遊星仮面ファンサイト〔付録〕

「ラディアン」(4) 原作漫画について


*パソコンからご覧の場合は押しても変化しません*


原作は、フランスの漫画作品『ラディアン』(作:トニー・ヴァレント)。

このページには、原作漫画を読んだ感想を転記しています。

それらを時系列に並べ、適当なところで区切り、下記のように並べてみました。

クリックすると、このページ内の記述箇所に移動します。

        以上、2024年5月8日までの内容

        略する場合は(略)と記載。あからさまな誤字脱字は訂正。URLはほぼ削除か該当するページ名に変更。それ以外では原則原文を記載。(重要箇所にはリンクや太字や色づけなどの処理も。)


        <2023/3/23~>

        • 漫画『ラディアン』17巻。
          粗筋と、感想等とを分けて記載。
          まずは粗筋を。2023/3/23

        • <粗筋-1>
          ドミトール達の拠点に、セトを奪還すべくピオドン乱入!
          そこには既に、セトを封印した巻物を携えたグリムがいた。セトの引き渡しが、ドミトール達の指導者アデスと会える条件だった為に…。
          近くには、ドミトール達に連れ去られたメリを救うべく潜入したオコホ/ルパ/ディアバルが隠れてた。2023/3/23

        • <粗筋-2>
          ドミトール達VSピオドン。
          戦いとなった理由は、両者ともセトを手に入れるべくグリムを標的にしてたからだが……それだけではない!
          ドミトール達にとって、自分達と同じ“感染者”でありながら異端審問官達の手先となってる「改宗者」は敵。
          ピオドンはまさにそうした「改宗者」の1人だった。2023/3/23

        • <粗筋-3>
          指導者アデスの命によりドミトール達は、“蜂”と呼ばれる数千ものメネシス達を周辺に放つ。
          ピオドンを倒し、グリムからセトを奪い取る為に…。
          そんな彼らは、オコホ/ルパ/ディアバルらの存在には気づいていなかった。
          3人は、ルパの相棒のメネシスの体内にいち早く避難し、状況を見守る。2023/3/23

        • <粗筋-4>
          ピオドンは鬼神の如き姿に変貌。
          彼の力は規格外だった。
          “蜂”達は逃げ、ドミトール達の大半は殺されるか戦闘不能に。その為指導者アデスが直接戦いを挑む。
          まだ動けるドミトールはグリムを攻撃…。
          オコホ達はセトとメリを救出すること叶わず、ピオドンを恐れるディアバルは正気を失う。2023/3/23

        • <粗筋-5>
          ドミトール達の拠点には、メリ救出の為、ドクも潜入していた。
          不安がる彼に、彼の体内に住む「記憶の石」の最後のひとりとなったアルトは教える――グリムから託された追跡装置でメリを容易に探し出せると。
          実はグリムはだいぶ前に、密かにドクと彼の仲間達全員にマーキングを行ってたのだ。2023/3/23

        • <粗筋-6>
          ドクは、自分達がグリムから常に監視されてたことを知り仰天。
          ただそのおかげで、メリの監禁場所にすぐ辿り着けたのだが…。
          メリの傍にはオピリオンが。
          彼女を救出する為に、アルト(の魂)は、自らの姿をドクの前で具現化。長くドクと接してきた影響もあって、それが可能となっていた。2023/3/23

        • <粗筋-7>
          オピリオンはメリをドミトールにする為の儀式に集中してた。
          あえて彼女をトラウマに晒し、それを乗り越えさせようとしてた。
          そこにドク&アルト乱入!
          ドクはオピリオンと対峙する。(アルトはオピリオンには見えない)
          ドクはアルトの力で「黒騎士」に変身し、メリを取り戻す為の戦いに。2023/3/23

        • <粗筋-8>
          一方のオコホ達。
          彼女はディアバルを正気に戻す為、彼の魂を自らの魂と共に別空間に移動させる。
          が、謎の触手が彼を襲い、彼女をも襲う。
          彼女を救ったのはセトの魂!
          セトは経緯を説明する
          グリムがドミトールの相手をしてる間にドクがメリ救出を。グリムはあえて悪役を演じてると。2023/3/23

        • <粗筋-9>
          そのグリムにも限界が。
          巻物を放ち、ピオドンとドミトール達との潰し合いにもっていこうとするが、実はその巻物にはセトは封印されていなかった!
          ピオドンがグリムを本気で倒しにかかった所で、グリムのケープの中からセト登場!
          自在に木の枝を生やし操る力を使い、ピオドンを抑える。2023/3/23

        • <粗筋-10>
          セトを保護したいピオドン。拒否するセト。
          セトは、それでもピオドンを殺す気も捕える気もなく、全力で彼をその場から追い出す!
          力を使い果たし失神したセトをグルムが救い、2人をルパが自らのメネシスの中に保護。
          これによって彼女は、ドミトール達から完全に裏切者扱いされることに。2023/3/23

        • <粗筋-11>
          ルパのメネシスの体内には、ルパとオコホ、正気を取り戻したディアバル、失神状態のセト、そしてグリムが。
          オコホは、セトを危険に晒してまでドミトール達の指導者アデスに会おうとした理由をグリムに尋ねるが、彼は答えず…。
          次いで、彼らはドクとメリの救出に! 場所はグリムが把握。2023/3/23

        • <粗筋-12>
          オピリオンと「黒騎士(ドク&アルト)」との戦いに決着をつけたのはメリ。
          彼女は友人ドクを守ろうとした。
          それを、なぜかオピリオンは歓迎する。
          メリの気質を気に入ってたオピリオン。 彼女が、リルという名のメネシスを飼いならし、立派なドミトールになったことを、何より喜んだのだ。2023/3/23

        • <粗筋-13>
          そこにルパのメネシス到来。
          ルパは数の利を活かし、オピリオンにメリとドクの引き渡しを要求。オピリオンは渋々応じる。
          メリはオコホの願いに応え、リルを連れて戻る…。
          オピリオンにとっては苦々しくもあり、ある意味彼女の新たな門出を祝うような思いも?
          まるで兄のような気持ち?2023/3/23

        • <粗筋-14>
          その頃、セトに全力で飛ばされたピオドンはといえば……無事だった。
          元の容姿に戻っていた。
          そして、「計画を見直さなきゃならんようだな」と……。2023/3/23

        • <粗筋-15>
          平穏になったボームにて:
          ヴェローヌの困惑と苦悩。セト(実はドク)が誘拐された(と彼は思ってる)ことと、母ウルミナの狂気によって…。
          ドミトール達にケガさせられ入院中の「改宗者」アドリアルと、彼を見舞う妹ミラ。「感染者」への偏見をなくす為彼なりに尽力してる兄を気遣う妹。2023/3/23

        • <粗筋-16>
          ボームにて:
          元女性近衛兵アルシルとショアン。
          ショアンの腕の皮膚は鱗状に。アルシルが慰めるもショアンは絶望状態。
          そんな彼女、異端審問官に「感染者」であることがバレ「おぞましい」などと言われると、「きれいでしょーが!」と大反発。
          追われて共に逃げ、ドラグノフと再会する。2023/3/23

        • <粗筋-17>
          お尋ね者となったドラグノフ。
          彼はアルシルとショアンに、多くの犠牲者を出したドミトール達による襲撃事件に関し、セトは無実であるばかりか、寧ろ市民達を救ってくれたと語る。
          自分が追われる身であることも含め、そんなこと信じられないわと言う2人に信頼を置いた彼は、話を続ける。2023/3/23

        • <粗筋-18>
          ドラグノフは、事件当時の彼女達の尽力に感謝し、王ヘルクレスに対し語った「自分達は役立たず」との言葉に共鳴していた。
          さらに、ヘルクレス、元帥アルト・ベラルミン、将軍トルクらと同じく、事件については何も知らないことも確信してた。
          それで、彼女達にある物を見せようとする。2023/3/23

        • <粗筋-19>
          ドミトール達の拠点にて:
          ピオドンとの戦いの詳細知り、オピリオンは激怒。
          仲間を殺されたことを悲しみ、「改宗者」への憎悪を深める。
          指導者アデスに対しても。「タルタロス計画」がなければ彼を殺すと。
          そんなアデスの秘密をグリムは知ってるようだったと、カマゴエは語るが…。2023/3/23

        • <粗筋-20>
          セトとその仲間達の拠点にて:
          セトは力尽き爆睡中。
          メリは、メネシスのリルをミスター・ボブリーと引き合わせる。
          そんなメリと依然溝ができたままのオコホ。
          彼女の人格豹変も自分のせいだとする彼女を、故郷シファンディールの女王ブーディカとブランゴワール卿は、遠隔から励ます。2023/3/23

        • <粗筋-21>
          ルパはオコホから、ハーメリーヌのメネシスを封印した巻物を託されてた。
          自分とディアバルは捕虜だと言う彼女に対し、実際に捕虜経験があるディアバルはそれを否定。
          移動の自由はあるし、オコホは憎んでる筈の自分を助けようとした。メネシスを託されてるのは、信頼されてるからだと。2023/3/23

        • <粗筋-22>
          セトが目覚めた。
          自分が信頼されてると知ったルパは語り始める。アデス達が目論む「タルタロス計画」を…。
          詳細は不明だが、ハーメリーヌはそれを阻止しようとしてたと。
          彼女は異端審問所の組織破壊だけを目的としてたのに対し、アデス達は最後の審判のようなことをしようとしてると。2023/3/23

        • <粗筋-23>
          このままでは大虐殺が起きる とのルパの慟哭に、セト達は立ち上がる!2023/3/23

        • <粗筋-24>
          一方ドラグノフは、アルシルとショアンを、魔法使い達から力を奪う装置(←シファンディール侵攻時にも使われた)が、沢山置かれてる所に連れて行く。
          これらを使われると、再度のメネシス襲来時に戦ってくれる魔法使いが皆無に。
          市民達を守る為にと、異端審問所転覆への協力を2人に乞う。2023/3/23


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        <2023/3/23(2)~>

        • 漫画『ラディアン』17巻読書感想:
          戦闘シーンの描写がわかりづらく、何が起きてるのかが把握しづらい……が、それ以外では面白い!
          物語自体がさほど進まない分、キャラ達の人間性がますます深められてる。
          ピオドン、グリム、アデス、オピリオン…らの秘めた意図が複雑に絡み合ううえに……2023/3/23

        • ハ―メリーヌの遺したものと、メリの変容も加わり、物語が横に広がっていく…。
          一方で物語の進行軸は、大きく2つに集約。セトを中心した軸と、ドラグノフを中心にした軸にだ。
          その2つが、アデスらドミトール達と、異端審問官&「改宗者」達との対立にどう絡むかが、次巻の展開に関わってくる?2023/3/23

        • 今後どう動くかわからない個人も多い。
          代表格がピオドンとグリム。独自の哲学をもったオピリオンと、彼に気に入られ変容を遂げたメリも。
          それに、狂気の母親と、自分達を嫌悪する父親との間で揺れ動くヴェローヌも。
          異端審問官を嫌う王ヘルクレスや元帥アルト・ベラルミン、それにトルクも。2023/3/23

        • 様々な人間がいる中で、人々を率いる器にあるのはセトとオコホ。
          特にオコホ。さすがにシファンディールの次期女王というだけあって、憎しみを超えて仲間達を助ける器量が。
          「誰ひとり置き去りにしないわ!」との彼女の言葉に、ルパも心打たれたようだし。
          (ルパは有能な執政官といったイメージ)2023/3/23

        • あと忘れてはいけないのは、ドクとアルトとの漫才。
          ドクがわめき、アルトがボケる。始終何かを言い合っている。
          互いにすっかり馴染み、欠かせない相棒と化しているwww2023/3/23

        • ――以上、漫画『ラディアン』17巻の粗筋と感想。
          ボーム編は面白い。
          繰り返すが、もうアニメ化はされないのだろうか?
          (3期以降の制作はもうないのだろうか?)2023/3/23

        • <追加>漫画『ラディアン』17巻について:
          ピオドンはセトを弟と。
          ルパのメネシスの名前はスコル。
          グリムはメリとドク救出後に去る。
          ドミトール達には全員名前がついてるが、今回はアデスやオピリオン以外は団体のパーツ的行動が多かった為、個別描写は省いた。カマゴエはもう少し活躍してる。2023/3/23


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        <2024/2/28~>

        • (略)仏漫画『ラディアン』最新18巻を昨日購入。(略)
          今は読む時間なし! 粗筋や感想のUPは、来月以降に。2024/2/28

        • (略)漫画『ラディアン』最新18巻を読み終えところで、なんとアニメが4月から再放送と知る!(アニメは漫画の途中で終わってる…)(略)2024/3/28

        • (略)アニメには子供向け要素が余分に加えられ、10話ぐらいまでは原作漫画にはないエピソードが幾つも。
          だから当時、原作漫画派からは相当に不満の声が!
          それでも11話からの<ランブル・タウン編>での展開は原作に沿ってる。非常に凄まじい内容なので、ぜひ見てほしい!2024/3/28

        ―――

        • 漫画『ラディアン』最新18巻について、ようやくまとまった。
          前巻ラストまでの状況と、今回の粗筋とを、分けて記載する。
          まずは前巻ラストまでの状況を。2024/5/4

        • <前巻までの状況-1>
          セト、ドク(&アルト)、オコホ(&ドラゴンのドラグーン)、メリ(&メネシスのリル&ドラゴンのミスター・ボブリー)、ルパ(&メネシスのスコル)、ディアバル、グリム。
          全員、“13人の魔法使い団”の1人・ウルラが作った避難空間に。(グリムだけすぐに退去)
          ピオドンは遠方に飛ばされた。2024/5/4

        • “13人の魔法使い団“とは――
          “感染者”を食べてファンタジアの力を得る異形の一族「メニ(狩猟団)」に対抗する為に結成。
          メンバーにはウルラの他、セトの師ヤガと、ミルも。
          ウルラは、「実験室」と呼ぶ異空間を作り出し、“感染者”の子供達中心の「雫ギャング団」にも手伝わせ、セト達を何度も助けてきた。2024/5/4

        • “感染者”とは――
          謎の生物メネシスに触れても死なずに、「呪い」を受ける形で特殊能力を持ってしまった者達。
          そのうち、ファンタジアを自在に扱える者が「魔法使い」と呼ばれる者になるようだ。
          ただ素手でファンタジアを扱えるのは、セト/ディアバル/ピオドンのような角の生えた者のみ。2024/5/4

        • メニ(狩猟団)とは――
          “感染者”を食べてファンタジアの力を得ている異形の一族。(単行本11、12巻で登場)
          現在の舞台・ボームへ来る途中で、セトとドクは彼らに襲われ、2人を救うためにヤガは瀕死の重傷を負う。2024/5/4

        • <前巻までの状況-2>
          元異端審問官ドラグノフは、元近衛兵アルシル&ショアンと、異端審問官達から逃れてる。
          アデス配下のドミトール(=メネシスを操る魔法使い)達は、異端審問官達を敵視しテロを起こし、更に「タルタロス計画」実行を目指すが、一枚岩ではない。中でもオピリオンはアデスを忌み嫌う。2024/5/4

        • “ドミトール”についての注意――
          本来の意味は「メネシスを操る魔法使い」。
          アデスを裏切りセト達の仲間となったルパや、オピリオンの思惑に沿った上でメネシス・リルを選んだメリも、ドミトールということになる。
          ただ現在ほとんどがアデス配下にいる。
          しかし一枚岩ではないということだ。2024/5/4

        • <前巻までの状況-3>
          今ボームには、会議を控え、他国の異端審問官のトップ達が滞在中。皆個性的。
          “感染者”の異端審問官もいる。アドリエル/エメト/ピオドン(シルドン)。「改宗者」とも呼ばれてる。
          つまり異端審問官達も一枚岩ではない。
          ドミトールへの内通者がいるとかで疑心暗鬼も広がってる。2024/5/4

        • そもそもボームは――
          王はいるが実権はなく、事実上異端審問官達が統治。
          他国の異端審問官達も統括している。にもかかわらず、常にドミトール達の脅威に晒されてるようだ。
          異端審問官達が普段近づかない貧困地区(労働者地区)もあり、そこでは“感染者”達が放置されてることが、今回の18巻でわかる。2024/5/4


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        <2024/5/4(2)~>

        • ここから18巻の粗筋。
          ほぼ時系列に内容を記載。途中で注釈も。2024/5/4

        • <粗筋-1>
          「実験室」で小妖精達を人工的に作り続けるウルラ。
          彼女がセトとドクに語った最終目標は、「小さい人たち(=ファンタジアを作り出す妖精達)」の復活。
          シファンディールの地でほぼ全滅させられた彼ら。
          希望はミルの子供達だが、まだ胎児のため、生き残れなかった場合を考えての試みだと。2024/5/4

        • <粗筋-2>
          セト達を助けるためにグリムに弄られたことで、かつての同僚や部下達から一斉に追われる身となったドラグノフ。
          アルシルとショアンの提案で、彼女達が仕えていたヘルクレス王の邸宅に向かうことに。
          さすがの異端審問官達も踏み込めない場所。
          それに、なにより王は彼らを嫌っていた。2024/5/4

        • <粗筋-3>
          各国の異端審問官のトップ達は、会議を控えボームにそのまま駐留。アデス配下のドミトール達により放たれたメネシス達や、解放させられた“感染者”達の、殲滅作業に当たってた。
          (※18巻の表紙を飾る女性は、フィレーリ帝国のエシガ・ルア異端審問官隊長。
          メガネっ娘は作者の好みかな?)2024/5/4

        • <粗筋-4>
          ウルラが作った複数の「実験室」は、セト達がそれぞれ英気を養う場に。
          セトとオコホはより親密に。ルパはメネシスの扱いをメリに教える。アルトはドクに身体鍛錬の指導を。(アルトの姿は他者にも見えるようになってる)
          盲目のディアバルは、オコホの「ジゾニ」の力で再び世界を見ようと。2024/5/4

        • <粗筋-5>
          ボームでの重要会議を控え、全異端審問官のトップ・トルクは、戒厳令発布を部下達の前で宣言。
          その場には、重体から回復したウルミナも。
          彼女は、ドラグノフのようなドミトールのスパイが紛れ込んでると発言。アドリエルとエメトは、真っ先に自分達「改宗者」が疑われてることに気づく。2024/5/4

        • <粗筋-6>
          「メニ」に攻撃されたヤガは、依然昏睡状態。
          セトとドクはウルラから、「メニ」がメネシス出現前から存在する長命の民だと知る。
          つまり生まれながら(?) “感染者”でもないのに素手で、独自のやり方でファンタジアを扱える――「魔法」を使えるというのだ。
          セトは自分との共通点に気づく。2024/5/4

        • <粗筋-7>
          ルパはメリへの訓練を通じ、かつて自分がハーメリーヌから訓練を受けた時のことを思い出す。
          メリは、母や姉や親族達からは容易に受け入れられなかった「怖がる心/甘える心」が、他者であるルパとリルにすんなり受け入れられたことに安らぎを。
          リルとの間には、既に強い絆が築かれてた。2024/5/4

        • ※メリの3つの人格について―1
          母親との関係で3分裂を?
          第1は母親を怖れる心から。理性的であろうとする表向きの人格。
          第2は母親を憎む心から。姉ヴェネロープを写し取った人格。
          第3は母親を求める心から。弱さを曝け出し 求め 受け入れる。――ある意味本能ともいえるこの人格がリルと結びつく!2024/5/4

        • ※メリの3つの人格について―2
          長らくメリは2重人格だった。第1と第2の人格が行き来する。
          第3の人格は、姉ヴェネロープを引き留めようとしたさい表出し、彼女に重傷を負わせる結果に。
          その過去の経緯をオコホに垣間見られたことからメリの心はさらにバランスを崩し、第3の人格が表に常駐することに。2024/5/4

        • ※メリの3つの人格について―3
          メリの3つの人格は、同時に存在している。
          うち1つが表に出ている。現在は第3の人格がメインだが。
          そのことをセトは理解してか、メリを呼ぶときには「メリたち」と声をかけていた。2024/5/4

        • <粗筋-8>
          ドクはアルトの指導のもと、壊れた戦闘用の鎧をなおす。
          こちらも強い絆?
          というより、アルトがドクをこき使っているともww2024/5/4

        • <粗筋-9>
          セトはディアバルに次のような仮説を話す。
          「メニ」の誰かが自分達のような角が生えた感染者を食べ、それにより、子孫に角が生えファンタジアを素手で扱える者が出てきてるのではないかと。
          また、「メニ」からの追跡を逃れられてるのはピオドンの仕業ではないかということも。2024/5/4

        • <粗筋-10>
          ドラグノフはアルシルとショアンの助けで、ヘルクレス王の邸宅に侵入。
          王は2人の帰還を喜ぶ。
          彼は、彼女らが去った後、残った近衛兵達(女性ばかり)に、境遇を詳しく聞いていた。
          それによって彼は自分が、無知でただ不満だけをこぼすだけの「裸の王様」だったことを知ったのだ!2024/5/4

        • <粗筋-11>
          ひとりでこの仕組みを変えられないが、加担することだけはやめる。その上で「我の力と我自身をお前達の自由にしてくれ」と、王は2人の前に跪く…。
          ドラグノフは心強い味方を得たことに。
          さらに彼はグリムをも味方につける。
          グリムは自分と同じ元異端審問官だと、見抜いていたのだ。2024/5/4

        • <粗筋-12>
          セト/ドク/オコホ/メリ/ルパは、「雫ギャング団」の案内で、異端審問官が近づかない貧困地区(労働者地区)へと。
          そこでは、アドリエルの妹ミラが人々の世話を。
          セトはミラに、ドミトール達が隠してると思われるメネシスの卵のありかを調べる手助けをしてほしいと依頼する。2024/5/4

        • <粗筋-13>
          そこに、食料を差し入れにアドリエルが。
          セトと鉢合わせとなり、一触即発の事態に!
          それを未然に防いだのはミラ。ドミトールと敵対してる点では同じだと兄を諭す。
          だがそれでも、自分達異端審問官が最大標的とするセトが同じ場にいることをアドリエルは許さず、セトだけ去ることに。2024/5/4

        • <粗筋-14>
          「野蛮な連中がこぞって戦争の準備を進めている」とセト。
          ディアバルと共に「実験室」にいた。
          局面打開のためには自分達のことを知る必要もあると思い、ピオドンを呼び出す。
          彼の魂は即やって来た。
          セトは遠回しに彼に尋ねる。自分達を「メニ」から隠してるのではないかと。2024/5/4

        • <粗筋-15>
          密かに自分達を守ってるのかとセトは尋ねたのだが、ピオドンは、聞かれてはいけないことだと言いはっきりとは答えない。
          一方ディアバルは、ピオドンによってきょうだいのトリトンと共に異端審問所に引き渡されたとして、ピオドンを信じない。
          そんな中、突如ピオドンが襲われる。2024/5/4

        • <粗筋-16>
          ピオドンを襲ったのは、トリトンと、同じく角を持つ初登場のアンスギル。
          トリトンとアンスギルは、ピオドンの動きを封じ、セトとディアバルに「オレたちのところに来るんだ」と……。2024/5/4

        • ――以上、漫画『ラディアン』18巻の粗筋等。
          アニメ版は今年4月から再放送。
          これを期に、第3期の制作を求めたい。
          ボーム編はおもしろい! 人間が善悪ではなく、さまざまで深い!2024/5/4

        • 漫画『ラディアン』18巻の粗筋より、
          <粗筋-12>に、重要な情報が抜けていたので、追加しておく。
          メネシスの卵のありかを調べてるのは、アデスがもくろむ「タルタロス計画」を阻止するためである。
          漠然とながら計画について聞かされていたルパからは、非常に強い危機感が。2024/5/4

        • (略)追加情報:
          ピオドンは、アデスの前任者ネルガルを殺している。
          ネルガルが生前扱っていたネメシスのリルを、いまメリが相棒としてるのだ。2024/5/5


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        <2024/5/8~>

        • 漫画『ラディアン』。最新18巻(最終140章)(略)
          アニメは2期まで制作された。
          現在1期が、Eテレで再放送中。
          しかし、単行本10巻の途中――75章のラスト部分以降はまだアニメ化されていない。2024/5/8

        • 現在放送中の第1期の10話までは、原作漫画にはない要素やエピソードがかなり付加され、かなり子供向けに変えられてしまってる。
          しかし11話から始まるランブル・タウン編以降は原作回帰の内容に。
          人類の闇の歴史を背負わされたようなハーメリーヌの悲劇が重い。民衆の本質と、差別と迫害の描写が凄い。2024/5/8

        • ハーメリーヌの悲劇は、主人公セトに激しいトラウマを植え付け、更に最新18巻の内容にまで響いている。彼女を慕う、彼女と同じ「ドミトール」の少女ルパも出てくる。
          「ドミトール」とは、セト達のような「感染者」「魔法使い」である上に、この物語の核となる謎の生物メネシスを自在に扱える者達だ。2024/5/8

        • 説明追加:
          「ドミトール」についての説明に不足があった。
          自在に操れるのは、基本、相棒となったメネシスに対して。
          余程の力がない限り、複数のメネシスを自在に扱えるわけではないようだ。
          ルパはスコルを。メリはリルを。 彼女らが他のメネシスを扱う描写はない。2024/5/8

        • 未アニメ化部分の内容――
          シファンディールからアルテミス学園に戻る →ハーメリーヌから託されたメネシス達をグリムに奪われる。
          異端審問官達の本拠地ボームへ向かったとわかりセト達は彼を追うも、途中で「メニ」なる異形の民に襲われ、更にルパの介入もあり、セトと仲間達はバラバラになってしまう。2024/5/8

        • バラバラのまま、なんやかんやでセトと仲間達は全員ボームに到着。
          それが12巻半ば。90章以降が、本格的な「ボーム編」となる…。
          「ボーム編」の内容は、リアル人間社会の縮図のような重みがあって、非常に面白い!
          登場人物は多いが、きちんと描き分けられてる。差別や迫害の描写も、一貫して有る。2024/5/8

        • アニメ化されたキャラ達にも様々なエピソードが!
          アニメ2期の悲劇を象徴するジル。セトは彼女の力を完全に身に付ける。
          オコホは、セトとはより親密に。しかしメリとは、彼女の秘密を知ったことで亀裂が。
          ドラグノフはかつての仲間達から追われる身に。
          「奇跡の人」の少年ヴェローヌの家庭は複雑。2024/5/8

        • 中でも最も大きく変わったのがメリ。
          彼女は、アニメの中では2重人格だったが、実はもう1つの人格が潜んでた。
          それをオコホに見られ、精神のバランスを崩し、隠れてた第3の人格が表に。
          その状態のまま「ドミトール」達に捕まり、彼女自身も「ドミトール」となる。
          しかしメネシス・リルとの絆は本物。2024/5/8

        • 兄弟とされてるセト/ディアバル/ピオドン。
          彼ら角のある魔法使いの誕生には、11~12巻で唐突に出てくる異形の民「メニ」が関係しているのではとの仮説が、最新18巻で浮かび上がってくる。
          凄まじい力をもつピオドン。彼が何を考え、セト達に絡むのかはまだ不明。
          そんな中で、新たな兄弟達が出現する。2024/5/8