるという、ある意味人間を人間たらしめる行動を描いた作品なのか?
だったら同じような漫画作品には、例えばシュトヘル』(作:伊藤悠)がある。
こちらの場合は、「文字」を守り伝えることだった。2024/10/11