*パソコンからご覧の場合は押しても変化しません*
『進撃の巨人』は、原作漫画もアニメも2010年以降の傑作だと、私は思っています。
そのため、2020~2023年のアニメ第4期(The Final Season)放映を期に、独立したページをつくることにしました。
それ以前の記述は、【X(旧ツイッター)上での管理人の記述】の各ページ内に、申しわけありませんが他のアニメの記述の中に埋もれてしまっています
それらの抽出はたいへんな手間となるため、とりあえず2020年以降の書き込みに限定して独立ページをつくることにしました。
このページには、2020年9月11日以降の記述を転記しています。
それらを時系列に並べ、適当なところで区切り、下記のように並べてみました。
クリックすると、このページ内の記述箇所に移動します。
略する場合は(略)と記載。あからさまな誤字脱字は訂正。URLはほぼ削除か該当するページ名に変更。それ以外では原則原文を記載。(重要箇所にはリンクや太字や色づけなどの処理も。)
2019年以前のX(旧ツイッター)上での記述は、【X(旧ツイッター)上での管理人の記述】(2)から(22)のすべてのページの中に転記されています。【管理人が語る、他のアニメや漫画について】トップページに移り、各ページ内をご覧ください。
(略)買ってしまった。漫画『進撃の巨人』最新第32巻(略)。2020/9/11
『進撃の巨人』32巻:
敵対し、殺し合い、憎しみ合ってきた人々が、自分達に残された大切な人々を守ろうと結集。エレンの暴走を止めるために。
主人公であった筈のエレンは、この物語最大の破壊者に…。
人を守るために人殺しせざるをえない苦悩の中、結集した人々は進む。
だがエレンは動き始め…。2020/9/29
30代前半でこれほどの世界を描ける諫山創氏は凄いと、改めて思う。
時空を超えた普遍的な人間模様が描けてるのだ。(現在のエルサレムをめぐる確執的ものまでも…)
127話だけ見ても、この作品を未読な人には何のこっちゃ全然わからないとは思うが、何となく凄みは感じられるはず。人間の感情の交錯が。2020/9/29
―――
10/12 NHK総合 私のアニメ語り 第4回「進撃の巨人」:
漫画もアニメも大好き!
2010~2020年代の大傑作だと思っとります。2020/10/19
「進撃の巨人」第4(ファイナル)シーズン開始は12月だ!2020/10/19
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『進撃の巨人』60話を語る前に(1)
エルディア人。巨人化できる特異な血をもつ。
主人公エレン達がいたパラディ島だけでなく、大陸の超大国マーレにもいる。
前者は「壁の中」、後者は「壁の外」。
前者では、知性ある巨人9体中のトップ「始祖の巨人」が統治。人々は洗脳され、外の世界を知らなかった。2020/12/7
『進撃の巨人』60話を語る前に(2)
マーレ人はエルディア人を侮蔑し差別しつつも恐れ、彼らの力を利用。戦争では最前線に立たせ、或いは知性なき巨人にして兵器として用い、他国を凌駕する軍事力の基盤にしてきた。
マーレのエルディア人はパラディ島の同胞を自分達を見捨てた残虐な悪魔として恨んでた。2020/12/7
『進撃の巨人』60話を語る前に(3)
マーレの力は、知性ある巨人9体のうち8体を持ったことによる。
しかし巨人万能時代からの変化を感じる中、「進撃」が行方不明に。
最大の力持つ「始祖」奪還の為パラディ島に侵攻するも、逆に「超大型」「女型」を失う。
軍事力低下とみた他国との間で戦争が始まる。2020/12/7
『進撃の巨人』60話を語る前に(3)……についての追記:
マーレが、巨人9体のうち「進撃」を具体的にどう扱ってたのかは、読解力不足のせいか、じつはイマイチよくわからないのだ。
ただ、自国にいるだろうとの認識でいたのに、まさかパルディ島内にいたとは……といったところだろうか。2020/12/7
『進撃の巨人』60話を語る前に(4)
知性ある巨人と、60話時点でのその保持者:
・「始祖」「進撃」…エレン
・「超大型」…アルミン(直前はベルトルト)
・「鎧」…ライナー
・「女型」…アニ
・「獣」…ジーク
・「顎」…ポルコ・ガリアード(直前はユミル)
・「車力」…ピーク
・「戦槌」…タイバー家2020/12/7
『進撃の巨人』60話粗筋:
マーレと他国との戦場。エルディア人は前線で容赦なく戦わされてた。
そこには訓練兵として、強気で生意気な少女ガビと少年ファルコも。
ガビは、戦局打開の為捨て身作戦を実行。次いで鎧/獣/顎/車力らが参入。戦争には勝つが、彼ら巨人の限界をも世界に晒してしまうことに。2020/12/7
『進撃の巨人』60話解説:
「鎧」ライナーはエレンの旧友。「獣」ジークはエレンの異母兄。
ガビとファルコは今後重要なキャラに。(ちなみにコルトはファルコの兄。)マーレ人の隊長マガトもだ…。
内容は原作漫画23巻。ここからが、この作品の真骨頂だと私は思ってる。
OPもそれを表してる感がする。2020/12/7
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『進撃の巨人』61話:
4年に渡る戦争が終結。
マーレの上層部はジークの提案で、通常兵器開発に力を入れ、同時にパラディ島への再攻撃も決定。
島の脅威を大々的に世界に伝えることに。
ガビ/ファルコ/コルト/ライナ―/ポルコ/ピーク/ジークらは故郷レべリオに戻り家族と再会。
負傷兵の中にエレンも?2020/12/14
ジークの命はあと1年未。コルトが後継ぐ?
レベリオで展開される温かな家族愛。ガビとライナーは親戚なので集まって祝う。
ライナーはパラディ島からの帰還後、母親曰く「別人みたいになった」と。その通り彼の言葉の節々には複雑なものが…。
島の脅威の宣伝は、「戦槌」持つタイバー家が担う。2020/12/14
マーレのエルディア人支配は巧妙。
エルディア人にプライバシーはなく、反逆が認められれば知性なき巨人兵器に。
知性ある巨人になる者とその一族は、名誉マーレ人として好待遇に。
罪を背負う民としての責務から逃げたパラディ島の同胞は悪魔、自分達が受ける理不尽は全て彼らが原因と、洗脳してる。2020/12/14
『進撃の巨人』の世界での兵器の進化とは、端的に言えば「航空機の発達」ということに。
空から来られると、巨人の力など意味がなくなるということだ。
リアル社会における、第1次~第2次世界大戦に移る過程を見ているかのようだ。2020/12/14
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『進撃の巨人』62話:
過去を回想し、心を裂かれ自殺寸前にまで追い込まれるライナーと、彼の地に潜入したエレンの前には、かつての彼らと同年齢の子供達が…。
イナー/ベルトルト/アニらは少年兵だった。
「始祖奪還計画」としてエレンのいた地に巨人兵器として送り込まれ、任務と感情に翻弄され…。2020/12/21
ライナー/ベルトルト/アニ/ピーク/マルセルポルコ兄弟は同期。巨人兵器の候補だった。巨人を継承すると「名誉マーレ人」となる。
マーレ人の父とエルディア人の母との間に生まれたライナーは、母の願い通り父と暮らす為「名誉マーレ人」を目指すが、意識は高くても6人のうちで最も実力不足だった。2020/12/21
しかしライナーは巨人を継承した。弟を巨人にしたくなかったからそう操作したとマルセルが後に語る…。
パラディ島に入ったのは、ライナー/ベルトルト/アニ/マルセルの4人。だがマルセルがいきなり知性なき巨人(ユミル)に食われ、3人は絶望の淵に。それでも「故郷に帰る為」任務を全うする決意をする。2020/12/21
『進撃の巨人』62話:
壁を破られ殺されてく側から語られてきた物語が、壁を破った側から語られる。
破った側も、実は常に殺されかねない側にいて、巨人の力を得ても13年しか生きられず、「名誉マーレ人」と煽られても差別の壁から逃れることはできず。
少年ファルコは、知らずそうした双方と接する。2020/12/21
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『進撃の巨人』63話:
マーレ国の影の支配者でもあり、内外に影響力もつ、特権的エルディア人一族タイバー家。その現当主ヴィリーが、マーレ軍のマガトを手を組み、世界から「パラディ島作戦」への賛
同を得る為、エルディア人収容区の中で各国要人を集めることに。
当日は祭り。ライナ―はエレンと再会。2020/12/29
エルディア人は、身体の特異能力と、帝国を築いてた頃の横暴の歴史から、世界中から嫌われてる。マーレでは生存権と利用価値を与えられてるだけマシらしい。
ただし「戦槌」持つタイバー家だけは別格。歴史的経緯もあって敬われ、私兵まで持ち優雅に暮らしてきた。しかし時代が彼らを表舞台に引き出す。2020/12/29
レべリオに各国要人が入ると、出店が開かれ祭りに。楽しむガビやファルコ達を、ライナーは複雑な目で見守る。
レべリオに潜入したエレンは、何も知らないファルコを利用。手紙を出させ、ライナーも連れて来させる。
エレンは精神を病んだ老人と会う。それが自分の父方の祖父だと気づいただろうか?2020/12/29
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「人気コミック『進撃の巨人』2021年4月9日に連載完結、最終巻は6月9日発売!」:
私の感想としては、21世紀の大傑作には『鋼の錬金術師』と『進撃の巨人』がある。
理由は、どちらもその社会性の高さだ!
2021/1/5
私が最高レベルの作品と評する『進撃の巨人』のアニメ版(最終章)を見れてることと、私が理屈なしで愛でてる『おそ松さん』のアニメを見れてること……。
そういう点では今、幸せともいえる。(略)2021/1/5
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『進撃の巨人』64話:
4年ぶりに地下で再会したエレンとライナー。その緊張の場に居合わせられるファルコ。
彼らの上でヴィリーが演説。マーレ軍中枢、各国大使や全世界のメディアなどが集まった前で。
ヴィリーは100年前の真実を、真の世界の危機を語り、世界の賛同を得る。そこに巨人化したエレンが!2021/1/11
ヴィリーが語った歴史と真実:
巨人の力を使って世界を蹂躙し続けたかつてのエルディア帝国。ついには巨人同士の殺し合い(巨人大戦)にまで至る。
そうした戦争を終わらせ世界に平和をもたらせたのは、マーレの英雄へ―ロスでもタイバー家でもなく、「始祖の巨人」持つフリッツ家のカールだと。2021/1/11/
同胞の犯した罪を悔い、平和を願ったカール・フリッツは、パラディ島に出来る限りの同胞を集め、超大型巨人を並べて築いた三重の壁の中に閉じ籠る。
報復あれば滅びるのみという「不戦の契り」のもとで。
そうした平和思想をエレンが破り、超大型巨人を使って世界を壊す可能性大だと、ヴィリーは叫ぶ。2021/1/11/
フリッツ家(現レイス家)から「始祖の巨人」を奪ったのはエレンの父。次いでエレンがそれを引き継ぐ。
フリッツ家の血を引かないエレンには、本来の「始祖」の力は使えないが、脅威であることに違いないのだ。
その通り、パラディ島への宣戦布告を告げたヴィリーの宣言後、エレンが巨人化して宣戦布告!2021/1/11/
エレンはライナーに「お前と同じだよ」と。
経験と行為がだ。しかし行動原理は違う。
ライナーは当時子供。敵を悪魔だと思い込まされてた少年兵だった。だから後になって強い罪の意識を持ったのだ。
しかし今のエレンは大人。相手が同じ人間との認識のもとで、罪の意識をも抑えて目的を果たそうとする。2021/1/11/
エレンの目的とは?
母を殺され、同胞を殺されてきた拭い去れない怒り?そのことに対する報復?
パラディ島に残る同胞を標的にされた怒りと自衛?2021/1/11/
エレンとライナーの緊迫した会話を聞いて唖然とし、さらには「平和への反逆者、その名はエレン・イエーガー!」とのヴィリーの言葉に、とことん打ちのめされるファルコ。
自分がエレンに騙され利用されてきたことを知るのだ!
さらに憧れのライナーが、罪の意識の苛まれ、のたうつ姿をも見つことに…。2021/1/11/
『進撃の巨人』64話:
ヴィリーの演説をバックに、この作品の多重構造――「正義」「平和」「世界を守ること」「自分達を守ること」等の複雑さ――を思いっきり提示。
更に今まで蹂躙されてきた側が、蹂躙する側に回る転機となってる。
絵やBGM等での演出効果により、原作漫画より高揚する内容となってる。2021/1/11/
他、注目点。今後活躍する人が出ている。
・東洋のヒィズル国のアズマビト家のキヨミ(63話~)。惨劇を察知してか現場から去る。
・ピークとポルコを拉致した軍人の正体→イェレナ♀。
他、パラディ島の真の脅威とは、超大型巨人群(今は壁となってる)が動く「地鳴らし」であることをヴィリーは語る。2021/1/11/
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『進撃の巨人』65話:
演説中のヴィリーを食べ、世界各国の人々や女子供含めた多くの同胞を殺戮するエレン=「進撃の巨人」の前に、ヴィリーの妹=「戦鎚の巨人」が。
マガトは軍を指揮し、立体機動装置付けて現れたミカサやリヴァイらパラディ島の面々と市街戦を。
ガビは、友人&知人を殺され憎悪の塊に。2021/1/19
冒頭はアニメオリジナル。ヴィリーと彼の家族が描かれる。
良き父、良き夫として、子供達には何も言わず永遠の別れを…。
彼は自分を餌にし、演説の場に居合わせる罪なき人々をも犠牲にする覚悟をマガトに告げる。パラディ島の脅威を世界に知らせる為に。
今ではなく未来の、祖国と同胞の安寧を願って。2021/1/19
自分の死後を見すえたヴィリーは、マガトに軍の指揮権を取らせるために、現軍幹部をあえて危険な場所に配置するよう指示。
狙い通り彼らは全滅。マガトは全指揮権を得る…。
このマガト、他のマーレ人同様エルディア人に差別的な言動をするものの、それはあくまで立場的なもの。実はごく良識ある人物。2021/1/19
暴れるエレンの前に現れた「戦鎚の巨人」。
様々な武器を巨大サイズで作れる。ヴィリーの妹ラーラが操る。
巨人を操る人間は、通常巨人のうなじに潜むが、この「戦鎚」だけは違う場所にいる。
本来は「始祖の巨人」を取り戻す為エレンを食べるのが目的だった? だが恨みからか彼女はエレン抹殺に動く。2021/1/19
ピークとポルコは、聡いピークの機転で、拘束場所から脱出。
そこでピークは、パラディ島で聞いた「立体起動装置」の音に気付く…。
エレンが暴れたのを機に、リヴァイ/ミカサ/ジャン/サシャ/コニーら、パラディ島にいるはずの調査兵団が、立体起動装置を付けて現れたのだ。
そしてマーレ軍と市街戦。2021/1/19
ミカサは「戦鎚」との戦いに苦戦するエレンを助けるが、同時に民間人を大量虐殺した彼の行動を責める。
ジャンも、民間人をも攻撃対象とする仲間のフロックを責める。
このフロック、アニメ55話で瀕死のエルヴィンを担いできた人。
視野狭く思慮は足りず、○○信者として今後のストーリーに大きく絡む。2021/1/19
エレンはラーラの居場所を発見し、彼女を取り上げ食べようとするが、ポルコ=「顎の巨人」に阻まれる。
しかしポルコは調査兵団に囲まれ、巨人の自分が殺されかねない状況にパニックとなる。
ポルコはユミルの記憶を受け継いでるので、調査兵団や立体起動装置や最強兵士リヴァイについては知ってるはず。2021/1/19
ガビは、かつてのエレンだった!
突如現れた巨人。凄まじい破壊。無惨に殺されゆく人々。そして彼女の友人達も知人も殺される…。
知人を殺したのはサシャ。戦闘員を狙撃してたが、門兵にすぎない軍属?をも知らず手にかけてしまう。
ガビはサシャの顔をはっきりと見る。そして激しい憎悪にかられ…。2021/1/19
『進撃の巨人』65話:
4期から制作会社が変わったので絵の雰囲気は違ってしまったが、それでも非常に高い作画レベルは保持されてる。
立体起動装置の描写は凄い!
今より未来を選択した者と、ある意味過剰防衛的行為に走る者達との間で、今生きる罪なき人々が殺されゆく状況。
更に憎悪が憎悪を生み…。2021/1/19
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『進撃の巨人』66話:
「戦槌」ラーラ&「顎」ポルコ&「車力」ピーク+支援部隊&「獣」ジーク &マガト率いるマーレ軍
VS
「進撃+始祖」エレン&「超大型」アルミン&パラディ島の調査兵団(立体起動装置付けた戦闘要員&飛行船搭乗の回収要員)
…エレンの残虐!
ガビとファルコは「鎧」ライナーを呼ぶ!2021/1/26
66話登場の、パラディ島から来た調査兵団についての詳細:
戦闘要員→リヴァイ/ミカサ/ジャン/サシャ/コニー/フロック 他……。
(アッカーマン一族であるリヴァイとミカサは、最も能力が高い)
回収要員→ハンジ、他。調査兵団以外の人(オニャンコポン)もいる。この人のことについては後にわかる。2021/1/26
粗筋の詳細(1)
ポルコの危機に駆けつけたピークとジーク。しかし調査兵団によって2人は倒される。(ピークの支援部隊も全滅)
港に駆けつけたマーレ軍はアルミンが殲滅。
水晶に覆われたラーラを捕らえてたエレンは、ポルコを捕まえ、「顎」の頑丈な歯を使って水晶を割り、ラーラを食べ「戦槌」奪う。2021/1/26
粗筋の詳細(2)
エレン巨人化の際、ライナーは一部巨人化してファルコを守るが、生きる気力を失ってたため仮死状態に。
ファルコはガビと共にマガトの保護下に。2人はラーラに続きエレンに食べられようとしてたポルコを救うため、ライナーの名を叫び続ける。
そして漸くライナーは、エレンの前に立つ!2021/1/26
粗筋の詳細(追加):
飛行船に乗ったハンジは、調査兵団の回収に現場に来る。港破壊後のアルミンも途中から乗船してた。
ピークは、ファルコとガビに助け出されるが、瀕死。
ポルコはこの回では饒舌。いわば状況説明役だった。
立体起動装置は、新バージョンになっている。2021/1/26
こんな所にも人間性が!
ファルコを見て「ケガをしてないか」と心配するマガト。
ピークと支援部隊との絆。
ピークを守ろうとジャンの前に立ちはだかるファルコ。それ見て的を外すジャン。
心に傷を負ったライナーを気遣うファルコ。
ファルコとガビのライナーへの絶対的信頼。それに応えるライナー。2021/1/26
『進撃の巨人』66話:
全編「残虐なるエレン」。ポルコの絶叫の中で「顎」の歯を使ってラーラの生身の体を粉砕し、その血を飲むシーンは最も…。
港一帯を壊滅させたアルミンや、ピークの支援部隊を調査兵団が殺すシーンは惨く、完全に善悪逆転。
そんな中でガビは昔のエレン。憎悪の塊となっている。2021/1/26
―――
漫画『進撃の巨人』33巻読書感想:
次回が最終巻となる内容であり、現在放映中のアニメのネタバレになるだろうから簡単に…。
エレンはジークの力借り、どんな説得にも耳を貸さず、“地鳴らし”継続!
世界は恐怖に包まれ、人々は死ぬ。
一方、かつての敵味方を超え結束し、彼を抑えようとする者達も!
2021/1/28
ハンジが…(涙)。
ヒストリアは産気づく…。
“地鳴らし”を食い止めようと、「超大型」アルミン、「鎧」ライナー、「車力」ピークが…。
「女型」アニと「顎」ファルコは、羽根の生えた(空を飛ぶ)巨人を出現させようと…。2021/1/28
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『進撃の巨人』67話:
エレンVSライナー⇒双方共消耗の為即END。それでもライナーはポルコを奪還。
その後飛行船が調査兵団員達を回収。エレンもだが、中で待ってたのは仲間達からの冷たい目。
ガビは、兵団員1人を殺し飛行船に突入し、サシャを射殺。
ファルコと共に捕らわれた彼女の前には、ジークが。2021/2/2
飛行船の中は、幾つかのグループに分かれてる。
(A)ジークとエレンの異母兄弟/イェレナ(←64話でピークとポルコを拘束した女性)
(B)ハンジ/リヴァイ/ミカサ/アルミン/ジャン/サシャ/コニーら調査兵団
(c)フロックら調査兵団
……(A)と(B)は、敵対に近い緊張関係に。
(C)は偏狭なナショナリズムに熱狂。2021/2/2
エレンをミカサが確保し、調査兵団は撤退開始。
飛行船からアルミンがエレンに手を差し伸べた時、深い断絶が互いの瞳に。
更に飛行船に入ったエレンを、リヴァイは蹴りあげる。
ファルコを使って出した手紙に今回の計画が書かれてたらしいが、相当に自己中なものであったことがハンジの言葉で語られる。2021/2/2
イェレナ。彼女が、3年前パラディ島に渡って行方不明になったマーレ軍部隊の中にいて、更にジークの信奉者であったことを、ピークは思い出しマガトに語る…。
イェレナの計画では、ジークとエレンを連れ帰る為、ピークとポルコを拘束(しかし途中で逃げられる)
そもそもジークはマーレを裏切ってた!2021/2/2
世界がパラディ島に総攻撃をしかけてくるまでの時間を稼ぐ。その為に行ったエレンら兄弟側のやり方は、皆の同意を得てないものだった。
それに調査兵団は巻き込まれ、対人殺傷を、特にアルミンは大量殺戮をせざるをえず、リヴァイは憎いジークに振り回されざるをえず…。
犠牲者は想定外の事態で増え…。2021/2/2
フロックらは勝利だとして熱狂。一方ジャンは沈む…。
漸く島に戻れると思ってたところで、サシャが撃たれる。
犯人は、兵団員1人を殺し飛行船に乗り込んで来たガビ。
彼女と、共に来たファルコをフロックらは締め上げるが、ジャンは2人を殺すことはできなかった。
代わりにジークのもとへ連れていく。2021/2/2
大切なコミュニティを破壊され、大切な人達を無残な形で殺されたガビは、「パラディ島の悪魔」殲滅のため飛行船へ。
一方ファルコは、エレンとライナーとの会話から複雑な状況を理解。しかしガビを止めることはできない。
ならばと「ガビを救え」とのライナーの言葉に従い、彼女と行動を共にしたのだ。2021/2/2
ガビとファルコはジークの裏切りに愕然とし、ジークとリヴァイは激しく対峙。
ハンジはエレンに「君は我々を信頼し、我々は君への信頼を失った」と。
ジークは、「始祖」エレンと、王家の血を引く自分が揃ったのだから犠牲は仕方なかったと。
そんな中、サシャの死が告げられる。
余りに大きな犠牲!2021/2/2
『進撃の巨人』67話:
食い意地張っててギャク担当要員?だったサシャの死。
何が、誰が、彼女を殺した?
直接殺したのはガビだが、果たして彼女を責められるのか?
ジャンはエレンを責めてたが…。
憎悪の連鎖はなおも続くのか!
また、信頼してた者から裏切られたガビとファルコの絶望も聞こえる…。2021/2/2
追記:
リヴァイがジークを激しく憎むのは、巨人になったジークが以前調査兵団を、リヴァイの部下達を殺しまくったからである。
仲間の犠牲者らをフロック達は「英霊」と呼び、勝利を祝ってた。サシャが撃たれる前だったが…。
サシャの死に、いつもは冷静なミカサまでもが取り乱してた…。2021/2/2
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『進撃の巨人』68話:
パラディ島は3年前、反マーレ義勇兵達を受け入れ、マーレ含む全世界の情報や、世界水準の武器や技術を学ぶ。
彼らは言う、パラディ島を守るには「地鳴らし」。その為にはジーク&エレン兄弟が必要だと。
エレンの暴走で2人は島に回収。だがかつての殺戮者ジークへの不信消えず…。2021/2/9
粗筋の詳細(1)
エレンとジーク回収のためにマーレ国で大量虐殺をし、仲間のサシャを失って傷心のアルミンは、かつてパラディ島で自分と同じことをして囚われ、壊すことができない水晶の中で長らく仮死状態?にあるアニに対し、進言か共感を求めるかのように語りかける。
(そこから物語は始まる)2021/2/9
粗筋の詳細(2)
3年前、パラディ島調査に来たマーレ軍内部にいた反マーレ義勇兵・イェレナとオニャンコポンは、本国政府を裏切りパラディ側につき、ジークの考えに基づくエルディア人救済を説く。
しかし〔獣の巨人〕ジークは、かつてパラディ島内で甚大な人的被害をもたらしたとして、反発は強かった。2021/2/9
粗筋の詳細(3)
ジークは言う、島を救うには「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」が必要だと。
それは、壁の中にいる相当数の巨人達で「地鳴らし」起こして世界を脅す為とエレンは言う。
思い出したのだ。「無垢な巨人」と化したジークの母(王家の血筋)との接触時に「始祖」の力が発揮されたことを。2021/2/9
粗筋の詳細(4)
反発あっても、イェレナ達のもつ最新技術なしでは、島に次々襲来するマーレ軍を抑えることはできなかった…。
島の人間にとって、外の世界の進歩した技術や知識は驚きであり、学ぶべきものだった。
人間の多様性も知り、そうであっても、互いに話し合えばわかるとの希望も出てきたが…。2021/2/9
粗筋の詳細(5)
しかし結果として、エレンの暴走で和平など不可能な事態に。
イェレナの計画通り「始祖の巨人」と「王家の血を引く巨人」は入ったが、ジークとエレンは別々に監禁され、ジークに従う義勇兵は拘束…。
ジークは警戒され信用されてない。
アルミンにはエレンが分からなくなってきていた。2021/2/9
オニャンコポンの名台詞:
サシャから肌の色を聞かれ→
「俺達を作った奴はこう考えた。色んな奴がいた方が面白いってな。君達「ユミルの民」も同じさ。俺達は求められたから存在する」
「(自分達を創ったのは)始祖ユミルに力を与えた存在。神だよ。そう考える奴がいる。考えるだけなら自由だろ?」2021/2/9
ニコロ。パラディ島で捕虜になったマーレ軍兵士。料理の達人ゆえ今は就労許可をもって島で料理人として働いてる。
食い意地張ったサシャに美味しい料理を提供し続けた。
サシャを愛してた…。
コニーも。サシャと双子のようだったと…。
サシャの両親とサシャに助けられた少女も墓地に。
皆悲しむ…。2021/2/9
『進撃の巨人』68話:
知識や情報を学ぶ期間は楽しかった。
分かり合えるのではとの希望も芽生えてた。
しかし表れたのは、悲しみや絶望、不信や疑念。
そんな中でも、同胞を守る為に進まないといけない…。
希望はあるとの描写も。
オニャンコポンの言う「神」や、ニコロとサシャの両親との握手に…。2021/2/9